米国株で配当金について過去の状況を調べたり、未来の支払予定・見込み日を調べたり、一覧性をもってグラフ化してみてみたいということはすべて無料のサイトで確認が出来ます。英語がわからなくてもできるよう操作方法とセットで紹介します。
米国株の配当金を知るときに便利な無料サイト 過去の配当金は?いつ支払われる?
過去の配当金や支払いの見込みを知りたいときに使える無料サイトの紹介です。
それぞれ見え方が違うのでお好みのものを使うと良いと思います。
1.Nasdaq.com 過去の配当が見やすい
Nasdaq.comのDividend Hisoryで過去の配当金を一覧で見ることが出来ます。
1.ティッカー名を入力→選択
2.下の方に出てきます。
過去の配当が一目瞭然にわかります。
ちなみにこのアップルの例で言うと減っているように見えますが、2020年8月に1:4の株式分割を行ったためです。
EX-DIVIDEND DATE…配当落ち日(配当権利確定日の翌日)
配当を受け取るにはこの日の前日までに約定している必要があります。
RECORD DATE…権利確定日 この日に株を保有している人が配当を受ける権利を持ちます
PAYMENT DATE…支払日 アメリカで支払われる日と日本で支払われる日が異なる点はご注意ください。日本での支払いは現地の翌日扱いになります。
2.dividend.com 配当に特化したサイト。支払いの見込み日も。
dividend.comも便利なサイトです。
配当の予定日などが分かります。
1.虫眼鏡のアイコンをクリック(タップ)
2.こちらもティッカーを入力→選択してください。
3.Payout Historyのタブを選択すると
4.過去の配当の支払い履歴が見られます。
5.Overviewのタブ選択で
6.次回支払い見込み日Next Estimated Pay Dateも確認できます。(あくまで見込み、という認識です)
Investing.com 日本語版もあり使い勝手よい
Investing.com日本語版でも同様の流れです。
1.ティッカーを入力
2.チャート上部のFinancialsタブ→Dividendsを選択
3.過去の配当内容が表示されます。
macrotrends グラフ化されて見やすい
macrotrendsのstock reserchからも検索できます。
1.ティッカー(ここではAAPL) dividend で検索→Dividend Yield Historyを選択
2.スクロールすると
・株価
・1株当たり配当金額
・配当利回り
がグラフ化されます。
※こちらのAAPLの配当については分割を今のところ考慮していないようです。(2021年2月確認時点)グラフを出すことが目的なのでそうなっているものと思います。
株数×配当金が支払われる。 配当について注意したい点1
配当については株数×配当金という形で支払われます。
つまり、配当金が変わらなければ株価の増減は支払われる金額には影響しません。
一方、株価が上がり、配当金が変わらないということは配当利回り(配当金÷持っている株の現在価格)は落ちます。逆に株価が下がり配当金が変わらなければ配当利回りは上がります。
増配、減配もあり得る 配当について注意したい点2
連続増配の株などが取りだたされますが、「減配」もあり得ますし「増配」もあり得ます。
配当は企業の利益を株主に還元する方法なので企業がもうけを増やせなかったり配当に関する考え方を変えたりすると減配や無配といったこともあり得ます。
連続増配○○年!と聞くと購入時点で株数×配当金額を皮算用してしまいそうになりますが、あくまで現時点の目安でしかなく将来はわからないという点は気を付けたほうが良いです。
権利確定日に持っている必要がある 配当について注意したい点3
権利確定日に株を持っている必要があり、これは注文を出したということとは異なります。
個人的には確定日直前にいそいそと売り買いをするのではなく普段から所有しておいたり、あまり1回の配当について
Yeild=年間の配当利回り。その日にもらえる割合ではない 配当について注意したい点4
これが良くわかっていなかったのですが、「Yield」とは「その日時点の株価から算出する年間の配当利回り」になり、その日に支払われる率では全くないです。
恥ずかしながら私は最初勘違いしていましたので書き加えておきます。
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