【米国株】センチネルワン Sentinel one NYSE:S IPO目論見書 S-1まとめ

米国株IPO目論見書S-1/F-1

Sentinel oneはクラウドベースでサイバーセキュリティを提供する企業です。IPO目論見書S-1をまとめました。

本記事は情報の整理を目的としており、投資・その他の行動を勧誘する目的で作成したものではございません。投資の判断はご自身の意思と決定でお願いします。本記事の内容は主にIPO目論見書S-1をもとに作成していますが、翻訳における誤りや、具体的解釈の内容についての保証は致しかねます。

  1. センチネルワン Sentinel one NYSE:S IPO目論見書 S-1まとめ 
    1. センチネルワン リアルタイムチャート
    2. 日本での取り扱い証券会社:(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)
    3. 上場予定日はいつ?株価は? センチネルワン:SのIPO公募価格、上場初値は?(公開価格:26-29ドル➡32ドル➡35ドル) (上場初値:46ドル)上場市場:NYSE 上場日:6月30日
    4. 引受幹事企業:モルガンスタンレーなど
    5. 経営者:トマー・ワインガーテン 38歳
    6. 売上・利益
    7. 何をしている会社?→サイバーセキュリティの会社
    8. 市場機会
    9. 商品・サービス
    10. 顧客 大小4,700社だが、ARR3%以上の顧客はおらず分散されている
    11. 収益モデル
    12. 競合 クラウドストライク・マカフィー・パロアルトネットワークスなど
    13. 補足:クラウドストライクvsセンチネルワンの比較
  2. リスク要因 Risk factor
    1. リスク要因① プラットフォームの利用可能性に影響を与えるような障害やその他の事業の中断は、当社の顧客関係や事業全体に悪影響を及ぼすリスク
    2. リスク要因② ネットワークまたはデータ・セキュリティ上の事故が業績に悪影響を及ぼすリスク
    3. リスク要因③ チャネル・パートナーやアライアンス・パートナーとの関係性リスク、販売リスク
    4. リスク要因④ 1~3年契約のサブスクリプションの為新規事業の不況または好転は当社の経営成績にすぐには反映されない
    5. リスク要因⑤ COVID-19関連の影響リスク
    6. S-1をみて、個人的に気になった点

センチネルワン Sentinel one NYSE:S IPO目論見書 S-1まとめ 

  • サイバーセキュリティ企業。現代のインフラの中核となる柱、「データ」と、「情報」を保存、処理、共有するシステムをサイバー攻撃から保護し、安全を確保する。
  • AIを搭載したシンギュラリティプラットフォームを提供
  • 競合:CRWDクラウドストライク

センチネルワン リアルタイムチャート

日本での取り扱い証券会社:(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)

SBI証券(6/30~取り扱いあり)

楽天証券(6/30~取り扱いあり)

マネックス証券(6/30~取り扱いあり)

DMM 株 (DMMドットコム証券)(不明)

リンクから口座開設できます。

必ずしもすべての証券会社が気になる銘柄を取り扱うわけでは無いです。複数の口座を持っておくことで、心配は減ります。

上場予定日はいつ?株価は? センチネルワン:SのIPO公募価格、上場初値は?(公開価格:26-29ドル➡32ドル➡35ドル) (上場初値:46ドル)上場市場:NYSE 上場日:6月30日

35ドルで値決めです。

上場後初値は46ドルでした。

引受幹事企業:モルガンスタンレーなど

引受幹事
  • モルガンスタンレー
  • ゴールドマンサックス
  • バンクオブアメリカセキュリティズ
  • ウエルズファーゴ
  • UBS
  • ジェフェリーズ

などです

経営者:トマー・ワインガーテン 38歳

トマー・ワインガーテン 取締役会会長、社長、最高経営責任者、および取締役

  • 共同創業者
  • 2013年1月の創業以来、最高経営責任者および取締役会のメンバー
  • 2018年11月~社長
  • 2021年3月~取締役会会長
  • 2007年5月~2012年12月 消費者のリアルタイムな洞察を提供するテクノロジー企業であるToluna Holdings Limitedで、製品担当副社長などを務める
  • Toluna Holdings Limitedへは、以前に共同設立したスタートアップ企業であるDpollsの買収に伴い入社
  • Carambola Media Ltd.を共同設立、2011年5月~2012年5月まで最高技術責任者を務める。
  • 2005年3月から2007年4月まで、イスラエルで情報・知識管理システムを提供するMckit Systems Ltd.で様々な役割を担う

デビッド・ベルンハルト 最高財務責任者

  • 2020年9月~最高財務責任者
  • 2011年7月~2020年9月 教育テクノロジー企業であるChegg, Inc.において、財務担当副社長および主計責任者などを務める
  • 2009 年 5 月~ 2013 年 8 月 データ分析ソフトウェア企業である Palantir Technologies Inc.の財務担当副社長および顧問を務める
  • サンタクララ大学でファイナンスのB.S.C.を取得

