【米国株決算】FB フェイスブック 2021年1Q決算まとめ

2021年4月28日に発表されたフェイスブックの決算資料、決算プレゼンテーション資料を超カンタンにまとめています。

後ほど少し付け加えるかもしれません。

【米国株決算】FB フェイスブック　2021年1Q決算　まとめ

【米国株決算】FB フェイスブック　2021年1Q決算　まとめ

2021年の1Q　3月期　決算内容について記載していきます。

今週はGAFAM+TSLAの決算がありました。

これら6企業の決算を前にした広瀬隆雄さんのコメント通り28日現在アマゾンを残して他はすべて良い決算。最後にアマゾンの決算発表を控える状況です。

じっちゃま

4月24日ライブにて

今週決算発表する銘柄はこんな感じ。基本今回もすべての銘柄が良い決算を出してくるのではと思う。前回はこの企業の中で決算を取りこぼしたのはテスラだけ。

2021年１QではEPS、売上クリア。良い決算。

$FB
2021年1Q
EPS予想2.37ドル　結果3.3ドル
売上予想23.67B　結果26.17B
良い決算　時間外+6% pic.twitter.com/zjw37p7GIC
— 𝐓@投資勉強中 (@dangerousteee) April 29, 2021

EPS、売上共にコンセンサスを上回る「良い決算」でした。

2021年第1四半期の広告収入の伸びは、前年同期比で広告単価が30％、広告配信数が12％増加したことにより、好調に推移しました。
これは、広告単価が前年同期比で30％増加したことと、広告配信数が12％増加したことによるものです。
2021年の残りの期間においても、広告収入の成長は主に価格によってもたらされると予想しています。
FB-03.31.2021 – Exhibit 99.1 (q4cdn.com)　CEO Outlook Commentaryより

DAUsデイリーアクティブユーザー18.8億人、月間アクティブユーザー　MAUsは28.5億人　フェイスブックの利用者推移

FB Earnings Presentation Q1 2021 (q4cdn.com)より

DAUs（デイリーアクティブユーザー）18.8億人（前年同期+8%）

MAUs（月間アクティブユーザー）28.5億人（前年+10%）

いずれも成長しています。

DAUs　MAUsとは？

DAUｓ（Daily Active Users） MAUs（Monthly Active Users）の略です
1日/月間のアクティブユーザー（ほとんどログインしないユーザーを除く、実質的なユーザー数）を示します

ARPU　フェイスブック利用者あたり売上推移

売り上げを分解するにあたりもう一つの指標がARPUになりますが、こちらはグラフに示されるすべての地域で20年１Qを上回っています。

全世界では約+33%の成長をしています。

ARPUとは？

ARPUとは（Average Revenue Per User）の略です。
ユーザーあたりの平均売り上げを示します。

DAP、MAP、ARPP（Instagramなどを含む、すべての利用者と一人当たり売上）はさらに増加

「ファミリー製品」と呼ばれるFacebook、Instagram、Messenger、WhatsApp（フェイスブック以外も含めたサービストータルを使う人という項目です。

ファミリーのデイリーアクティブピープル（DAP）…27億2,000万人、前年同期+15%

ファミリー・マンスリー・アクティブ・ピープル（MAP）…34億5,000万人、前年同期+15％

ARPPファミリー製品含めた1顧客あたり売上…7.75ドル　前年同期+28.5%の成長をしています。

2021年２Q（4~6月）以降　売上・EPSガイダンスはなし。今後の見通しについては2Qは伸長、3・4Qは成長鈍化

以下のような記述があり、２Qはパンデミックの苦戦の裏年のため好調、３Q以降は苦戦（＝大幅な成長鈍化）することが書かれています。

2021年第2四半期の前年同期比の総収入の成長率は、第1四半期の成長率と比較して、横ばいまたはわずかに加速すると予想しています。
※これは、2020年第2四半期にパンデミックの影響で成長が鈍化したためです。
2021年第3四半期および第4四半期の総売上高の成長率は、前四半期比で大幅に低下する見込みです。
FB-03.31.2021 – Exhibit 99.1 (q4cdn.com)　CEO Outlook Commentaryより

2020年の３Q売上前年比は122.1%、4Q前年比は131.1%と高いためその裏年での大幅な成長は難しいという意味と捉えます。

iOS 14.5へのアップデートは、第2四半期から影響が出始めると予想していますが、これは、規制やプラットフォームの変更による広告ターゲティングの逆風が2021年も続くと予想しています。これは第2四半期から影響が出始めると予想していますが、これは見通しに織り込み済みです。
FB-03.31.2021 – Exhibit 99.1 (q4cdn.com)　CEO Outlook Commentaryより

アップルが導入間近のデータトラッキング規制「App Tracking Transparency」の詳細をさらに公開 | TechCrunch Japan

端的に言うと「iPhoneを使っているとアプリごとにデータを利用していいですか？という確認が出る」仕様が追加されるという理解をしています。

敢えて聞かれると嫌だという人も増え、そうなると広告がターゲットを定める上であまり宜しくないことかと思っています。

ただしこれについては見通しに含めているというコメントです。