【米国株決算】DRVN ドリブン・ブランズ 2021年1Q決算まとめ

米国株決算

2021年4月27日に発表されたドリブン・ブランズの決算資料、決算プレゼンテーション資料を超カンタンにまとめています。

本記事は決算資料・決算プレゼンテーションの情報を整理する目的で作成しています。

DRVN ドリブン・ブランズ2021年1Q決算 まとめ 決算発表日:4月28日 

2021年の1Q 3月期 決算内容について記載していきます。

ドリブンブランズとは?車関連のフランチャイジーを行う企業。

ドリブンブランズは車のメンテナンス、洗車、衝突(板金)などを行う地域の車屋をフランチャイズする会社です。詳しくは以下記事ご参照ください

業績について。EPS、売上、2021年度ガイダンスEPS、売上すべてクリア。

Driven Brands Holdings Inc. Reports First Quarter Results | Driven Brands
Driven Brands Holdings Inc. Reports First Quarter Results | Driven Brands

EPS、売上、ガイダンス共に良い「良い決算」でした。

じっちゃま

5月6日ライブより

今回決算良かった。1回目のミスについてどう捉えるかの質問。

許すという立場もあると思うが、1回目をミスしているので、2回続いてから乗りたいというのでもいいと思う。せっかちな人は出動していいが、石橋を叩いて渡る人はもう1回待っても遅くない。

2021年1Q

EPS予想6¢ 結果19¢

売上予想2.91億ドル 結果3.29億ドル(前年+82.9%)

2021年度EPS予想 52¢ 新ガイダンス65¢

売上予想12.6億ドル 新ガイダンス13億ドル

しっかりしたガイダンスになっていると思う。

Driven Brands Holdings Inc. Reports First Quarter Results | Driven Brands

SAME STORE SALESで既存店売り上げについてセグメント別に記載しています。

既存店で+20%前後の成長をしており、フランチャイズ効果はあると言えそうです。

減っているのは塗装・衝突&ガラス関係の既存店でこれは事故数自体が減っているためではないかと思われます。

トータルの既存店成長率が+0.5%ですが、最も売り上げのボリュームの大きい塗装、衝突&ガラス関係がマイナスになっている影響を受け、その他の成長分とほぼ相殺したためです。

また、洗車に該当する店舗であるICWG(インターナショナル・カーウォッシュ・グループ)の買収については既存店としての比較を1年間しない、ということが書かれています。

目論見書では、地域のオーナーたちがドリブン・ブランズに加入し、システムを活用することで既存店ベースでの売上は4.2%伸びるという見込みでしたが、+0.5%の増加です。

もし、今後車の使用が増え、売り上げの約半分を占める衝突関連が仮に既存店成長率±0%に収まれば、数字上はこの見込みは達成されそうです。

2021年通年ガイダンス

  • 売上高:約13億米ドル
  • 調整後EBITDA:約3億500万ドル
  • 調整後1株当たり利益:約0.65ドル
  • 全セグメントにおいて既存店売上高がプラス成長

店舗ごとの成長としては、

  • メンテナンス:80~90店舗増 フランチャイズ店と直営店がほぼ同数ずつ成長
  • カーウォッシュ 洗車:20-30店舗増 主に直営店
  • ペイント・コリジョン・ガラス 60-70店舗増:フランチャイズ店の成長が牽引

COVID-19で外出が減っていたので少し厳しい状況だった前回の決算から転じてあらゆる点においてよいガイダンスと捉えています。

じっちゃま
じっちゃま

3月12日じっちゃまライブにて

DRVN ドリブン・ブランズー決算カンファレンスコール聞いたが気に入らなかったのが既存店売上前年▲4%。IPOロードショーのときに既存店前年クリアはラクショー、街の修理工場を買収してちょっと手を入れればもともと効率経営をしていないのでプラスにできる。

じっちゃま
じっちゃま

3月12日じっちゃまライブにて(つづき)

マーケティングのダイレクトメールを打てばトラフィックが増えるという説明だったが、今回の決算発表では既存店が前年同期比▲3.4%。とりわけボディショップ(塗装・衝突・ガラス)を扱う既存店売上高が▲7.3%。ボロボロ。

じっちゃま
じっちゃま

3月12日じっちゃまライブにて(さらにつづき)

なぜこんなに悪かったかというと新型コロナで道路が混雑しておらず交通事故が減ったという説明でごもっともだが決算を締めたのが12月、マネージメントがロードショーに出たのが1月。ロードショーに出た時点で決算は閉まっていて、塗装の既存店前年比較が悪かったなら、なぜ株を買うまえ、ロードショーのときに教えてくれなかった、裏切られた、というわだかまりが残る。

もちろんボディショップの売り上げが凹んだのは一時的で、ワクチンを打って今後人が街に出れば前年比は改善するのはわかっているが、何が問題としているかというと、この会社のガイダンスは甘っちょろい。主幹事の指導がなっていないのでは。バンクオブアメリカの引受部長は同僚でありボスのグレッグのドリブンの経営に対するツメが甘かったのではと思っている。僕はこの会社まだ許してないよ。

今回がIPO後2回目の決算なので、個人的には決算が良くてもある程度シビアな見方も必要なのかなとは思いました。

2021年2Q決算発表はいつ?

決算発表予定日の調べ方は以下記事でご確認ください。

正式な決算日は企業のホームページ(IR情報)などが一番正確です。

個人的にはマネックス証券の米国株決算カレンダーが見やすいかなと思っています。

コメント