売上・利益

Sentinel one S-1より

NRR=ネットリテンションレート=既存顧客ベースの売り上げ維持・拡大が出来ています。

顧客満足度に関してもGartner Peer Insights=外部調査の結果97%が満足を得たと回答しています。

Sentinel one S-1より
Sentinel one S-1よりデータ使用
Sentinel one S-1よりデータ使用

だいたい1年間で売上が2倍になっています。解約の少ないサブスクリプションでの販売がほぼすべての為、顧客の増加やアップグレードに伴い、売り上げは各Qごとに右肩上がりで伸び続けている。と読み取れます。

費用について、セールス&マーケティング費用はほぼ売上と同等で増やし続けています。

Sentinel one S-1よりデータ使用
Sentinel one S-1よりデータ使用

ARR(現在の売上をもとに、将来予定される売上)は2021年度で+96%の成長です。

※ARRはサブスクリプション銘柄のS-1でほぼ必ず書かれる指標で、一般に解約が起こりづらいサブスクリプションにおいて、「想定される未来の売上」についてもカウントした場合の指標で、既に確定した売上ではないです。

何をしている会社?→サイバーセキュリティの会社

エンドポイント保護(EPP)=Endpoint Protection

エンドポイントでの検出・応答(EDR)=Endpoint Detection and Response を行っています

エンドポイントとは、端点、終点、末端などの意味を持つ英単語。ITの分野では、通信ネットワークの末端に接続された機器や端末、あるいは利用者が直に触れて操作する機器などを指すことが多い。…

エンドポイント(endpoint)とは – IT用語辞典 e-Words

エンドポイントを含めたサイバーセキュリティの防御を真に自律的なものにするために、AIを搭載した世界初のXDR(Extended Detection and Response)プラットフォームを開発しています。

攻撃者は1回の成功を狙ってくることに対し、防御側のセキュリティは1回も失敗できないため、より学習効率の高いAIなどによる進化が求められるようで、それを提供するのがセンチネルワンのサービスです。

市場機会

サイバー攻撃は世界のあらゆる場所で日常的に発生しています。これまでの防御方法では対応できなくなっています。人間が生成したシグネチャを利用した従来のアンチウイルスは、効果がないことが判明しているにもかかわらず、最も広く導入されているセキュリティ技術です。人力によるエンドポイント検出・応答(EDR)は、人間が検出・応答要員となる代替手段として登場しました。このアプローチでは、「1-10-60」ルールが提唱されました。このルールでは、達成可能なサイバーセキュリティの最良の結果は、攻撃の検知に1分、調査に10分、対応に60分を上限としています。最近のランサムウェアの攻撃では、組織に侵入し、データを流出させ、完全にシャットダウンさせるのに必要な時間はわずか数ミリ秒であることが証明されています。従来のアンチウイルスと人力EDRの問題点は、どちらも指数関数的に増加するサイバー脅威を防御するために、人間の直線的な努力に頼っていることです。これでは、銃撃戦にナイフを持ち込むようなものです。

Sentinel one S-1より翻訳、引用

IDCによると、今日のソリューションが対応するアドレス可能な市場は、2024年に402億ドルに達すると予想され、2021年から2024年の間に11.9%の複合年間成長率(CAGR)で成長します。

今日のアドレス可能な市場は

  • 企業エンドポイントセキュリティ。2021年には97億ドルの市場であり、2024年には120億ドルに成長することが予測されます。
  • サイバーセキュリティ分析、インテリジェンス、応答、およびオーケストレーション。2021年には131億ドルの市場であり、2024年には171億ドルに成長することが予測されます。
  •  IT運用管理。2021年には59億ドルの市場であり、2024年には111億ドルに成長することが予測されます。

商品・サービス

デモの様子です。ファイルを開いたときに脅威を検出しています。

Sentinel oneのホームページでも予防~脅威への攻撃までの様子を示しています。

センチネルワンの提供するプラットフォームである「シンギュラリティ・プラットフォーム」を導入することで、顧客は3年間で353%の投資収益率を得ることができ、フォレスター・コンサルティングが実施した2020年のトータル・エコノミック・インパクト調査によると、投資回収期間は3ヶ月以内となっています。

AIを搭載したシンギュラリティプラットフォームは、XDRを定義し提供します。

XDR は、EDR (Endpoint Detection and Response)や、NDR (Network Detection and Response)といった Detection(検知)&Response(対応)の製品群の発展形として位置づけされています。

監視する対象を示す XDR の Xは、『何でも、全ての』という意味があります。EDRのようにエンドポイントのみを監視するのではなく、広大かつ複雑に広がる情報システム全てを監視対象として含めます。

