2021年9月日のじっちゃまライブです。
本記事は情報の整理を目的としており、特定の銘柄や取引を推奨する目的はございません。投資にはリスクを伴いますので、自己責任でお願いします。
かなり言葉を省略しています。細かいニュアンスは動画を確認ください。
大手ネット証券会社は郵送不要で自宅からでも口座開設が可能です。
- じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
- Q&A
- PATH ユーアイパス
- LVMH モエヘネシールイヴィトンのような中国リスクで鈍化しそうな企業は?
- VIR ヴィア
- ダウ、ナスダック先物かなり下げている。キャッシュ多め&VTIがいい?
- 中国恒大きっかけでテーパリング後ろ倒しのリスクは?
- 株にはファンダメンタルズがあるが、為替はどのような力学で動く?
- 10月以降の投資先として物流を考えている UPS ユナイテッドパーセルサービス、FDX フェデックス以外の投資先は?
- NTR ニュートリエン 中国の影響は?
- ICHR アイコア のような小型半導体株の将来性はどう考える?
- アメリカのキャピタルゲイン増税の議論は進んでいる?
- ETFを複数持つことは長期保有で意味ある?VTI、QQQ、FAS、SPXLなど
- 明日からのFOMCでテーパー発表の可能性は?
- 決算を見る際、売上やEPSやきゃしゅフローを見ている。P/L以外でBSで重要な点は?
- ZM ズームビデオ
- 3回目接種が進んでいるイスラエルで感染が増えている。
- アメリカと日本に投資している。今回の中国問題で銘柄関係なくキャッシュを高めるべき?
- 9-10月は下、11月どこかで買い場が来るという見解に変更はない?
- AFRM アファーム
- LAW CSディスコ
- BIIB バイオジェン
- IRNT アイアンネット
- BMY ブリストルマイヤーズ、REGN リジェネロン、BIIB バイオジェン
- 去年のコロナ相場を支えたと言われるZ世代、ミレニアル世代、すでにBNPLの支払い遅延をしているらしいが
- CURV トーリッド
- アメリカ以外に注目している国のETFは?
- クルーズ銘柄仕込んだ。決算で予約悪かったら売り?
- 証券会社のインタビューでは経営者にどのようなことを聞いて予想株価に反映する?
- COUP クーパソフトウェア、BILL、SSNCなど会計ソフト分野でおススメの銘柄は?
- 日本郵船、三井商船、川崎汽船共同出資でシンガポールにコンテナ船を保有している。アメリカのコンテナ船会社について
- NISAで米株インデックス含み益。満期まで3-4年。現金化すべき?
- ミンスキー・モーメントについてブログで書かれていたが、当時は活用できた?
- CCL カーニバル 上がり始めるタイミングは?
- DOCS ドクシミティ いつ買うべきか
- VTI持っていない。毎月の積立予算的に難しい。SPLGは?
- VTI60%、個別グロースに20%投資しようと思う。
- 今週のIPOで注目すベき銘柄。
- 2022年の投資戦略は?
- NFLやカレッジを見ているとスタジアムは超満員。アメリカでコロナ終ったと思う一方ULCCは利益警告をしている。観光銘柄の仕込み時は近い?
- 11月テーパリング開始の場合、材料は出尽くしている?
- S&P500やダウの入れ替えの基準は
- アメリカ在住。ロビンフッドでVTIや個別株、コインベースで仮想通貨投資を3万ドルやって勉強中。売り買いのたびに税はかかる?
- 妙味のある銘柄、セクターは
- S&P500が50日移動平均線を切ってきた。
- 9月、10月のその後の見通しを知りたい。
- 広瀬さんは毎月S&P500のターゲットを設定しているが、今月-6~7%としている理由
- AMAT アプライド・マテリアルズ、ZS ゼットスケーラー、DAC ダナオス
- レイバーデー明けヒートマップで株価を見ていたが、金融、GAFAM、観光が上だったがあとは軒並み下だった。
- INMD インモード
- LEN 決算良ければホームビルディング株買おうと思っている。高級志向のTOLが金利上昇でも客が逃げないかと思うが
- MAR マリオット
- 9月下げ相場でも空売りしない理由は?
