2021年6月29日のじっちゃまライブです。
本記事は情報の整理を目的としており、特定の銘柄や取引を推奨する目的はございません。投資にはリスクを伴いますので、自己責任でお願いします。
かなり言葉を省略しています。細かいニュアンスは動画を確認ください。
- じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
- Q&A
- TDW タイドウォーター
- テーパリングが行われるとVTIは
- ディフェンシブ株、今買っていい?
- MRK メルク
- GDRX グッドアールエックス
- LYFT リフト
- EURN ユーロナブ
- MRNA モデルナ
- AAPL アップル、AMZN アマゾン
- 7月の相場について
- NCNO エヌシーノ
- 原油株の今後の見立て
- 金融株について
- 逆指値はつかう?
- ドル/円
- CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズライン
- U ユニティ
- SFTW ブラックスカイ
- BIIB バイオジェン
- ビットコイン
- INTC インテル
- IBB 薬品ETF
- ABNB エアビー&ビー
- BABA アリババ
- 過去のEPS、ガイダンスがコンセンサス予想をうわまわっているか確認したい。
- SKEW指数について
- AFRM アファーム
- OXM オクスフォードインダストリーズ
- HMY ハーモニー
- ZI ズームインフォ
- RPRX ロイヤリティファーマ
- MQ マルケタ
- DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー
- BNTX バイオンテック、MRNA モデルナ 今後も継続して接種する必要性について
- EB イベントブライト
- RIDE ローズタウンモーターズ
- VOO
- VIH バクト
- NIO ニオ、XPEV シャオペン
- CAT キャタピラー
- ベアマーケットに対する心構え
- 薬品株に妙味とは、ヘルスケア全体も対象?
- LLY イーライリリー
- QQQ、VYMの積み立ては?
- ブルームバーグターミナル使ってる?
- DKNG ドラフトキングス
- RBLX ロブロックス
- GENI ジーニアススポーツ
- 長期金利の下落は景気が想定よりも良くならないことを織り込んでいる?利上げの引き締めペースが緩まる可能性もある?
- 国債にお金が流こむなら株価は下がるのでは?
- 金利が上がり始めたらU ユニティ、AFRM アファーム、PLTR パランティア、JMIA ジャミア売られるリスクある?
- BIGC ビッグコマース
- アークイノベーションETFにゲノムが増えた
- SEER シアー 、BLI バークレーライツ
- 9月までにZM ズームビデオやOKTA オクタもポジション落とすべき?
- ULCC フロンティア航空
- ジャクソンホール前の雇用統計やCPIは注意が必要?
- VMEO ヴィメオ
- OLO オーロー
- DLO ディローカル
- SWN サウスウエスタンエナジー
- ABBV アッヴィ
- 薬品株おススメは➡BMY ブリストルマイヤーズ
- AI シースリーエーアイ
- TSM 台湾セミコンダクター
- 医薬品について
- CVS ヘルス ANTM アンセム
- 8月末以降もVTI,QQQはホールドOK?
- ARK引き際は?
- インフレ率と期待インフレ率
- TSLA テスラ
- ADBE アドビ
- CPIで重要なのは?
- XOM エクソンモービル
- RF リージョンズファイナンシャル
- AZEK アゼクカンパニー
- TTD トレードデスク
- FVRR ファイバー
- MGNI マグナイト
- NVDA エヌビディア
- CRWD クラウドストライク
- DRVN ドリブン・ブランズ
- ボーナス余っていたらVTIはすぐ買うべき?
- FORM フォームファクター
- ボーナスで出動のタイミングは?
- 製薬会社でおススメは
- S&P500 2021年は3%上昇という考えは変わらず?
- 一般投資家がコア・サテライトで投資している場合、広瀬さんの出口戦略は?
- PFE ファイザー
- SPCE ヴァージン・ギャラクティック
- 今年のIPO一番のおススメは?
- SPG サイモンプロパティズ
- RVLV リボルブ
- MGMリゾーツ
- PII ポラリス
- PATH ユーアイパス
- ZM ズームビデオ、SQ スクエア、PYPL ペイパル、CRWD クラウドストライク、DOCU ドキュサイン 秋までに処分?
- 10年債利回りが低いというのはどのくらいの水準?
- EPSは前年比だけでなく異なる四半期で成長している必要はあ??
- MRNA モデルナ、BNTX バイオンテック、NVAX ノババックス年内保有OK?
- HOL、VACQ
- 大麻株
- CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズライン 長期保有は?
- 社債ETF LQD USIG
- ICOR
- QRVO コルボ
- DOCS ドクシミティ
- WFC ウエルスファーゴ
- BAC バンクオブアメリカ
- ビットコインETFについて
- チャート分析の際50日移動平均線を見る理由は?
- RBLX ロブロックス
- 今一番旬な銘柄は?AMZN アマゾン SHOP ショッピファイ BIGCビッグコマース
- MO アルトリア
- TGH テックステイナー
- BTC ビットコイン
- ヘッジファンドがポートフォリオに債券を組み入れる基準は
- OKTA オクタ
- DAL デルタ航空
- BTI ブリティッシュアメリカンタバコ
- PM フィリップモリス
- MO アルトリア
- たばこ関連株
- ASO アカデミー
- VTI、VOO、QQQ
- FB フェイスブック、MSFT マイクロソフト、AAPL アップル、AMZN アマゾン 決算良ければ9月もホールド
- ジュリアンロバートソンについて
- COIN コインベース
- 薬価引き下げ圧力はRPRX ロイヤリティファーマに影響は?
- UPST アップスタート
- HA ハワイアン航空
- XPO
じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
勉強というか基本的な話をしようかと思っている。
株式と債券の違いってわかります?どこが違うか。
債券と株式の違い
債券も株式も人様からお金を借りる行為に他ならない。
しかし、債券は借りたお金を返さなければならない、返済に関する取り決めがある。
株式の場合、返済に対する取り決めはない、永遠に借りていていいということ。
債券にはいろんな種類があって、償還期限が短いもの(短期債)から長いものまである。ものすごく短期の借金はオーバーナイトですよね。でも、それよか長い1か月物、3か月物、1年物、2年物、3年、5年、10年、20年、30年、そういう風にお金を返さなければならないタイミングがいろいろ種類を設定することが出来る。
株式と債券の違いは何なのか。
実は債券の償還期限の延長上、10年、20年、30年という風に伸ばしていって、最後永遠に返さなくていいものが概念的には株式と考えることもできるとをまず言いたい。
これがどうして大事かというと、僕よく株式の投資家の皆さんに債券の動き注意してみてください、と言いますよね。だけれども債権にはいろんな種類があってどの債権を見ればいいのかわからない。
その時に思い出してほしいのは、一番株式にとって関係あるのは株式のすぐお隣さんの債券かな、ということを思い出してください。
1か月、3か月、1年、2年、3年、5年、10年、20年、30年…の延長線上に株式があるのだから、株式のお隣さんは例えば30年債、あるいは20年債、あるいは10年債あたりの長期債が株式のお隣さんなのであって、短期債ではない。
だから僕が参考にしているのは10年債利回りとかを普段は見ています。
では今アメリカの10年債利回りはどのくらいの利回りかというと、1.48%くらい。これは非常に低い。
債券の価格と債券の利回りについてもおさらいしたい。債券は普通PARと呼ばれる値段(額面100)で発行される。その債権にクーポンと呼ばれる利子みたいなものがついている。でも債券の価格は株式と一緒で上がったり下がったりする。そうすると100、つまりPARで発行された債券が人気になって、101、102、103…と価格がどんどん上がっていったとする。そうするとクーポン=もらえる利子が一定だとしたら、利回り(クーポン/債券価格)はどうなるかというと、分母の債券価格が大きくなるということは、利回りは逆に小さくなるということ。
今アメリカの10年債は1.48~1.49%と歴史的に低い水準だが、逆の見方をすると債券価格は買われている、ということを意味する。
利回りが2%、3%、4%、5%、6%と、どんどん上昇している状況というのは、債券価格は下落している、債券は嫌気されている、売られている。