XDRとは | ジェイズ・コミュニケーション (jscom.jp)

センチネルワンのAIモデルは、高い精度、実用性、および自律性を備えています。

センチネルワンの分散型AIモデルは、すべてのエンドポイントとすべてのクラウドワークロード上でローカルに実行されるだけでなく、クラウドプラットフォーム上でも実行されます。

静的モデルとベクトルに依存しないビヘイビアAIモデルは、エンドポイント上で動作し、デバイスがクラウドに接続されていない場合でも、お客様を保護します。

クラウド上では、ストリーミングAIが、複数のデータフィードを相関させたときに表面化する異常を検出します。さらに、シンギュラリティプラットフォームは、企業のデジタル資産を1つのコンソールで可視化し、アナリストがペタバイト級のデータを簡単かつ迅速に検索して、インシデントの調査や脅威の追跡を行うことができます。

顧客 大小4,700社だが、ARR3%以上の顧客はおらず分散されている

センチネルワンのシンギュラリティ・プラットフォームは幅広い業界のあらゆる規模の組織でグローバルに使用できます。

2021年4月30日現在、当社の顧客数は4,700社を超え、2020年4月30日現在の2,700社以上から増加しています。

サイバーセキュリティに対するセンチネルワンのAIと自動化によるアプローチは、世界最大規模で最も要求の厳しい組織に採用されています。

2021年4月30日現在、顧客には、Fortune 10のうち3社、Fortune 500のうち37社、Global 2000のうち66社が含まれています。

2021年4月30日時点で、フォーチュン10社の顧客のすべて、フォーチュン500社の顧客37社のうち25社、グローバル2000社の顧客66社のうち43社が、10万米ドル以上のARRを生み出しています。また、2021年4月30日現在、センチネルワンのARRの3%以上を占める単一のエンドユーザーはいません。

米国外のARR:2020年度27%、2021年度28%、2020年2月~4月 27%、2021年2月~4月 32%

ARRが10万ドル以上の顧客:2021年4月 277社、2020年4月 122社

ARRが100万ドル以上の顧客:2021年4月 17社、2020年4月 6社

収益モデル

サブスクリプション収入が実質的に全てです。

新規顧客の獲得と既存顧客のアップグレードにより収益が拡大します。

競合 クラウドストライク・マカフィー・パロアルトネットワークスなど

競合他社および潜在的な競合他社として具体的に以下の企業を挙げています。

  • CrowdStrike Holdings, Inc.やVMware, Inc.などのエンドポイント・セキュリティ・プロバイダー
  • McAfee Corp.、Symantec(Broadcom, Inc.の子会社)、Microsoft Corporationなどの主要なアンチウイルス・プロバイダー。
  • Palo Alto Networks, Inc.など、幅広いソリューションを提供する一般的なネットワークセキュリティ製品およびサービスのプロバイダー。

補足:クラウドストライクvsセンチネルワンの比較

以下はS-1には記載の内容ではないですがTwitterでクラウドストライクとの競争について語られていたので一部追記します。

現在のマーケットリーダーはクラウドストライクです。

ちょうど今のセンチネルワンの売上など、各指標が3年前の数字と似ている、という話がありました。

以下はクラウドストライクのS-1(2019年1月時点)の資料です。

ちょうど3年前、クラウドストライクのARR $170Mである(センチネルワンは現在$161Mとほぼ同水準)など、共通点が多いようです。

商品の比較はそれぞれのホームページでなされています。

クラウドストライクVSセンチネルワン に関する比較

Sentinel Oneのホームページではクラウドストライクとの比較が示されています。

クラウドストライクのホームページでもSentinel Oneについて比較していました。※2021年9月時点では比較はなくなっていました。

比較というのはかなり言葉を抑えた表現なのですが、ストレートに言うとバチバチやりあっているように見えますので、しっかり競合していると思ってよいかと思います。

会社発信ではないものとしては、こちらのサイトでも比較や好意的意見・批判的意見などを書いてありますが、いずれも満足度のスコアは高いように見えました。

リスク要因 Risk factor

リスク要因にはいろいろなことが書かれていますが、個人的に気になった点をいくつか抜き出して記載します。競合要因が気になりましたが、既に記載したのでそれ以外を記載します。

リスク要因① プラットフォームの利用可能性に影響を与えるような障害やその他の事業の中断は、当社の顧客関係や事業全体に悪影響を及ぼすリスク

プラットフォームは、Amazon Web Services(AWS)を通じて提供されています。

センチネルワンのソフトウェアおよびシステムは、AWSが提供するコンピューティング、ストレージ機能、帯域幅、およびその他のサービスを利用するように設計されており、現在、クラウドサービスのインフラはAWS上で実行されています。