- 配当目的でPRU プルデンシャル、TFSF TFSファイナンシャル
- SNOW スノーフレーク
- じっちゃまのメンタルが強いのは後天的に身に着けた?
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- OLO オーロ― 9月13日ロックアップ解除後に経営陣が持ち株をすべて売却した
- NVDA エヌビディア ARM買収について
- ASAN アサナ 決算後買って+50%クリア利益がでた。
- 移動平均線は何を意味する?
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- 取得した資格は?
- 英語力向上のためにしたことは
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- AFRM アファーム 次の買い増しタイミングは
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- BLK ブラックロック
- GDRX グッドアールエックス
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- 宇宙関連で打ち上げ以外の銘柄。
じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
今日ちょっとマーケットギクシャクしている。香港一時-4%くらい下がっているみたいだが、いよいよ中国恒大集団がデフォルトするのでは?と心配してマーケットが下げている。
ミンスキー・モーメントとは
これは典型的なミンスキー・モーメントと呼ばれる現象と思う。ミンスキー・モーメントとは資産価格が突然大きく値下がりして、それが引き金となって信用のサイクルや経済のサイクルが暗転する瞬間。
この名前は経済学者ハイマンミンスキーという方から名づけられている。セントルイスワシントン大学の経済学部教授。もともとシカゴ大学の経済学部で勉強してその後ハーバード大学に行った方と思う。非常に有名な経済学者。
彼の理論は凄くかみ砕いて言うと、経済活動の拡大と信用の創造は理想的には二人三脚で増えていかなければいけないが、必ずしも常に二人三脚ではなく、信用が急に成長して戻ってきたりとか、蛇行することがあると主張している。
信用の創造がある時点から経済活動より早いペースで膨張し始めた時、投機の要素がそこに入り込んで、さらに終盤近くになると今借りているお金の返済のために新たに借り入れをするポンジスキーム的なことが横行し始める。
それがある時点で継続不可能になり、信用の崩壊になる、というのが彼のセオリーでそれをもってミンスキーモーメントという。
中国恒大集団 現在中国恒大集団が経験している利払い不能はミンスキー・モーメントの典型的な例と思う。
現在中国恒大集団が経験している利払い不能はミンスキー・モーメントの典型的な例と思う。
そのほかにどんな例があるかというと例えば2008年のリーマンショックもミンスキー・モーメントだったと言えると思う。
中国では国内の事業会社の負債、つまり会社の借金がGDPに占める割合が2008年には135%ぐらいだったが、2018年には250%に増えました。
つまり企業の借金はどんどんどんどん大きくなっている、ということ。
2008年以降中国の経済のアウトプット、生産は年率目の子で6%くらいで成長してきた。その一方で信用成長は2008年以前はアウトプットと同じ6%で成長していたが、それ以降は一気に15%、20%、25%という形で経済のアウトプット成長よりもはるかに高いスピードで信用が拡大、急膨張した。その結果として、ここが大事なところなんですけども、いまGDPを1%押し上げるために必要な信用の増加が5%くらい、つまり1:5くらいの比率になっている。
それは何を意味するかというと、それだけ経済が非効率になっている。お金をどんどんどんどんぶつけても経済がなかなか成長できなくなっているという状況だと思う。ちょっと一歩下がって今ものすごく低開発国のケースを考えてみたいが、中国も1980年代はそういう立場にあったが、共産主義で市場経済と隔離されたところで経済運営がなされていたので、非常に貧しい国だったし、そこにちょっと資本を投下すると安い労働力で加工輸出で安くものを作って生産して海外に輸出できるので、ほんの少しの資本投下がGDP成長に与える影響はものすごく大きい。効率がいい。