債券や株式が高利回りであるということの意味
利回りが高いというのは、諸刃の刃というか良いこともあるけれども悪いこともある。
良いことは利回りが良いという、魅力。しかし、そのコインの裏側、表裏一体のリスクは、なぜ利回りが高いのかを考えるといくつかのリスクがある。1つは世の中がインフレになるということで、債券が売られている、というインフレリスク。もう1つは債権を出している人が借金を踏み倒すのでは、という信用リスク。その2つの兼ね合いでもって、利回りが高くなっているケースが多い、ということ。
たとえばサラ金というか高利貸しが悪いと思われている理由はなぜかというと、リスキーだから。どういう人が高利貸しからお金を借りなければいけなくなるかというと、普通の経路でお金を借りられなくなるから、つまりお金を借りようとしている本人の信用の度合いが低いので、そういう胡散臭い貸し手にお金を借りなければいけなくなる。そのように利回り、金利と借り手の信用度は密接な関係があります。
株式で高配当株をみんなが考えるとき、僕は基本的には高配当、高利回り株は良い投資対象だと思います。しかし、気をつけなければいけないのはなぜ高配当なのかということに関して、少し考える必要がある。ある銘柄に投資する前にチャートを見て、ダダダダダと滝みたいに右肩下がりのチャートだったら何か深刻に悪いことがあって、それで株価が売られていて、その関係で配当利回りが良く見えるというケースがある。これは気を付ける必要がある。
株式の配当のスイートスポットは配当利回りで3-5%のレンジに入っていることが凄くアトラクティブ、魅力のある配当利回り。
だけれども配当利回りが6%、7%、8%と高くなるとリスクの方が大きくなると思う。実際アメリカでは配当利回り8%を超える株式は1、倒産する 2、無配転落する リスクがあると一般に理解されている。利回り7%とか8%の株に手を出さないでください。
債券とローンの違い。
債券の話に戻ると、債券とローンはどう違うと思いますか。
債券(Bond)とローン(融資)の違い。
「債券」と「債権」があるが「債券」はbondという英語になり、「債権」はobligation、義務、つまり返済義務という概念になる。
bondは譲渡性があり、他の人に転売することが出来る。obligationは譲渡できなくないが、最初からそのようにデザインされていないので譲渡の事務手続きは難しい。
つまり、ローンというのはobligationに近いが、もともと転売を前提に造られた金融商品ではない。単に借金だから。債券は初めから流通市場があるということを想定してデザインされた金融商品である(譲渡性がある)ということが違い。
債権と投資銀行。ゴールドマンサックスの成り立ち、投資銀行の得意分野について
それに関してはものすごく古い歴史があって、もともとのオリジナルな債権は、借用書所、英語でいうとIOU。私はあなたにお金をちょっと借りています。と借用証書を書くのがIOU。そこから発展して債権というものになっていったが、昔(100年前とか)はお店で洋服を買うとき、お金が無い場合、クレジットカードが無いので、IOUで一筆書いて「この商品を持って帰るけれども、月給が入ったらお金を持っていきます」というツケで買うシナリオがある。お店の人は商品は売れて無くなったが、紙切れが手元にある状態。不安な状態。あるいは売り子、店員に給料を払えない。当座のやりくりが難しくなる。working capital 運転資金、というものを融通しようという業者が出てくる。
たとえばゴールドマンサックスはマーカスゴールドマンという人が始めた会社だが、最初はドイツからアメリカに移民してきて、フィラデルフィアで落ち着いて、最初は背広の仕立て屋か呉服屋か忘れたがアパレル関係だった。ニューヨークに来てウォールストリートの北にある通りをパインストリートというが、そのパインストリートの奥はごちゃごちゃしたところで仕立て屋とかがたくさんあった。
マーカスゴールドマンは仕立て屋なので洋服はわかる。だから、洋服を売っている人たちのやりくりはカツカツ、きつい。だから毎日パインストリートを行ったり来たりして、呉服屋の親父に挨拶をして、借用証書がいっぱいあるのでは?と聞く。
そうすると、IOUがつみあがっているが、キャッシュにできなくて困っている、という呉服屋の親父に対し、マーカスゴールドマンはそのIOUを私にください。その代わりキャッシュをあげます。だけれども額面100ではなく、90とか、85とか割り引く。100は渡せないがとりっぱぐれ分も考慮して85なら借用証書を全部引き取る、という形で商売をやった。
呉服屋は服を作って売らないと商品がないが、マーカスゴールドマンはお金そのものが商品になるということに気付いた。借用証書をディスカウントで買うという商売を始めた。ゴールドマンのルーツはそういう事。
同じようなことをやったのが、リーマン。リーマンはもともとアラバマ州モービルという港町にドイツから移民で来て、川の上流にアラバマ州モンゴメリーという街があるが、そこにアラバマ州の綿花(コットン)の集積場になっていて、そこにコットンが集まってくるが、リーマンはコットンのディーラーとしてキャリアを始めた。その後にニューヨークに進出して、コットンの商い、資金の融通とかゴールドマンと似たようなことをやって大きくなった、という歴史がある。
なんでこんな話をするか、リーマンもゴールドマンもルーツは商業で、コマーシャルペーパー(略してCP)と呼ばれる企業が発行する短期での借用証書(手形)が彼らの得意中の得意だった。
株式のディーリングルームや債券のディーリングルームがあるが、ゴールドマンやリーマンは債券部の中でもCP(コマーシャルペーパー)にひじょうに強かったということ。
なぜCPに強いことが重要か。株の話にここから入るが、呉服屋の親父の説明で分かるように、今月の資金繰りなど、短期の資金繰りに商売人は困っている。コマーシャルペーパーというのも、ごく短期。今月、来月など。コマーシャルペーパーのディーラーをやるということは企業の経営内容、健全性にデイリーベース(日ごと)で会社とコンタクトし、窓口はCEOやCFOではなく、経理部長、経理課長といった低い立場の人とのコンタクト。その代わり偉くない担当者と、毎日毎日コンタクトしている。それはリレーションシップとしては重要でかけがえのないリレーション。
そういった価値で実業界とのパイプを彼らは作っていった。
たとえばアメリカで有名な百貨店、メイシーズがあるが、メイシーズはリーマンとゴールドマンがメインバンク。エイブラハム&ストラウス(A&S)、シアーズローバックとか、FWウルワーズといった小売業はゴールドマンとリーマンが総なめしていた。とりわけ、シアーズローバックという会社は通販で全米にカタログでモノを売るビジネスモデルだった。今日でいうアマゾンのビジネスモデルに酷似している。アマゾンとシアーズローバックの違いは何か。ともにディストリビューションセンターがあり、USPS=郵便局を使いものを配達していた。違いは1点。インターネットを使っているか、紙のカタログかの違いしかない。
実際アマゾンのジェフベゾスはシアーズローバックの大ファンで、シアーズローバックを大きくしたローゼンウォルドの伝記をすごく研究している。
投資銀行ごとに得意分野が違う、という話をしているが、商業の場合、日々の資金のやりくり、ワーキングキャピタルのやり取りが非常に重要になってくるが、そういったものからノウハウをたたき上げで培っていったのがゴールドマンであり、リーマン。
それに対比する形で対極にある投資銀行はJPモルガン。鉄道とか鉄鋼業に強かった。資本集約的なビジネスは、まず最初に鉄道を敷く、製鉄所を作る、といったガッツリとしてた長期でのリスクキャピタルが必要になる。それは株式で出したほうが良いよね。
交渉する相手もCEOやCFOとのコンタクトになる。頻度は毎日ではなく、2か月や半年に1度の頻度で社長と話をする。そういうタイプのビジネスの進め方をしていたのはJPモルガンであり、ディロンリードといった投資銀行。
今日は、債券と株式の話や債券にはデュレーションがあるという話をしたが、そういった形で投資対象ごとのニュアンスが分かってくれば、どこをポイントに見なければいけないかもわかってくるし、どの投資銀行(証券会社)がどういう風にして大きくなったか、も得意商品の違いによってキャラクターが変わってきた、ということで面白いポイントと僕は思う。
Q&A
一問一答形式のQ&Aです。(作成中)
気になった点を抜粋します。
TDW タイドウォーター
オンショアの石油探索生産はバイデン政権のシェール締め付けにより振るわない。それがオフショアに皆が関心が向くのではと考える人が居る。オフショア関係が注目される一つの理由と思う。
HES ヘスもオフショア関係。彼らはエクソンと組んでガイアナ(南米)のオフショア油田を開発している。株価が最近上がっているのはガイアナのオフショア油田が好調だからだと思う。
テーパリングが行われるとVTIは
ある程度の下げは覚悟している。ものすごくやられるシナリオは想定していない。マーケット全体は8・9・10月はきついかなと思っている。
ディフェンシブ株、今買っていい?
