Excelでセルを選ぶとき、マウスを使っている方はスピードを大きく、大きく改善できます。
Excelにおいてマウスで特定のセルやアイコンをクリックすることによる時間の消耗についてコピー&ペーストとショートカットについて書いた最初の記事で述べました。そもそものセル選択をする前のセルの移動を行う際にスクローラーやマウスを使っていてはとんでもなく時間を消耗します。これについては「知っている」か「知っていないか」だけで難しい操作ではないですので、まずはやり方を知って、使って、操作に慣れてください。
当ブログではすぐに試せるだけの情報を書いています。まず使ってみてください。使わないことの危険性は最後にちょっと書いておきます。
Excel パソコン超便利なショートカット 大きな表でも一気に下まで飛んでセル選択・移動できる「Ctrl」+↓、→
「Ctrl」+「↓」(「▼」という表示などもあります)でデータの入っている一番下側のセルまで一気に飛びます。言葉では説明しづらいので、実際に表を使用します。
Excel ショートカットでスムースなセル選択・移動「Ctrl」+「↓」【簡単で早いので、スクロールは不要になります】
簡単度 ★★★★
使える度 ★★★★★
下の様なExcelで仮にA1~A1001までまとめて選択などをしたい、あるいはこのデータの一番下であるA1001セルを見たいというときに便利です。
画面右側のスクロールバーを選んでも何とか下まで選べるが時間がかかる・・・
こういったときにやるべきなのが、セルA1を選択した後に、「Ctrl」+「↓」を行うことです。
一気にA1001のセルまで移動します。同様に「Ctrl」+「←」,「↑」,「→」でも一気に移動します。
これで今回のポイントは概ね終わりです。あとは感覚的にやっていけば概ねトラブルなく使用できるのですが、一気に移動する際のルールは後ほど簡単に紹介します。
「Ctrl」+「Shift]+「↓」「→」でひとまとまりに選択可能。ここまでは出来るようにしてください。
「Ctrl」+「↓」 データのあるセルに移動
「Shift」+「↓」 セルを選択
これらを組み合わせた「Ctrl+Shift+↓」をよく使うと思います。
セルを選択しながら表の端まで飛んでいきます。大きな表であってもデータが連続していれば、
「Ctrl+Shift+↓」~「Ctrl+Shift+→」(実際はCtrl+Shiftは押したまま↓・→の順に押すことになります)をすることでまとめて1表を選択できます。(1,000行×1,000列であっても、数秒で選択できます)
これが今回一番大事です。
「Ctrl」+「↓」で空白セルを一気に飛ばす 途中で途切れている表でも気にせず使ってOK
思ったセルに飛ばないということがないよう、一応どのように飛ぶのかを整理しました。
まず
①A1を選択した状態から始めます。
②Ctrl+↓を押すと、A2(すぐ下のデータ・文字の入っているセル)
③次にもう一度Ctrl+↓でA901(連続してデータ・文字の入っている最後のセル)
④さらにもう一度Ctrl+↓でA911
⑤5回目でAの1001まで移動します
⑥この時点でここから先にデータはないのですが、もう一度Ctrl+↓を押すと、Excelの最下部まで飛んでいきます。
誤って10万行目などまで行ってしまっても、Ctrl+↑でデータのあるセルまで一気に戻れる
これも割と使う事例ですが、誤って空白のセルの最下部まで行ってしまったときなどもスクローラーは必要なく、Ctrl+↑でデータのある行まで一瞬で戻ってきます。
※Ctrl+「Homeキー」でA1セルに戻ってもいいです。
ショートカット・ExcelやPCの基礎的での注意。特に仕事で使用頻度の高い人は「知って」「使う」が速くなる秘訣
営業担当などはITの知識がなくとも経験と段取りで何とかしようという意識の人も居るかと思いますが、ちょっとその感覚は生産性を上げる上では厳しいです。営業やサラリーマンでなくてもかなりもったいないと思います。たとえ話と実話をひとつづつ紹介します。
最後の話はギクっとされた方もいるかもしれませんが、私も営業部署を何か所も経験していますが、約2~3割がCさん、Dさんです。ギクッとされた方はちょっとめんどくさそうでも新たなITデバイスやアプリ、ショートカットでも何でもいいのでまずはしばらく試してみる!という姿勢が良いと思います。
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