おなじことはバングラデシュとかそういう低開発国でも最初はそうなんですけれども、だんだん経済の規模が大きくなってくると、追加的に投下する資本、あるいは信用がもたらすリターンはだんだん減っていく。
いまはGDPを「1」押し上げるのに信用は「5」投入しなければいけない、という非効率になっている。それは永遠には続かない。なぜかと言うと経済を成長させるためにはもっと借金しなければならない。もっと借金すると、その借金の返済、利払い、あるいは元本の返済に余計お金がかかる、という形で雪だるま式に負債が大きくなる。
今の中国はそういう状況になっている。それが今回の中国恒大集団が直面している問題の根本的な、経済学的な理由はそういうことになると思う。
中国の場合、新しい信用の多くは政府系企業、それも工業セクターの重厚長大の会社に割り振られる。ところがそういう政府系企業は従業員が30万人もいるような企業がけっこうあって、非常に非効率。
そうすると中国の中には効率経営されて生産性の高い企業もある。例えばアリババとか、テンセントとか、そういうネット企業とかは良い企業。
だけれどもその一方で悪い企業もある。
いま中国で起こっているのは良い企業からお金をむしり取って、非効率な企業に渡しているということが起こっている。だからどんどんどんどん非効率になっている。
それは不健康なことだが、ある程度今まで問題が表面化せずにやりくり出来てきた一つの理由は、中国では国内の資本の蓄積が非常に進んでいる。その関係で外貨建ての借り入れが少ない、ということ。それがリスクを小さくしている。さらに政府の債務がGDPに占める割合が非常に小さいということ。
中国での信用の緊縮が不動産・建設セクターを直撃するリスク。素材セクターのスローダウンに注意。
それらの理由から今回結構ギクシャクするかもしれないけれども、大問題に発展しないかもしれない。その一方で中央政府の債務だけを見ていては中国全体としての債務の大きさは分からない。なぜかと言うと中国という国は地方政府がたくさん借金しているから。で、地方政府の債務は、中央政府の債務とは別腹であって計算に入っていないことが多い。しかも、その地方政府の債務は理財商品のような形で飛ばしの対象になっていて、「on book」 つまり帳簿にきっちり表れていない、実態が分からない、そういった債務もある。だから額面通り受け取ることはできないと思う。
幸い、中国の今の信用市場は大部分の参加者が中国国内の金融機関。だから海外の機関投資家がうけるダメージは限定的だと思う。
しかし、信用の緊縮は例えば不動産、あるいは建設セクターを直撃すると思う。じっさい中国恒大集団はいま開発中の不動産案件、建設途中のビルとかがいくつもあるが、資金繰りがつかず、建設を断念しなければいけなくなっている。そんな風な感じで新たな建設に着手することができないということで建設需要とか、そういうのが落ち高リスクがあると思う。
具体的には例えば、銅、鉄鉱石、石炭、ばら積み船、そういったような景気敏感な素材とかのセクターはこれからスローダウンすると思う。
いま中国ではデルタ変異株が蔓延していて、もう一回コロナ対策のロックダウンが一部で行われている。その関係もあって、消費もスローダウンしている。悪いときに悪いことが重なっていて、いま中国のアウトルックは非常に不透明になっている。
それが今起こっていることじゃないかと思う。
まだ中国恒大集団が正式にデフォルトしたかは判定つかないと思う。きょうが、つまり月曜日が銀行からの借り入れの返済期限だった。たぶん、返済期限を過ぎて返済できていなかったと思う。
木曜日にそれとは別に社債の利払いが来るが、それも多分払えないんじゃないか、ということ。
ただし、社債の利払いに関しては払えなかったらすぐにデフォルト認定ではなく、中国のルールでは1か月の猶予期間があるようです。
デフォルトしたかどうかの判定は今週は出来ないと思うが、事実関係として利払いが出来ていない状況になっている。
Q&A
一問一答形式のQ&Aです。
PATH ユーアイパス
決算2回クリアしたと思う。
決算自体はボチボチ。ミスではなかったと思うがメチャクチャいい決算ではなかったと思う。
Q2 7月期
EPS予想-6¢ 結果1¢
売上予想1.87億ドル 結果1.96億ドル(前年+40.3%)
ガイダンスQ3
売上予想2.08億ドル 新ガイダンス2.07-2.09億ドル
あんまりよくないね。僕に言わせれば。
別の質問。キャシーウッドが買い増したようだが。
キャシーが買い増したから、どうこう、ということもないと思うけれども。
LVMH モエヘネシールイヴィトンのような中国リスクで鈍化しそうな企業は?