いま一番回転が効いている、動いている、物色の矛先が向いているのは、SaaS関連、ネット株。投資家の資金が集中している理由は8月~FRBがテーパリング、金融引き締めを行うなら、次の景気のアクションは景気鈍化だと思うので、事業会社も成長を出しにくくなるだろう。そういうアゲインストの風の中成長していける企業はネット株だよね、という読みから今ネット株が相場になっていると思う。FB フェイスブック、ZM ズームビデオ、CRWD クラウドストライクなど。
不況とまで言わなくても景気後退が一層鮮明になればディフェンシブ株(薬品、バイオテクノロジー企業)にも、とうぜん注目が集まってくると思う。
薬品株はものすごく今バリュエーションが安い。妙味あると思っている。
MRK メルク
モルヌピラビルという薬はワクチンとは違うと思う。メルクはワクチンに関して物凄く実績ある会社だが、新型コロナでは全くいいところなく出遅れた。でも新型コロナワクチンだけが薬ではない。めるくにはメルクの良さがあり、キイトルーダとか、抗がん剤のいいお薬を持っている。そういった切り口で買うべき銘柄と思う。
GDRX グッドアールエックス
2021年5月13日
EPS予想7¢ 結果7¢
売上予想1.61億ドル 結果1.6億ドル(前年+20.2%)
2Qガイダンス
売上予想1.74億ドル 新ガイダンス1.72-1.76億ドル
2021年ガイダンス
予想7.48億ドル 新ガイダンス7.4-7.6億ドル
全て誤差の範囲内で予想通りの決算ということと思う。いまワクチンを打って人が街に出始めているので、今まで先送りにしていた疾病のケアも始まっている。目先のトレンドは改善してくると思う。
LYFT リフト
結構株価もどってきている。LYFT リフトはUBER ウーバーテクノロジーズより株価のチャートは良い。
その違いはウーバーはウーバーイーツが経済再開時に不利になると思われ、そのビジネスを持っていないリフトの方が好ましいということと思う。
EURN ユーロナブ
レンジで動きもない展開。タンカーの傭船料もほとんど動いておらず、株価も動きが無い。
僕がこの銘柄に注目する理由はガソリンや石油の消費量が伸びれば、石油を動かすため、タンカーの傭船料も伸びるだろう、ということでこの銘柄に注目している。ガソリンの消費量は経済再開で順調に伸びていると思います。
長期で強気な理由
タンカーの新造船が少ない、過去最低くらい。その一方で世界の景気は悪かったのがこれから上向く、そうすると、車が動き出し、ガソリンが消費される。石油の産油国から消費国への運搬としてタンカーの需要が増える。タンカーの傭船料はじわじわと上がっていくと思う。ユーロナブは上場銘柄としては最大級のタンカー株でバランスシートは比較的しっかりしている。という理由。
MRNA モデルナ
新値更新している最中。新値は売ったらいかんですよね。今は持ち続けるスタンスでいいと思う。
BNTX バイオンテックと比べるとMRNA モデルナのほうがちょっと出遅れている感じがする。両方ともいいと思う。
AAPL アップル、AMZN アマゾン
両方好き。特にAmazon。去年9月レイバーデーのときに高値を付け、それ以降ずーっと半年以上長いレンジ相場。今それを上に越えられるか微妙なところに差し掛かっている。もし上に切ることできたら、かなりエネルギー蓄積しているので面白いと思う。
今テクノロジーの大型株で実はアマゾンが一番魅力的かなと思っている。
別の質問でアマゾンの買いポイントについてー
3554ドルが前回高値なので、その水準を上に切ったところでテクニカル的には買いタイミング。
アップルも似たチャート。レイバーデーで高値をつけ、3回高値を試している。ピボットポイントに近く面白い。妙味を感じる。
7月の相場について
いいと思っている。これまでの相場を振り返ると、去年の2月に新型コロナで外出禁止令が出て、無茶苦茶になった。3月23日くらいがそろそろ出動していいか、という考えに変わり、そこからは相場は高い。9-10月は辛い局面あるかもね、といい、大統領選の3日前くらいに今が一番いい買い場でないかと言ったがその後ずっと強い相場があって、2月ちょっと相場悪くなるかも、という話をして、そのときに2-3月と相場悪かった。その後今年2021年はセルインメイはないかも、と言い実際セルインメイではなかった。そして今日に至る。
今後のシナリオとして僕が想定しているのは7月は相場はしっかりじゃないかな、と思っている。8月になったらワイオミング州のジャクソンホールで経済シンポジウム(8月26日)があり、そこでFRBの大方針転換を発表したことが過去は多かった。今年もジャクソンホールでテーパリングが打ち出されるリスクがある。その後が9月のレイバーデーになるが、去年の例からもわかるようにレイバーデー明けの相場は要注意なことが多い。今年も年初からずっと相場良かったわけだから、要注意といったときもアップサイドで要注意になるより、ダウンサイドで要注意にになるリスクの方が大きいと考えるのが自然だと思う。そんなような理由からで、9月、10月は用心深く見ている。
NCNO エヌシーノ
6月2日に決算発表
EPS予想-5¢、結果-4¢
売上予想5936万ドル、結果6236万ドル
※聞き取れませんでした。
EPS予想6¢ 新ガイダンス-6~-5¢
新ガイダンス6300~6400万ドル
通年EPS-25¢、 新ガイダンス‐23~-21¢
売上予想2.54億ドル 新ガイダンス2.58~2.6億ドル
問題ない。しばらく抱いておいたらそのうちあがってくるのではと思う。
原油株の今後の見立て
コモディティ全般には用心深く考えている。
去年新型コロナになったとき、中国は世界で一番最初にロックダウンしたが、経済落ち込みを防ぐ意味で、中国政府はものすごくインフラ投資を前倒しにした。
その関係で銅(消費の半分が中国)、鉄鉱石、石炭の消費が前倒しにされた。その関係もあり、それらに関係する銘柄は一足早くアメリカの経費回復が始まる前に相場になり始めた。
石油はそれに比べると中国のファクターは重要ではない。それよりアメリカ国内のガソリンの消費とかが重要になってくる。今アメリカはワクチンができて、街に出て夏の行楽シーズンが到来。ガソリンの消費量は増えている真っ最中。サイクル的にほかの市況株より石油株の方が少しあとズレしているかと僕は考える。
金融株について
この前の連邦公開市場委員会(FOMC)、米国の政策金利を決める会合である時点からテーパリングをすることがはっきりと打ち出された。その直後からイールドカーブは寝そべっている。
イールドカーブとは短期の利回り~長期の利回りまで、償還期限が違う色んな種類の債券の利回りをドットで(点で)つないだものがイールドカーブと呼ばれるもの。
銀行はイールドカーブの短期で資金調達をし、長期に貸し付けることをやっている。長短の金利差が銀行の利ザヤになる。イールドカーブがフラットニングしているということは長短の金利差が縮小するリスクがあるわけでそれは、バンクオブアメリカとか、JPモルガンチェースとか、ウエルズファーゴとか銀行株にはネガティブな材料になるのではと思う。
先日ストレステストの結果が出て全部の銀行がストレステストに合格した。その関係で昨日引け後に各行が増配を発表している。
とりわけ、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、ウエルズファーゴあたりの増配率が高かった。その中でとりわけサプライズだったのはモルガンスタンレー。ゴールドマンサックスの増配幅は予想通り、ウエルズファーゴの増配幅はむしろ予想を下回ったのではと思う。
メガバンクの投資銀行業務の話をすれば、今年は投資銀行好調。とりわけ2QはIPOとか多かった。各行の投資銀行部門は絶好調だが、今が業績のピークではと懸念する投資家も多い。僕もその意見。
全部を総合して考えた場合、金融株が今一番魅力的だという風には僕は考えません。
逆指値はつかう?