これまでも経験してきましたが、今後も様々な要因によりサービスの中断、遅延、停止が発生する可能性があります。

容量の制約は、技術的な障害、自然災害、不正行為、セキュリティ攻撃など、さまざまな原因で発生する可能性があります。また、AWSが提供するサービスレベルや、そのサービスの定期的または長期的な中断は、センチネルワンのプラットフォームの利用やお客様の満足度に影響を与え、ビジネスや評判を損なう可能性があります。また、顧客数の増加に伴い、ホスティングコストが増加し、当社の事業、経営成績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

リスク要因② ネットワークまたはデータ・セキュリティ上の事故が業績に悪影響を及ぼすリスク

近年、企業は継続的にネットワークに対する様々な攻撃を受けています。

従来型のコンピュータ「ハッカー」、悪意のあるコード(ウイルスやワームなど)、フィッシング詐欺、従業員の窃盗や不正使用、サービス妨害攻撃、洗練された国家および国家に支援されたアクターなどが侵入や攻撃を行い、当社の社内ネットワークやクラウドに展開された製品、およびそれらが保存・処理する情報にリスクをもたらします。

サイバーセキュリティ企業は特に激しい攻撃に直面しています。センチネルワンはセキュリティ対策を実施していますが、外部の者の行為、従業員の過失、悪意、これらの複合的な行為などにより、当社のネットワークやシステムが侵害される可能性があります。

また、攻撃や実際の、あるいは潜在的なセキュリティ侵害や脅威を特定したり、それらに対処することが困難になったり、遅れたりする可能性があります。当社のデータ・セキュリティの侵害または当社のプラットフォームに対する攻撃は、当社のネットワークまたは当社のプラットフォームによって保護されている顧客のネットワークに影響を与え、システムの中断または減速を引き起こし、センチネルワンのネットワークまたは顧客のネットワークに保存されている情報への悪意のある第三者のアクセスを可能にし、その結果、データの公開、改ざん、紛失、または盗難が発生し、罰金などの責任を負わせ、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

リスク要因③ チャネル・パートナーやアライアンス・パートナーとの関係性リスク、販売リスク

売上の大部分は、リセラー、ディストリビューター、MSP、MSSP、MDR、OEM、IR企業などのチャネル・パートナーを通じて達成されており、予見可能な将来にわたって収益の大部分をチャネル・パートナーから得続けるものと期待しています。(センチネルワンの営業➡最終顧客への直接の販売ではない、ということです。)

チャネルパートナーは、2020年度および2021年度の当社収益のそれぞれ92%および96%を占めています。

また、2020年4月30日に終了した3ヵ月間および2021年4月30日に終了した3ヵ月間において、の収益の95%および91%をチャネル・パートナーがそれぞれ生み出しました。

2020年度および2021年度、ならびに2020年4月30日および2021年4月30日に終了した3ヵ月間における当社の2大チャネルパートナーは、Exclusive NetworksとSHI International Corp.でした。

リスク要因④ 1~3年契約のサブスクリプションの為新規事業の不況または好転は当社の経営成績にすぐには反映されない

通常、顧客からの収益を、通常1年から3年であるサブスクリプションの期間にわたって均等に認識します。

その結果、各期間に報告する収益の大部分は、前の期間に締結した契約に関連する繰延収益の認識に起因しています。したがって、ある期間における新規販売または更新の増減は、その期間の収益にすぐには反映されませんが将来の収益に影響を及ぼします。

リスク要因⑤ COVID-19関連の影響リスク

COVID-19の蔓延状況によってリスクが書かれていますが、COVID-19が業績や顧客獲得にポジティブ影響が大きかった企業と考えられるため、以下の部分が恩恵を得た裏年として直近厳しくなるリスクを感じました。

シェルターインプレイスの義務の結果として多くの職場がますます分散する性質があるため、COVID-19のパンデミックの間、サイバーセキュリティソリューションの需要が高まっています。その結果、COVID-19のパンデミックの結果として、センチネルワンの事業はプラスの影響を経験しており、今後も経験する可能性があります。

さらに、出張の減少、一部のポジションの採用の延期、顧客および従業員のイベントの仮想化またはキャンセルにより、特定の営業費用の伸びが鈍化しています。しかし、ワクチンが広く利用可能になり、人々がオフィスや他の職場に戻り始め、パンデミックの影響が次第に減少すると、COVID-19パンデミックのビジネスへのプラスの影響が遅くなるか減少する可能性があります。

S-1をみて、個人的に気になった点

SaaSらしくすごく売上、ARRを伸ばしている、勢いのある企業でした。

プラットフォームについてはこのS-1を見るだけではよくわからなかったですが、他のサイトなどを見る限り概ね使用者の評判は良いと言って良いようです。これからも今まで同様の成長を続けられるのか、サイバーセキュリティ分野でのシェア獲得が出来るのかを決算を通じて確認していきたいと思いました。

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