ラグジュアリーグッズのセクターは悪影響受けると思う。とりわけLVMHは中国で成功していた企業なので影響を受けざるを得ないと思う。そのほか、NKE ナイキとか、あるいはSBUX スターバックスも中国に対するエクスポージャーがある。
あるいはヤムチャイナ、そういったところが心配。
ある位は工業セクターならFCX フリーポートマクモラン、BHP BHPグループ、RIO リオティント、VALE ヴァーレ、SBLK スターバルク(海運)も気を付ける必要があると思う
VIR ヴィア
カップウィズハンドルは出ていない。
ものすごく浅くて広いカップなので信頼度の高いチャートではない。でも一応カップと見れなくもなく、悪いチャートではないが本当の意味でのカップウィズハンドルとは違うのでは。
ダウ、ナスダック先物かなり下げている。キャッシュ多め&VTIがいい?
その通りと思う。
中国恒大きっかけでテーパリング後ろ倒しのリスクは?
今のところそういうことはないと思います。でももしマーケットがものすごく荒れたらテーパー見合わせることは当然考えると思います。
株にはファンダメンタルズがあるが、為替はどのような力学で動く?
二国間の金利差とか、そういったもので先進国通貨の場合は主に動くのでは。
新興国の場合はそれに加えて、輸出の状況、なぜかというと外国にモノを売って外貨で稼いで、国内に為替転換して買ってくるプレッシャーもあるし、あるいはインフレ率なんかも為替に大きく影響する。だから新興国に投資する場合は色々心配しなければいけないファクターは大きい。
そして経済のファンダメンタルズが為替の実勢レートに影響を与える部分は非常に大きい。
ただ、ドル円とか、ドルユーロとか、大きな国同士の為替はもっと細かいニュアンスで動く、そしてゼロサムに近いと思う。
10月以降の投資先として物流を考えている UPS ユナイテッドパーセルサービス、FDX フェデックス以外の投資先は?
たぶん、その2つが一番きっちりマネージされた会社と思う。僕だったらまずその2つの銘柄に投資することを考えます。
NTR ニュートリエン 中国の影響は?
多分今の時点ではないと思う。農業なので。
ICHR アイコア のような小型半導体株の将来性はどう考える?
今は環境良いと思う。なぜかと言うと中国は国内の半導体産業を育成しているし、アメリカは将来の国防的見地から国内の半導体産業を育成しなきゃいけないと考えている。もっと言えば世界の別々のところで重複する、ダブルで投資が行われている関係で、今は半導体設備関係を中心として、非常に景気は良い。しかしそれは将来オーバーキャパシティにつながって長期的な低迷を迎えるかもしれない。
それはまだわからない。でもそういうリスクはないとは言えない。
アメリカのキャピタルゲイン増税の議論は進んでいる?
先週にバイデン政権がプランを明らかにした。そのまま法案が通るかは分からないが、リスクとしては成立するリスクはあると思う。今どちらかというとアメリカ株をめぐる材料は、たくさんの不安要素、不透明感、そういったものがあると思う。
一番目の不安要素として、多分今が米国企業の業績、それが変化率でいえば明らかにピークを付けたということ。
マージンプレッシャーがかなり圧迫されてきている。たとえば、アジアからアメリカに商品を持ってくる船賃が今ドンドン上がっている。それは業者のマージンが悪くなるということを意味する。
それから、テーパリングやるんだったらたぶん長期金利が上昇するというリスクも考えなければいけないだろう。
それから、今年の予算、もっと言えば連邦債務上限の引き上げ問題も片付けなければならない。
それに絡めて今ご質問のあった増税問題、という風にいっぱい問題がある。それに加え、中国経済のスローダウン、中国恒大集団のデフォルトの問題とか、今右を見ても左を見ても不安材料しかない。なんでこの状況で強気で臨んでいる投資家がいるのか。非常に面白いよね笑
僕には強気になる理由が分からないんだけど。そういう状況ですね。
ETFを複数持つことは長期保有で意味ある?VTI、QQQ、FAS、SPXLなど
あんまり意味ない。僕だったらVTIだけを持っている。
明日からのFOMCでテーパー発表の可能性は?