使っていない。
FX、CFDとかレバレッジを使ったトレーディングをする場合は必ず使ってください。
僕の場合普通株はレバレッジをかけずトレードしているので逆指値は省略している。
ドル/円
横ばいの展開だと思う。
今後凄くドル高になるシナリオは考えていない。基本横ばい、ある時点で好況時のドル安という現象はあり得ると思っている。今年の後半のどこかで一瞬だけ1ドル100円を試しに行く展開はあり得ると思っている。
だけれども基本的にドル円は動きに乏しい、トレーディング出来ない、退屈なトレード対象と思っている。
CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズライン
昨日かなりまとまったサイズの公募増資、それもアットザマーケットオファリングを発表。新型コロナ以降かれこれ3回目。いくらなんでもまたかよ、という感じで萎えた投資家が多かったのではと思う。
クルーズの話をすると、最大手がCCL カーニバル、2位がロイヤルカリビアン、3位はノルウェージャンクルーズライン。その中で一番バランスシートのいいカーニバルでさえ何回も公募増資している。
ロイヤルカリビアンやノルウェージャンもまた増資するのではという不安が走ったということと思う。
クルーズはそろそろ再開を始めている。ある時点でもう一回注目されなおすと思うが、目先のニュースの順でいうと資金調達が先で今は分が悪い。
U ユニティ
決算問題なかったと思う。
5/11決算発表
EPS予想-12¢ 結果-10¢
売上予想2.17億ドル 結果2.35億ドル(前年+40.6%)
来期ガイダンス
売上予想2.32億ドル 新ガイダンス2.4-2.45億ドル
2021年通年
売上予想9.67億ドル 新ガイダンス10-1.15億ドル
全然問題ない
SFTW ブラックスカイ
今ニュースないがそろそろ動き始めるのではと思う。
HOL アストラ、VACQとか。ある時点でスペースXの衛星インターネット部門がIPOされるのではという噂がある。
SPCE ヴァージン・ギャラクティックも相場。宇宙関連は良いかもしれないと思っている。
BIIB バイオジェン
昨日出たニュースはメディケア(高齢者に対するアメリカ政府の公的な健康保険)の払い戻しをアルツハイマー薬にかんして制限するべきではないか、という提言を一部の代議士がやっているというニュース。
アメリカにはアルツハイマーの患者予備軍がいて、(途中聞き取れず)メディケアの払い戻しが無いとなると有権者の反乱がおきる、バイオジェンのニュースは僕はあまり心配していない。
今が悪いニュースが重なっているときと思う。
もう一つ先週出たニュースはLLY イーライリリーのアルツハイマー薬が繰り上げで審査されるとFDAが発表している。エーザイとバイオジェンが開発する別のアルツハイマー薬も繰り上げ審査が発表されている。そんなこんなでライバル役の懸念で株価が下がっているが、それらは承認ではない。繰り上げの検討と承認は月とスッポンくらいの差がある。あまりにもビクビクしすぎじゃないかと思う。心配しなくてもバイオジェンのアルツハイマー薬はマーケティング始まっているけれども、デカい、デカい、デカい市場があると思う。ライバルはすぐには出てこれない。いずれ出てくると思うけれども。
いずれアルツハイマー薬のカテゴリーはバカでかいカテゴリーになると思うが、物事には順番がある。今はバイオジェンだけがスポットライトを浴びている局面。ソワソワせずにバイオジェンに投資すればいいと僕は考える。
ビットコイン
米ドルで3万ドルを下に切るとキツイ、19000ドルを覚悟しなければいけないと思っている。
どこからそういう数字来るんだというと、前回の高値の水準。去年の11月だか12月にペイパルがビットコインを扱うというニュースが出た後で、前回の高値をバーンとぶち抜いて、新波動に入った。
テクニカル分析の教科書通りでいえば、前回の高値を超えて新波動に入ったところが一つの節目なのだから、もし、価格が下がるなら前回の高値が下値支持線(サポート)を提供しなければならない。これはテクニカルの基本中の基本。それを引用しているに過ぎない。
テクニカルを勉強している人なら全員知っていないといけない常識。
※以前紹介されていたテクニカルの本です。
INTC インテル
インテルはちょっと良くない。CEOが新しくなって新機軸が打ちだされるかと投資家が期待したが、メンタリティとしてはやはり自社で全部抱えるメンタリティが強い。設備投資計画などに出ているが投資家が嫌気しているのはそういう事ではないかと思う。
IBB 薬品ETF
景気後退局面の選択肢として間違っていないか、という質問。
➡はい、間違っていない。
ABNB エアビー&ビー
経済再開関連で注目を浴びなければならない銘柄だがブルームバーグにネガティブな記事(エアビー&ビーを利用した客が襲われたことをもみ消し、口封じにお金を使っているという暴露記事)があり心配する必要あるかなと思う。
BABA アリババ
ディディという中国のウーバーみたいなライドシェアの会社が水曜日にIPOされる。中国関連株に投資家の興味がもう一度向く一つのきっかけでないかと思う。
ディディ自体は赤字の企業で今回ディールのサイズも大きく、ちょっとマーケティングに苦戦するのではと僕は思う。ディディのIPOに僕は参戦しません。だけれども話題性としてはそういう事であると思う。
過去のEPS、ガイダンスがコンセンサス予想をうわまわっているか確認したい。
英語版ヤフーファイナンスでティッカーを入力し、
Analysis➡Earnings historyからSurprise %を見ればどのくらい良かったか/悪かったかが見られる。
Earnings EstimateやRevenue Estimateでコンセンサスが確認できる。
SKEW指数について
使っていない。
AFRM アファーム
特に決算悪くなかったと思う。
決算
EPS予想-26¢ 結果-1.06ドル(特殊要因があった)
売上予想1.98億ドル 結果2.31億ドル(前年+66.8%)
売上コンセンサス予想 2.08億ドル、 新ガイダンス2.15-2.25億ドル
決算は全然問題なかった。
OXM オクスフォードインダストリーズ
リリーピュリッツァー・トミーバハマのブランドを持つアパレルブランド。この前の決算が良かった。株価が飛んで(伸びて)垂れてきたところだが、経済再開関連銘柄で、旬な状態は続くのではと思う。
HMY ハーモニー
良くない。特に最近下げ足を速めているのはこの前6月16日のFOMCのあとから。どうしてかというとパウエル議長が目先は失業率改善ではなくインフレ退治にフォーカスするという意味のメッセージを出している。金融引き締め=金鉱株にはマイナスということで売られていると思う。しばらくはジャクソンホールミーティングも8月にあり、金をめぐるニュースフローは良くなりようがない、という理由でほかに投資家の資金が離散していると思う。
ZI ズームインフォ
IPO以降ずっとレンジ。足元の決算は良かった。今後もリモートワークは継続してあると思うが、その時にリモートでも営業できるためにはズームインフォのツールは必要になるので業績は堅調と思う。
RPRX ロイヤリティファーマ
横這い。業績はポジティブサプライズを出している。最近は中小のバイオテクノロジー企業が別のバイオテクノロジー企業を買収するときに買収資金の用立てをロイヤリティ・ファーマがやり始めている。非常に成長ポテンシャルの大きい市場と思う。バイオテクノロジーのマーケットは零細企業が乱立し、非常に細分化された市場だから。良いと思う。
MQ マルケタ
IPOしてから鳴かず飛ばずだが、特に心配していない。IPO後初の決算発表いい決算かに注目している。
非常に毛並みのいい会社。
将来性についてー
非常にあると思う。例えばあさってにIPOされるゾーメトリーという会社があるが、町工場の人たちが示された図面に対して「いくらでいつまでに納品できる」ということを応札するウェブサイトを糸亜夢会社がある。ゾーメトリーの使っているゾーメトリーカードはマーケットプレイスで商談成立時に代金の1/3をまず送金し、町工場の材料費に充てられたり、工員さんに給料を払えたりする前金になる。昔のクレジットカードでは到底できなかったことだが、今はそれが出来る。カードはクレカやデビットカードやATMだけでなく色んな使い方が出来るという話。カードの色んな使い方をイノベーションしているのマルケタ。
DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー
今経済再開で旬な銘柄。多分業績問題ないと思う。一方で経済再開でストリーミングサービスのディズニープラスのモメンタムがどのくらい衰えるかに皆注目していると思う。次の決算を待ちたい。
BNTX バイオンテック、MRNA モデルナ 今後も継続して接種する必要性について
ワクチンが良く効くので毎年接種する必要ないのでは?という記事がニューヨークタイムズに出ていた。注意する必要があると思う。
EB イベントブライト
しばらく事あるごとにEBってどうだったっけ?とみているがなかなか相場にならない。
リアルでのイベントのチケットをオンラインで販売することを可能にするサイト。例えばどこかでトークイベントをやりたいと言ったときにコンサートのチケットをネットで販売したいときにキャパシティを超えないように数量制限をしたいとか、そういう管理ができるオンラインサービス。
サービス自体は非常に面白いし、経済再開で恩恵を被るリア充銘柄。IPO以降はそれほどシャキッとした決算を出していない。いつも釈然としない変な決算を出しているが注目できるかもしれない。
RIDE ローズタウンモーターズ
複雑骨折と思う。CEOもCFOも空席。経営トップが全然いない状態。エンデュアランスというEVピックアップトラックの生産に取り掛かることが出来ない責任を取らされてトップが変わっている。
しばらく様子を見て経営が安定してこないと買い進みにくいのではと思う。
VOO
今年大きな下げは?
あるとしたら9月、10がつくらいがひょっとしたら危ないかも。
いますごくIPOの案件多くて面白い銘柄もいくつかある。ゾーメトリーやリーガルズーム。クリスピークリーム(昔上場していたが、今回経営を立て直して再度IPO)今回の方がはるかに内容が良い。トーリッド(プラスサイズ=太めの女性)のための洋服ブランドを売る会社もいいと思う。トーリッドがなぜ良いかというと熱烈なファンが多い。2度と他で買わないというくらいトーリッドのファンになる。今まで太目だったのでサイズに合う服が無く、自信が持てず、デートにいけないという引っ込み思案な人生を送っていたがようやく自分にピッタリの服が着れて嬉しい、と涙ながらにトーリッド愛を語る女性ファンがメチャクチャ多い。アメリカにすんだ人はわかると思うが、大きな人ばかり。プラスサイズの人はたくさんいる。ところがお店は大多数のプラスサイズの人を無視して、細い人用の洋服ばかり仕入れている。そのミスマッチは間違えているのでは、と主張しているのがトーリッド。彼らがやっているのはビジネスとして正しいし、倫理として正しいと僕は思う。ひょっとしたらものすごい出世株になるかもしれないと思っている。
そういう事で7月は面白いIPOがいくつかあるが、みんなにやってほしくないことはドクシミティ、ミスターカーウォッシュ買っておけばよかった、とやり過ごしたことを後悔し、1回のトレードで振り込む金額が大きくなってきている。野球でいうと大きなスイング。相場的には危ないとき。今は勝っているからこそ前回より小さめ、その次はさらに小さめ、と自分自身がdiscipline(規律)をもって、リスク管理してポジションを切り詰めていく、ということをトレーニングしてください。僕はやってるよ。
自分の気持ちが大胆になる、周囲を見てチクショーやったるで、と力んでいるときは危ないとき。あれ、俺ひょっとして力んでいるのかな?熱くなり過ぎじゃない?すいません、ポジション小さくします、と自分で自分に言い聞かせてリスクを管理する。そういう事を体得してください。
みんなは儲かっているともっと行け、とド天井のときにポジションが一番大きいでしょ?多分仮想通貨もそんな感じでやられているんじゃないの?そうだろ?
