ファイルを閉じる際もショートカットが便利です。開きっぱなしだと作業効率が落ちることもあると思いますし、退社時には「ファイルをすべて閉じてシャットダウン」などが義務になっている会社も多いと思います。毎日確実に発生する作業のスピードを速めることで、快適で効率的に過ごすことができます。
ファイル/タブをすぐに閉じるショートカットの紹介 「Ctrl」+「W」,「Alt」+「F4」違いや使い分け方も説明します
2種類のショートカットがありますのでまずは1つでも使えるようにしておくと便利です。
結論的にブラウザをよく使う方は「Ctrl」+「W」を、ファイルでの仕事などが多い方は「Alt」+「F4」を先に覚えると良いと思います。
現在のファイル/タブを閉じるCtrl+W
カンタン度★★★★
使える度★★★★
ファイルを閉じるショートカットとして一般的に認識されています。
Word・Excel・PowerPoint・ブラウザに共通して使えるショートカットです。現在開いているファイルを閉じます。
ブラウザの場合はタブを閉じます。複数のページを並行してみる場合、タブにいろいろなサイトが開かれっぱなしになるケースがあると思いますが、これらを閉じる際に便利です。
Excelファイルも閉じることが出来ますが、複数開いた後、Ctrl+Wで閉じ続けて、最後のファイルを閉じようとしても、Excelそのものは開いたままです。Word・Excel・PowerPointそのものを完全に閉じることはできないです。
今開いているファイルを閉じるAlt+F4
カンタン度★★★★
使える度★★★★
Word・Excel・PowerPoint・Outlook・ブラウザに共通して使えるショートカットです。現在開いているファイルを閉じます。
「Alt」+「F4」で今開いているファイルを閉じます。ブラウザの場合、ブラウザそのものを閉じるので複数タブを開いていても、一つしか開いていなくてもすべて閉じてしまいます。
Word・Excel・PowerPoint・Outlookについては今開いているファイルを閉じるため、Ctrl+Wと同じように使えますが、例えばExcelで2ファイル開いている場合、「Alt+F4」1回で1つのファイルを閉じ、もう一度「Alt」+「F4」を押すとExcelそのものも閉じることが出来ます。「
「Ctrl」+「W」と「Alt」+「F4」違いと使い分け方について
以下の表にまとめました。
アプリケーション | Ctrl+W | Alt+F4 | 違い |
ブラウザ | 〇 | 〇 | Alt+F4だとブラウザそのものを閉じる |
Word・Excel・PowerPoint | 〇 | 〇 | Ctrl+Wだとアプリケーションそのものを閉じることが出来ない |
Outlook | 〇 | Ctrl+Wが使えない |
ブラウザを閉じる場合は「Ctrl」+「W」でも可能ですが、Excelなどのアプリを完全に閉じることが出来ない点と、Outlookでは機能しないところが弱点です。
「Alt」+「F4」はすべての場面で使えますが、ブラウザの「タブだけ」を閉じたいということはできないです。両方を使い分けることがベストですが、ブラウザを主に使うかたは「Ctrl」+「W」から、ファイルの作成やメールチェックなどが頻繁なかたは「Alt」+「F4」を先に使って覚えていくのが便利だと思います。
1つの仕事が終わったらファイル間をAlt+Tabで移動しAlt+F4などで閉じることでさらに効率があがります
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