僕はテーパー発表の可能性あると思う。実際の実施は11月くらいからじゃないかな、それがメインシナリオかなと思う。ただここ2日間くらいで相場がものすごく荒れるようだったら、テーパー発表は当然見合わせられる可能性もあると思う。
決算を見る際、売上やEPSやきゃしゅフローを見ている。P/L以外でBSで重要な点は?
一番大事なのはEPS、売上高、ガイダンスがきっちり市場コンセンサスを上回ったか。99%くらいそこらへんが大事だと思う。
バランスシートを見るときは、たとえば売掛金の回収日数。DSO、days sales outstandingというが、それを見る場合はある。それは、どうしてかというと企業の経営者は四半期決算でコンセンサス予想を上回ることが要求されているので、決算を締める直前にエイヤー、と無理やり数字を作りに行く。
その時に無理して計上した売上高は、まだ請求書を送りつけておらず、入金もない。売掛金になる。そういった価値でP/Lで無理をした、嘘をついたのはバランスシートでバレる仕組みになっている。
だからヘッジファンドのバイサイドのアナリストとかはそういったところまで見ている人もいる。でも普段我々がやるに関してはそこまで細かく見る必要はないと僕は思うが、稀にそういうことが問題にされることがある。DSOがメチャクチャ増えているとか。
売掛金が増えているシナリオはいくつかあって、ひとつはエイヤーと期末に無理して数字を作った。ふたつめは何らかの理由でお客さんが購入した商品に対してハッピーじゃないというリスクもある。支払いを渋っているケースもある。
なのでDSOが増えるというのはそういった理由であまり良くない現象と言われている。
ZM ズームビデオ
今回の決算はかなりボロボロだった。いままではズームビデオはコンセンサスよりはるかにいい数字で必ず入ってきていたが、今回はギリギリ数字を捏造し、ふうふう言いながらクリアした。
クリアしていない数字もあった。全体としては箸にも棒にも掛からぬひどい決算、それ以外の評価が出てくるのは僕は理解できないが、明らかに売りな決算だったと思う。
3回目接種が進んでいるイスラエルで感染が増えている。
みんな誤解しているが新型コロナワクチンの注射を接種したらもうコロナにかからないという風に思っている人がいるが、理解が間違えている。
ワクチンとは1回注射してなんちゃってウイルスを体にぶつけると、体の免疫反応で跳ね返す。その練習試合をやるのがワクチンというもの。
だからワクチンを打った後でもウイルスが入ってきたら、それは体の中に入ってくる。
ただ、それを撃退する時間が短くなる。もう過去に戦いをやったのでテキパキと対抗することができる。それがワクチンというものの主な狙いであって、完璧に防御できるということではない。
もっと言えば新しくウイルスが入ってきてから撃退するまでの時間が短くなるだけのこと。
そして、症状も軽くなる、ということ。
だから注射しても新しい変異株が出てきたらそれに感染するのは当たり前じゃない。
アメリカと日本に投資している。今回の中国問題で銘柄関係なくキャッシュを高めるべき?
日本株の方が中国問題に敏感だと思う。日本株はシクリカルな企業が多く、中国のメーカーに耕作機械、精密機械を売っている比率がアメリカに比べて高い。
中国がくしゃみをすると風邪をひくのは日本で、アメリカではないと思う。
9-10月は下、11月どこかで買い場が来るという見解に変更はない?