それやってるから稼げてないんですよ。ボトムピッキングできなかったから稼げてないんじゃなくて、マーケットのド天井で思い切り振りこんでいるから、だから勝てないんだよね。それ、よろしくお願いいたします。
VIH バクト
全然動いていない。SPAC銘柄ある時点で来ると思う。SPACブームは終わった。でも終わったということは既に裏口上場している既存のSPACにとっては続々後続が出てこないGoodNews。食い散らかした、というか、仕上げていないというか典型的なセクター、グループがSPACのグループでここにオポチュニティー、投資機会があるのではと思っている。いまだったら相場の1階部分から乗れる、でもまだ早い。だけれども忘れてはいけないグループ。
NIO ニオ、XPEV シャオペン
半導体次第。
ちょっとしばらく春先冴えなかったのは部品不足で納車送れるという話が出ていたからだと思うが、今は半導体不足の問題は解消しつつあるのではと思う。あまりニュースは見ないが、昔ほどひどい、ひどいという声は聞かなくなった。
NIO ニオ➡納車台数が全てだと思う
CAT キャタピラー
インフラ法案は成立はしていない。民主党と共和党の一部の主力議員がこのくらいの線で行こうと合意しただけで投票に付されて可決したのとは違う。
それと、最初は4兆ドルと言われていた法案が、1兆ドルになり、0.5兆ドルに、とどんどん矮小化されている。ヘッドラインだけでなく、今どこにいるのか、それから金額に注目したください。
僕は楽観視していません。
ベアマーケットに対する心構え
1,ポジションを少し落とす。
2,VTIみたいな分散の利いて比較的おっとりした値動きの投資対象に逃げ込むこと
が良いと思う。
いつまでも値動きの荒っぽいグロース株とかみんなが良くやる一攫千金を狙った投資対象、例えば仮想通貨とかは良いときは良いが、悪いときは悪い。ベアマーケットは悪いとき。ベアマーケットのときに値動きの荒い投資対象を持っていたらスパーン!とやられるに決まっているんだから、気分をスッと入れ替えて、ポジションを落とす、リスクを落とす、おとなしい銘柄に入れ替える、そういう事をやってください。
薬品株に妙味とは、ヘルスケア全体も対象?
ヘルスケアセクターもいいと思う、でもヘルスケアセクターの中でもとりわけ薬品株は歴史的に見てバリュエーションが安いように思える。
LLY イーライリリー
イーライリリーのアルツハイマー薬はバイオジェンより良く効くという前評判もある。しかし承認されていないものは承認されていない。承認されない限りそれはダメ。今足元の株価のアクションを見ると、イーライリリーの投資家は少し舞い上がりすぎでは?と僕は思う。
QQQ、VYMの積み立ては?
できなくはないが、ナスダックの方がVTIより明らかに対象となる銘柄が少ない。リスクは明らかに上。高配当も値動きマイルドで僕は好きだが、iDeCoとかで一生積み立てるなら一番幅広い投資対象に投資する、値動きがおっとりしていてマイルドな投資対象がいいのではと僕は思う。何十年もつみたてるのだから。そんなのゴチャゴチャ策を弄したって大してパフォーマンスなんか変わらないと思う。
ブルームバーグターミナル使ってる?
嫌い。
DKNG ドラフトキングス
今このグループでスポーツスコアデータの会社とかがSPACで出てきている。
ドラフトキングスのみならず、グループ・セクターとして体裁が整ってきた感じ。その中でドラフトキングスが筆頭銘柄には全く変わりがない。だけれども昔は投資資金がドラフトキングスに集中していたが、今はより取りみどりになってきた。イマイチ元気ないのはそういう事かなと思うが、心配はしていない。
RBLX ロブロックス
著作権の抵触について、プロスペクタスに書いてあったかと思うが読み直してみる。
GENI ジーニアススポーツ
持ってていいと思う。スポーツスコアデータの会社。
長期金利の下落は景気が想定よりも良くならないことを織り込んでいる?利上げの引き締めペースが緩まる可能性もある?
その通り。一番大事なのはインフレとか言っているが、債券市場の参加者の大多数はハイパーインフレは予想していないということ。足元のインフレ率は5%だが、10年債の利回りが1.49%というのは、明らかに間違えている。何が間違えているかというとインフレ率が瞬間的に高すぎるという意味で間違えていると僕は思う。
着地でいうとインフレ率は2%くらいで収斂していくと思う。その一方で景気の話をすると、今はカーっと敵機が強くなっているが、これも一過性のことで来年になれば政府からの支援金とかがごっそりなくなるので、政府がの支出によるGDPの下駄履き部分を取り除いただけで3.3%成長に下がっていくと思う。現在は今年のコンセンサスは7%成長とあったが。
何が言いたいかというとインフレも景気の強さに関しても間違っていて、下(インフレ鎮静、景気は悪化)ということ。
国債にお金が流こむなら株価は下がるのでは?
そうではない。世界全部の株式市場を合計したら、95兆ドルくらいと思う。いっぽう世界の債券市場、たとえばJGB(日本国債)とか、米国財務省証券とか、社債とか、中国の社債とか・・・そういうのぜーんぶひっくるめて世界の債券市場をトータルすると時価総額は130兆ドルくらい。
95:130で債券のマーケットの方が大きい。債券のマーケットでほんの2%とか3%とかがマージナル、つまり限界的な部分で動いただけで10年債利回りは2%➡1.5%に下がったりする。そのくらいの小さな変化で動きが起こる。株式から債券にシフトすることで株がべこーんと凹むとかいうことはない。
むしろ大事なのが株式そのもののバリュエーションを考えるとき、バリュエーションの計算根拠となっているのが市中金利というもの。そして、金利上昇は株式にとってネガティブと捉えられるので、そっちのファクターの方が、我々が日々成功する投資を進めていくためには、ベースになっている債権の利回り自体が低いということが必要なことだから、それがあるから今ズームとか、クラウドストライクとかソフトウェアのチャラチャラした株が高値を追っかけている。それはどうしてかというと、10年債利回りが下がっているから。
資金の移動とかっていうフニャフニャした、あいまいな、根拠のない議論で投資を考えたら間違えるよ。
典型的な例を言うと、クリプトがやられている、だから仮想通貨を売った人が株式を引き上げるのでは?と本気で言っている人が居るが、クリプトの市場はわずかで株式市場はバカでかい。アセットクラス間での資金の移動について議論するとき、それぞれのサイズがどのくらいなのかをよく気を付けたほうが良い。
クリプトなんて大型株2銘柄くらいの時価総額ではないか?
金利が上がり始めたらU ユニティ、AFRM アファーム、PLTR パランティア、JMIA ジャミア売られるリスクある?
ある。でも金利は上がらないと思う。まだわからないが。ジャクソンホールになってみないとわからないが、今の雰囲気では長期金利は下。
BIGC ビッグコマース
今日の質問の中で一番面白い質問。
おもしろいと思う。
ちょうど(じっちゃまが)考えていたところ。ビッグコマースを。
EPS予想-12¢、 結果-4¢
売上予想4218万ドル 結果4670万ドル(+40.7%)
ガイダンス
予想4563万ドル 新ガイダンス4640から4690万ドル
通年ガイダンス
予想1.91億ドル 新ガイダンス1.97-19.8億ドル
いい
今週INしてもいい?
たぶん大丈夫だと思う。あんまり動いていないのでしばらくは退屈かも。
アークイノベーションETFにゲノムが増えた
目の付け所いいと思う。たとえば新型コロナワクチンはゲノム創薬の大勝利の結果。去年の新型コロナ騒動でゲノム解析装置とかのツールを買い求めて、これから新薬開発しようと腕まくりしているところ、今後もイノベーションはあり、イノベーションは加速すると思う。
面白いグループじゃないかと思う。
SEER シアー 、BLI バークレーライツ
ゲノム関連ツールの会社、面白いんじゃないかなと思う。
9月までにZM ズームビデオやOKTA オクタもポジション落とすべき?
決算良ければ持ち続ければ良いんじゃない。
4期、5期、6期と連続で完璧な決算を出せる企業は本当に、本当に、本当に限られている。
アメリカに3000銘柄くらいあって、片手で数えられるくらいしかない。別に売らなくていいのではと思う。
ULCC フロンティア航空
最近のIPO。ディスカウント航空会社。非常によく経営されている。収益力ではアメリカのすべての航空会社でトップクラスと思う。今株価冴えないが面白い銘柄と思う。
決算を待ちたい。
ジャクソンホール前の雇用統計やCPIは注意が必要?
難しい質問だが、基本的にそれは考えていない。今週に雇用統計ある。前回2回連続してダウンサプライズ。でも株式市場はどうだった?さがった?別に下がっていないのでは。
サプライズあるかないかでいうと、あるかもしれないと思っている。でもそれがマーケットの息の根を止めるかというと、あんまり関係ないのかと思っている。
前回のFOMCでパウエル議長が言っていたのはこれまでの失業率1点フォーカス➡これからは金利退治に目配せする、というのが基本メッセージだった。
言ってみればボクシングでコーナーに追い詰められた選手が、コーナーから抜け出すためにするっと抜け出し、リングの真ん中にもどった。ということ。
難しい言葉でいうと、オプショナリティ=将来の進路を右にでも左にでも行ける、自由度の確保。
みんなの日常生活でオプショナリティというと、教育ママが「いい大学に行きなさい」ということを言う。将来の身の振り方が決まっていないうちには選択肢を狭めないためにいい大学に行くという行為。あるいは就職。どんな職業が向いているかわからないから、コンサルティングをやって色んな業界の人に会ってその時に決めよう、というのもオプショナリティの確保という発想。
前回のFOMCがなぜ重要だったか、パウエル議長が「もう失業率ではない、インフレ(が問題)だ」と言ったら市場参加者は同意した。あれでオプショナリティが確保できた。今後経済統計が良かろうが悪かろうが引き締めだろうが緩和だろうが何でもいい。なんでかというとパウエルはコーナーからするっと抜け出し、リングの真ん中にいる。右にも、左にも行ける。どういうスタンスも取れる。だから7月は心配していない。でも8月、9月には方針を打ち出していかなければいけない。今が、6月末の現在パウエル議長が最も自由な局面、今後徐々に、決め打ちをしていかなければならない。その時に決め打ちを間違える可能性は、ある。という話。
VMEO ヴィメオ
いいと思う。
OLO オーロー
いいと思う。
DLO ディローカル
最近IPOした会社ですごく好き。
どんな会社かというとペイメントソリューション。広義ではペイパル、スクエア、マルケタ、ストライプと同じグループに属する。
何をやっているかというと発展途上国の人がネットで買い物や投げ銭をした場合、こまめなトランザクションに対し、新興国通貨との交換比率が悪いのをローコストで換金するプラットフォーム。
たとえばアフリカ大陸やラテンアメリカではすごく需要があると思う。
この会社は本社はモンテビデオ(ウルグアイ)、にあり、海に面した街。経営はメルカドリブレを立ち上げた連中で、ハーバードビジネススクールを卒業したようなピカピカの経歴の人ばっかりの会社。
SWN サウスウエスタンエナジー
シェール関連。天然ガスオンリーで石油関係ない。いま天然ガスの価格上昇している。今年は世界的に気温高いみたいなので、クーラーの電力を消費する。火力発電所の燃料は天然ガスなので、サウスウエスタンエナジーとかのビジネスがにぎわう、そういうストーリーと思う。主な天然ガス田はマーセラスと呼ばれる地域、アパラチアから北、ペンシルバニアとか、アメリカでいうと北東部に近い方から出てくる天然ガスと思う。テキサスのストーリーとは違う。良いと思う
ABBV アッヴィ
好きな銘柄だがパテント切れが懸念されている。バリュエーションは安い。ボチボチ。
薬品株おススメは➡BMY ブリストルマイヤーズ
僕が好きなのは、ブリストルマイヤーズスクイブ。地味であんまり動かないが。
AI シースリーエーアイ
この前の決算良かった。
株価的には鳴かず飛ばず。目先はじり高の展開と思う。
TSM 台湾セミコンダクター
業績メチャクチャいいのに株価が伸び悩んでいる。
ひとつに半導体不足ゆえにダブルオーダーのように発注が過剰になっていたり、新規の半導体工場を急いで作らなきゃと設備投資の前倒しなどがもたらす中長期的な過剰投資へのけいかいがでているのでは、と僕は思う。半導体に対してはそれほど強気ではないと考えている。
医薬品について
今はエキサイティング。2020年は新型コロナワクチンがバカでかいブロックバスター薬になり、売上高がものすごく増える、2021年はアルツハイマー薬、これも柳の下のドジョウが2匹目、3匹目、4匹目と出てきて、アルツハイマーはカテゴリーになる。抗うつ剤のプロザックと同じパターン。ストーリーは相場の1階部分から乗れる。
CVS ヘルス ANTM アンセム
いずれも1月に紹介した。小休止してるが引き続きいいと思う。
8月末以降もVTI,QQQはホールドOK?
いいと思う。
ARK引き際は?
タイムフレームによるが、持っていていいのでは?9-10月相場が荒れたらARKもそれなりにやられると思うが、キャシーウッドにゃっていることは長期では間違えていないと思う。春頃なぜARKの悪口を言ったかというと、いかにキャシーがしっかりしていても彼女の投資対象はテスラのように人気に左右されるため、テスラが下げたらARKも悪影響を受けざるを得ないということ。この半年間ARKが苦しんだのはそういう理由だが、僕は尊敬している。
インフレ率と期待インフレ率
すごく乱暴な説明をするなら、
インフレ率は足元の物価の上昇、例えば5月は5%の上昇。インフレ期待は将来のインフレがどうなるかに対する投資家の予想。それ自体はパウエル議長の言葉を変えれば低い位置でアンカーされている、という。債券市場の投資家はほとんどの人は長期ではインフレは低いと考えている。
例えば皆さんはこれから日本でハイパーインフレ、給料は毎年ベースアップと思う?そうではないでしょ?横ばいか下がるのでは、と思っていると思う。インフレ期待とはそういう事。長期で持ち家を買おうかといったとき、ほとんどの日本人は考え込む。アメリカでは買うに決まっている。なぜかと言うとアメリカの物件価格はずっと上がっているから。そういう風に国によって国民の期待、予想、思い込みは違い、世代によっても違う。Z世代はハイパーインフレを予想していない。それが持つ意味を金利政策の観点から言うと、「余裕で」「裁量の自由をたっぷり持ち、ゆっくり構え」「何でもできます」それがインフレ期待の低くアンカーされていることの中央銀行かにとっての意味。
前回FOMCで新聞記者などがインフレは?物価は?といろいろ質問したとき「インフレ期待は低い位置で固定されている、右往左往しないでゆっくり動いて十分間に合う」とパウエル議長は説明している。
それはパウエル議長にも我々にも当てはまる。
日本でもどこの馬の骨か知らないが、外資の支店長か何か知らないが、偉いポジションにあった人が日本にハイパーインフレが来るとか、破綻だとかでたらめなことをいうけれどもそうじゃない。
それって我々が毎日チェックしている現実、日常のリアリティと著しく乖離した暴論だよね。全く根拠レスだよね。そういう事を考えながら投資すればいいんじゃないかなと思います。
それは突き詰めて言えば9月10月は相場安いと思っているが一過性のこと。
みんなが気にしなければならないのは5年後、10年後の財産形成。
それを考えるにあたってインフレ期待が低い位置で固定されているということが持つ意味は株を買いなさい、株を持っていないと劣後する、みんなから遅れる、そういう話をしている。
1年間の新型コロナでアメリカ人の個人資産は13兆ドル増えたとかそういう報道があったが、その7割は裕福層がゲットした。それって不公平じゃん?ってみんな思うかもしれないが何が差をつけたかというと、株ですよ、株。株を持っていた人は勝ち組ですよ。わかる?
僕がハイパーインフレ論者を見ていて、本当に腹立つのは、何に腹を立てているかというとハイパーインフレならば株を持ったほうが良いかというと非常にクエッション。多分株に投資しない方がいいと思う。なぜかと言うとインフレがぶあーっと上がっているときは株式のパフォーマンスはグーっと劣後するときだから。むしろインフレが安定しているときの方が株式のパフォーマンスは高い。これは歴史的に証明されていることなんだけれど。
なので、ハイパーインフレ論者が言っていることは、株買っちゃだめだ!株買っちゃだめだ!ということを主張しているのとまったく同じこと。それ正しかった?過去2年、3年、4年、日本株でもいいよ。日本株買っちゃダメと主張した人正しかったですか?それなりに日本株上がっているでしょ?僕日本株嫌いなんだけれどもさ。でも日本株がひたひたひた、とそれなりに上がってきたことくらいは認めるよ。アメリカ株の方がもっといいんだけれども。
でも少なくともハイパーインフレ論者の主張は全然間違っているという事は言いたい。
TSLA テスラ
いいと思う。この前の決算も良かった。納車台数も良かった。いま中国のリコールとか材料出ているが一過性、半導体不足の材料は出ているが織り込まれていると思う。
今後一番重要なのはベルリンギガファクトリーがきちんと立ち上がるか、そしてオースティンギガファクトリーがきちんと立ち上がるか。
新工場の立ち上がりの相場が2020年末頃の動き。それをもう一度やっていかなければならない。
テスラに関しては建設的に見ている。
ADBE アドビ
サブスク銘柄なので株価の動きはおっとりしている。良い銘柄と思う。特に心配していない。
CPIで重要なのは?