ありません。
AFRM アファーム
決算良かった。
EPS予想-24¢、結果-48¢(貸倒引当金など特殊要因含む)
売上予想2.24億ドル 結果2.62億ドル(前年+70.8%)
ガイダンス
Q1 売上高 予想2.32億ドル、新ガイダンス2.4-2.5億ドル
2022年度 売上高 予想11.6億ドル 新ガイダンス11.6億ドルー11.9億ドル
この決算発表の後で、アマゾンとの提携のニュースが出ている。実際にはここで示されたガイダンスよりもっと高い数字で入ってくると思う。
LAW CSディスコ
後悔売り出しで株価が下落したが見解は?という質問。
JPモルガンがリードマネージャーだったと思うがややギクシャクしたはめ込みと思う。売り出しが発表された時にものすごく株価が下がった。でも決算自体は良い決算を出した後で公募しているので教科書通りの仕事の進め方だと思う。
あまり心配していません。
53ドルで値決めになっている。
公募増資が発表になって18%くらい下がった。いま53ドルを下回っているので水面下に没して苦しんでいる投資家が多いと思う。なので目先の株式の需給関係は必ずしも良くないが、時間が解決すると思う。あまり心配していない。
別の質問。下がったが買わない方がいい?
(買っても)いいと思う。ちょっと時間かかるかもしれないけれども決算は良かったので僕だったら買います。
BIIB バイオジェン
下げの原因は?という質問。
アルツハイマーの薬が承認されたが、一部の病院が払い戻しをしない、あるいは処方をしないということを言って、実際に処方している数がものすごく当初の予想を下回っているという問題があると思う。
バイオジェン側は、当座のあいだ、無料でアルツハイマー薬を処方すると発表している。それでも試してみたいという患者が少ないんじゃないかな。FDAから承認された時の一つの条件として、実際に患者さんに投与したときのデータをきちんと取りなさい、そしてデータをFDAに報告しなさい、ということを義務付けられている。それがきちんと履行できなくなるんじゃないかということを今投資家は心配しているんだと思う。
IRNT アイアンネット
わかりません。知らない銘柄です。
BMY ブリストルマイヤーズ、REGN リジェネロン、BIIB バイオジェン
BMY ブリストルマイヤーズは心配していない。
REGN リジェネロンもあまり心配していない。
バイオジェンはいま説明したがアルツハイマー薬のロールアウトがうまくいってない、だからバイオジェンはちょっと苦労すると思う。
去年のコロナ相場を支えたと言われるZ世代、ミレニアル世代、すでにBNPLの支払い遅延をしているらしいが
違う人たちでは。
単にZ世代、ミレニアル世代といっても失業している人もシリコンバレーでいい職についている人もいるし千差万別。一つの一枚岩と見ない方がいいのでは。
BNPLに手を出している人は主にクレジットカードの審査に落ちる人。職のない人とかがBNPLに手を出していると思う。
同一人物ではないと思う。
CURV トーリッド
あまり心配する必要ないと思う。
下げているが、決算自体は非常に良かった。
EPS予想13¢ 結果36¢
売上予想2.9億ドル 結果3.33億ドル(前年+34%)
Q3予想2.91億ドル 新ガイダンス3.05-3.15億ドル
2021年通年予想 12.6億ドル 新ガイダンス12.9-13.1億ドル
非常に良い決算だったと思う。
アメリカ以外に注目している国のETFは?
一つはインド。INDA。
なぜか知らないが日本のネット証券では買えない。もう一つのETF、EPIを扱っている証券会社が多い。
もう一つはVNM。ベトナムETFもいいと思う。この2つの国がファンダメンタルズとしては一番いいように思う。
クルーズ銘柄仕込んだ。決算で予約悪かったら売り?
多分予約は良いままで推移すると思う。心配していない。
証券会社のインタビューでは経営者にどのようなことを聞いて予想株価に反映する?
証券会社のアナリストが経営者にどういうことを聞いているのか、という質問と思う。
さいきんではレッグFDという新しいルールが出来て、企業がアナリストの個別の問い合わせに耳寄り情報というような形で最新の経営に関するデータを教えてはいけないルールになっている。多分アナリストは独自研究で予想数字をはじき出していると思う。
例えば人工衛星で駐車場の込み具合を衛星写真で見てお客さんがショッピングモールに来ているな、とかいろんな独自のデータポイントを参考にしていると思う。
会社側からは何も教えてもられていないと思う。
だからこそ決算発表のときの決算カンファレンスコール、あれは同時に一斉にコミュニケートする。それは許されている。だけれども会社が何か口を開くときは一斉にニュースリリースのように告知しなさいと言うルールになっている。個別には対応できないということ。
COUP クーパソフトウェア、BILL、SSNCなど会計ソフト分野でおススメの銘柄は?