ガソリン代とか食品とか変動の激しいアイテムを除いた消費者物価指数をコアという。コアで見たほうが良い場合もある例えば原油価格やトウモロコシの値段がメチャクチャブレているときとか。
でも両方セットで見てもいいんじゃない?僕は両方に目配せしている。
XOM エクソンモービル
いいと思う。じわじわ来ている
RF リージョンズファイナンシャル
昨日増配発表
AZEK アゼクカンパニー
いいけれどもやや波乱含み。いま建設資材の値段が下がり始めている。
経済再開直後にものすごく材木とかが買われた。そのオーバーリアクションの反動で今価格が下がっているのにつられた動きと思う。中期的には、それほどひどい状況ではなく、上だと思う。
TTD トレードデスク
この前急騰。グーグルがCookieの廃止を延期するという材料で急騰、一過性と思う。
いいと思うがプログラマブル広告は不正確というか悪用されやすいやり方ということが広告主側に定着しつつある。近年のトレンド的に。トレードデスクの最もイケイケドンドンの時期は終わったのかなという風にも思う。
FVRR ファイバー
いいと思う。ギグエコノミー関連。決算もいいし特に悪いこと何もない。
MGNI マグナイト
TTDの裏銘柄的なやつ、いいと思う
NVDA エヌビディア
今は新値更新しているので売らないで。
CRWD クラウドストライク
今は新値更新しているので売らないで。特にCRWDは買いポイントに来ている。
DRVN ドリブン・ブランズ
2021年1Q
EPS予想6¢ 結果19¢
売上予想2.91億ドル 結果3.29億ドル(前年+82.9%)
2021年度EPS予想 52¢ 新ガイダンス65¢
売上予想12.6億ドル 新ガイダンス13億ドル
全然問題ない。IPO後最初の決算悪かったが、新型コロナで外出をせず、車の故障もなく修理工場が閑散としたからと思う。今は経済再開でドライビングしているので次の決算も良いと思う。
ボーナス余っていたらVTIはすぐ買うべき?
株式市場が強いのは11・12・1月。11月に突っ込めるならその時機を逃さないで
それ以外は2月はちょっと弱いが、3から5月は相場が高いときが多く、7月は高いことが多い、それらの前は早く出動したほうが良い。8・9月は例年鬼門。その時期にお金があったら僕なら待つかも。
FORM フォームファクター
ついこの前どこかの証券会社がアップグレードしていたような。
背景となるニュースはない。この前の決算は今一つだった。
ボーナスで出動のタイミングは?
7月は相場が高いと思うが、長期投資だと思うので僕だったら無理しない。8月はジャクソンホールもあり転機になるかも。わからないけど。9月・10月は例年気を付けたほうが良い月。いま出動すると限りなく天井に近いところでお金を突っ込むことになりかねないかもしれない。別に慌てる必要ないんじゃないですかね。全部突っ込まなくても半分くらいでいいのでは。
ちなみに僕がやっていることを言うと今は積極的にIPOトレードしている。コアはVTI、相場は上を見ている、IPOもガンガン参加している。しかし、1回のIPO に投入する金額は少し小さく、また小さく、また小さく、という感じで野球に例えるならホームラン狙いで無く、シングルヒット、バント小さく小さく、リスクを限定して、それでも相場についていっているという感覚。7月のこのタイミングでホームランかっ飛ばしてやろうという感覚には全然、いっさいかんがえていない。
ホームランは11月に考えればいいと思うよ。
製薬会社でおススメは
イーライリリー、リスキーと感じるならブリストルマイヤーズスクイブが無難。
ホームラン狙いはすべきでないと言っているのでこの話をすべきでないと思うがバイオジェンの株価下がっていてものすごくバカにされているが、アルツハイマー薬承認は一大事、すごくいいこと。それが頑として株価に織り込みたくないと世の中の投資家は決めてかかっているが、あと1年くらいするとどうだろうね、イーライリリーもエーザイも承認されず、残っているのはバイオジェンだけというのが80%~90%じゃない?そういう風に僕は考えている。
S&P500 2021年は3%上昇という考えは変わらず?
随分上がったので3%というのは明らかに間違っていたが、ここから先高いか、安いか、今の時点で投資して、年末今より高いか安いかでいうと多分安いと思う。年末は。
一般投資家がコア・サテライトで投資している場合、広瀬さんの出口戦略は?
コアは売りません。それがそもそものコアサテライト戦略の理由。
サテライトを何にするかは好みの問題で比較的保守的なサテライト、高配当、公益、薬品、ハイテク、IPO…そこらへんは好みが分かれると思う。僕はどうしているかというとサテライトはかなり動いている。その時の旬のものをやっている。それとは別に好決算で抱き続けている銘柄はある。ズームやオクタのように。そういった銘柄は投資し続けている。
PFE ファイザー
特に悪い材料ない
SPCE ヴァージン・ギャラクティック
利確すべきかの質問。
目先の材料的にはブランソンがスペースシップに乗ってiPhoneで動画を送ってきてどや顔、過去の高値をぶち抜けるのでは。チャートに気を付けるのが今は最も重要。
ベゾスが先かブランソンが先かでどっちかが宇宙行ったらうわっぱなれるかもしれないと思う。
長期のビジネスとしての価値はわからない。ビジネスとしての価値はゼロだったというリスクはまだあると思う。
今年のIPO一番のおススメは?
ゾーメトリー、リーガルズームが今ならいい。それにフォーカスすれば。
SPG サイモンプロパティズ
だいぶ上がった。最初に言い始めてからほぼ2倍。そろそろ降り時かというと何とも言えない。
RVLV リボルブ
これはストーリー自体が若いのでは。
知らない人が多い銘柄。いい会社。
MGMリゾーツ
悪くはないが今一つ株価にキレが無い。処分の対象かも
PII ポラリス
処分の対象かも。
PATH ユーアイパス
EPS予想-5¢ 結果+2¢
売上予想1.69億ドル 結果1.86億ドル(前年+65%)
2Q
売上予想1.77億ドル 新ガイダンス1.8-1.85億ドル
とっくに悪くないのでは。決算発表の後で株価大下がりした?と思うが悪い要素はない。
ZM ズームビデオ、SQ スクエア、PYPL ペイパル、CRWD クラウドストライク、DOCU ドキュサイン 秋までに処分?
決算良ければ僕なら抱き続ける。整理する気はない。
10年債利回りが低いというのはどのくらいの水準?
今1.493%
これが1.53%、1.55%、1.6%になっても動じない。でも1.7%、1.8%になったらおよよーと思う、2%を超えたらおよよよよー、と思う。
それより下になる、たとえば1.40、1.39、1.30というのは景気が凄く悪くなるシナリオかもしれないのでそれはそれで心配。
目安としてはそんな感じかな。
EPSは前年比だけでなく異なる四半期で成長している必要はあ??
僕の場合はあまり気にしない。
MRNA モデルナ、BNTX バイオンテック、NVAX ノババックス年内保有OK?
NVAX ノババックスは嫌い。理由はまだFDAから承認されていないから。
HOL、VACQ
材料は特にないと思う。イーロンマスクのスペースエックスの一部門でスターリンクがIPOされるかもしれない。そうなると宇宙関連株が買われるというシナリオもそれほど不自然ではないと思う。
大麻株
それなりに面白いと思う。税収源として。
CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズライン 長期保有は?
はい、大丈夫と思う。目先はカーニバルが思いっきり売りをぶつけているので、株価苦しいと思うが。非常に良くない、アットザマーケットオファリング。下品な株の売りかたと思う。はらわた煮えくりかえる。僕的には。僕も引受の仕事をしていたのでいかにアットザマーケットオファリングというものが卑怯なやり方かというのはよく心得ている。
セラー(会社側)は売るタイミングを決められるが買い手との情報の非対称性があり、フェアではない。フェアでないことをしゃあしゃあとやってくる会社に愛を持てる?こんなことされたら立つ瀬がないと思うのが人情ではないですか?そういう投資家の気持ちを平気で無視する会社にいい会社はないと思う。
しばらくカーニバルは傷を癒さなければならないが、すぐには投資家は今回の仕打ちを許してくれないと思う。
社債ETF LQD USIG
いま社債はすごく買われ、企業のキャッシュフローは非常にいい。キャッシュもどんどん入ってきていて、借金返済もはかどっている。すべてがばら色に見えている。はっきり言って社債の利回りもソブリン(債券)の利回りもあまり変わらない、接近してきている。逆に言うと利回り的な投資対象の魅力としては魅力に欠けるという局面かと思う。でも不健全なことかというと、不健全ではない、企業のやっしゅフローは極めて健全な状況と思う。
ICOR
レンジ、手掛かりに欠けるチャート
QRVO コルボ
カップ作りかかっているが、浅いしい(現在の株価水準の)位置も低い。
むしろ横ばい
DOCS ドクシミティ
一番おいしい部分は過ぎたと思う。次に買うタイミングはIPO後初の決算発表の後がいいのでは
WFC ウエルスファーゴ
好きな銘柄。最近ちょっとポジション落とした。昨日増配発表し配当2倍に、それでも市場参加者の予想より増配幅は下回ったかもしれない。次の材料は総量規制の撤廃、多分9月頃発表されると思うが、出来高競争、預金競争、貸し付け競争といった競争に入って行く、競争することを許されると思う。
今のWFC ウエルスファーゴは危ない人だから競争してはいけない、とこれ以上融資額を伸ばせない、そういう手かせ、足枷をFRBからかけられている。ウエルズが面白いのは9月以降か。
BAC バンクオブアメリカ
長短金利差に一番敏感な銀行。今は長短金利差が縮小しているので不利な立場になっている。今後長短金利差は再拡大していくかもしれないが、まだわからない。8月のジャクソンホール以降いろいろな材料が政策金利面で出てくると思うので相場はどっちでも転がると思う。
ビットコインETFについて
一番重要なのはフィディリティのETF。ほかは重要ではない。昨日キャシーウッドのアークもビットコインETFを提案したというニュースがあったが重要ではない。なぜダメかというとビットコインの参照価格の中にバイナンスが入っている。バイナンスはアメリカでは犯罪者と思われている。SECは犯罪に関係している組織が絡むヤクザ案件には承認を出すはずがない。僕も昔やっていたが、引き受ける会社に黒いつながりがあるか調べる。日本でもあるんじゃない?でも社会人の常識でしょ?暴力団と関係が合っちゃいけないというのは。バイナンスはそういう会社なので関係あっちゃいけないんですよ。それを無視して申請書出して受理されるわけがない。そういう基本的なことを相場やるなら皆勉強したほうが良い。親心から言っている。
チャート分析の際50日移動平均線を見る理由は?
皆が見ているから。
全てのチャート分析でいちばん大事なのはみなとみているのと同じチャート、シグナルを自分も見ること。
みんなが50日移動平均線と200日移動平均線を見ているなら、あなたが自分で編み出したシグナルなんて何の価値もない。起点を動かしたらそれはシグナルではなくなる。テクニカルってそういうもの。頭に叩き込んで。
僕、1988年にアメリカに来てテクニカルアナリストに最初に注意されたこと。自己流でやっちゃダメ、あなたのやっているのは我流じゃない?それ、考えなしにやってない?と思いっきり詰められた記憶がある。
RBLX ロブロックス
何とも言えないチャート
今一番旬な銘柄は?AMZN アマゾン SHOP ショッピファイ BIGCビッグコマース
大型株 AMZN アマゾン
在宅・ネット通販 SHOP ショッピファイ
その流れでいうとBIGC ビッグコマースなんかも面白いかも。
MO アルトリア
あまり好きではない
TGH テックステイナー
トライトンの裏銘柄みたいなやつ。良いと思う。まだコンテナ不足しているみたい。
BTC ビットコイン
3万ドルを死守する必要がある。今は死守しているように見える。だから買い物が入っているが、これで危機を脱したかというとわからない。あと3か月くらい揉むかもしれない、揉んだ後下に行くリスクがあるかもしれない、上に行くかもしれない。足踏みの期間が長いほど上に行った場合しっかり上がっていけるとテクニカル的には理解する。
ヘッジファンドがポートフォリオに債券を組み入れる基準は
グローバルマクロ(株でも債権でも為替でも何でもいけるスタイル)のヘッジファンドについての質問かと思うが、ポジションの立て方はファンドマネージャーによりけり。
こういうポジションを建てるべきというルールブックのようなものは年金や投資信託よりはるかに緩いルール。
オルタナティブインベストメント=主流ではないのがヘッジファンドなのでユニークさが必要。例えばベアマーケットでアウトパフォームする、とか。そういう風にメインのアセットのカテゴリー、例えば株、例えば債権とはイデオシンクラティック(あべこべ、ちぐはぐな動きをする)ファンドを作る、ユニークな値動きをするファンドを作ることがヘッジファンドマネージャーが心がけるべきこと。
そういう特徴が出せないならヘッジファンドなんか使ってもしょうがないじゃんという話をしている。
いまはベア型ETFとかがあるから、個人でもどんだけでもヘッジできるし、指数についていくこともできる。ほとんどのヘッジファンドがインデックスをアンダーパフォーム。ただ単にパフォームの意味ではヘッジファンドを使う意味は一切ない。それでもヘッジファンドを買ったほうが良いと思わせるのはユニークさ、特異、フリークな動きを作ることで、筋のいい人はそう考えていると僕は思う。
OKTA オクタ
決算は良かった。
ガイダンスが低いのはビジネス要因ではなく、マーケットに異変があるからでもなく、Auth0との合併による費用発生のタイミング、売上のタイミングのズレが生じることをCFOがコミュニケートしていなかったこと。ミスしたのはCFOで責任を取らされクビになった。心配しなくていい。
DAL デルタ航空
経済再開銘柄だがこのところ元気ない。可もなく不可もなく。
BTI ブリティッシュアメリカンタバコ
減配リスクはあまりないと思う
PM フィリップモリス
減配リスクはあまりないと思う
MO アルトリア
減配リスクがある。
たばこ関連株
目先の心配はメンソールタバコをやめてしまえと言う議論がアメリカである。かなりモメンタムをつけている。ひょっとしたらそういう事が決まるかも。そしたら各社にとってかなり痛いと思う。例えばBTI ブリティッシュアメリカンタバコもメンソールのブランドを持っている。1箱1,000円くらいする、そういうのがリスクに晒されると思う。
ASO アカデミー
最近のIPO。スポーツ用品店。勢いある。いい。
VTI、VOO、QQQ
初心者はなるべく幅広い投資対象に投資できるETFを選んで。それはVTI。QQQはトレーディングに使っている人が多い。違いとしてはそういう事。
FB フェイスブック、MSFT マイクロソフト、AAPL アップル、AMZN アマゾン 決算良ければ9月もホールド
そういう考え方もある。
ジュリアンロバートソンについて
最近のジュリアンロバートソンについては一切知らない。
昔僕が現役のころはジュリアンも半分リタイアという感じで一応やっていた。彼の特徴としてはのれん分けみたいな形で、タイガーの社員で腕のいいやつに自分の資金をどんどん分け与える。そういう事でジュリアンロバートソンの子分として出てきたファンドマネージャーをタイガーカブス(小タイガー)という。その人たちの中にすごく成功したファンドマネージャーが何人も出てきている。
ジュリアンロバートソンの偉大さは彼自身も偉大だったがそれ以上に後輩を育てるのが非常にうまい人だった。そしてのれん分けをしている関係で、ジュリアンロバートソンの資産は自分の腕で稼がなくても子分が稼ぐ。
これはヘッジファンドマネージャーによく見られる現象で僕もそういう考えだけれども、儲かるなら自分がやってもやらなくても関係ない、という実利主義の考え方がある。
ジュリアンロバートソンが金融株好きで云々というのは、たしかにそうだが、ジュリアンのところにトム・ファッチオラというファンドマネージャー(タイガーカブ)がいて、彼はもともとリーマンブラザースのエイジェンシー(ファニーメイとかフレディマックのアナリスト)、その前はSGウォーバーグで僕なんかと一緒に仕事していた。アナリストもやったし、場立ちで注文をつないでいたことがある。トムはある意味英才教育で、金融業・証券業のすべての部署を経験しなさいと言う風に本部長から言われ、ぜんぶを一通り経験したうえでアナリストになり、最初は銀行株のアナリストだったが、当時は一緒に仕事した経験としてはシティコープ(今のシティグループ)がパークスという優先株を出したことがあったがその時のリードアナリストがトムで、僕の客がシンガポールのGICという機関投資家でシンガポール政府にシティコープの優先株を売りに行ったのが知り合ったきっかけだった。彼はそののちタイガーに入り、銀行株のスペシャリストとして売ったり買ったりしていた。
そんな思い出があります。
COIN コインベース
昨日はちょっと高かった。仮想通貨自体高かった。そろそろいい水準かもしれないが、BTCが30000ドル割り込み、19000ドルくらいまでさがるならまだまだダウンサイドあると思う。
昨日の上げはあくまでここがボトムという決め打ちの買いで上がっている気がする。
薬価引き下げ圧力はRPRX ロイヤリティファーマに影響は?
関係ないんじゃない。全く心配していない。
UPST アップスタート
近寄らないほうが良いのでは。
HA ハワイアン航空
持っていていいのでは。
XPO
運送会社だっけ?よく知らない銘柄だが第一印象としては好きです。(ほかの関連銘柄と?)動きが違うのはIPOして間もないから
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