COUPでもいいし、BILLでもいいと思う。その辺じゃない?
日本郵船、三井商船、川崎汽船共同出資でシンガポールにコンテナ船を保有している。アメリカのコンテナ船会社について
アメリカに上場されているコンテナの銘柄ならDAC ダナオス。
去年紹介して、いま10倍になっている。僕はコンテナ船は嫌い。今の局面では。もう利食いゾーンに入っていると思う。今からだったら買わない。
NISAで米株インデックス含み益。満期まで3-4年。現金化すべき?
持ち続けるべきと思う。
ミンスキー・モーメントについてブログで書かれていたが、当時は活用できた?
当時は理財商品がものすごくブームで、その後で中国政府は簿外でそういうことをやるのは望ましくないので、帳簿に乗せなさいと言う指導をした。
それは一定の成果があったと思う。だから今日まで問題が先送りできたと思う。同じ問題がまだ尾を引いている、いよいよにっちもさっちもいかなくなったという理解を僕はしている。
CCL カーニバル 上がり始めるタイミングは?
わかりません。
DOCS ドクシミティ いつ買うべきか
決算良かったので買いでいいのでは?
VTI持っていない。毎月の積立予算的に難しい。SPLGは?
まあ、これでもいいか。
要するに株価がVTIは229ドルで買いにくいという話でしょ。それでSPLGにしたら52ドルなんで金額が小さいから買いやすいということですよね。
それはやりくりの問題で致し方ないので、僕の好みではないけれどもそういうやり方しかできないならSPLGでも仕方ないのでは。
VTI60%、個別グロースに20%投資しようと思う。
個別を選ぶにあたり広瀬さんのNoteで紹介されている企業を自分で分析しているが、いずれ自分で見つけられるようになりたい。どういうアプローチがいいか。
僕だったら決算、過去の決算がきちっ、きちっと毎回いい決算出せているかの記録を取る。
自分が目星をつけたら、少なくともきちんきちんと毎期良い決算を出しているかどうかは記録に残していると良いのでは。
僕自身がそういうやり方しかしていない。
なので、それ以外の方法はないと思う。はっきり言って。30年僕もやっていていろんな手法を試したが、それが一番確実。
今週のIPOで注目すベき銘柄。
RELY レミットリーでしょうね。
2022年の投資戦略は?
まだ考えていない。でもそれなりにいいと思っている。米国株は。
NFLやカレッジを見ているとスタジアムは超満員。アメリカでコロナ終ったと思う一方ULCCは利益警告をしている。観光銘柄の仕込み時は近い?
ULCC フロンティア航空は夏の行楽シーズンが終わり、秋にかけてデルタ株が蔓延し、急に客足がつんのめった。それで利益警告したと思う。この銘柄に限らず他のエアラインも同様の状況に置かれていると思うが、それは一過性と思う。
長期では心配していません。
11月テーパリング開始の場合、材料は出尽くしている?
テーパーになったら一度はそれに敬意を表する形でマーケットは荒れると思う。その荒れが9月に来るか、10月に来るかはよくわからない。
でもパウエル議長は実際のテーパーを開始する前に十分な余裕の時間を持たせて、テーパーするよ、というアナウンスメントは事前にやる、という風に約束している。
だから11月にテーパーするなら9月からアナウンスするのが礼儀じゃないかな、と僕は考えている。そうであればマーケットが調整するのは悪い材料が出る9月に調整すべきで、11月ではないと思う。
S&P500やダウの入れ替えの基準は
違う判定委員会が判定している。基準は指数によって違う。
ダウは30銘柄しかなく基準があいまいというか判定委員の主観が入りやすい。たぶんウォールストリートジャーナルの人とかそういうのが判定委員に入っていると思う。
S&P500の方がもっと機械的に足切り基準がはっきりしていると思う。
アメリカ在住。ロビンフッドでVTIや個別株、コインベースで仮想通貨投資を3万ドルやって勉強中。売り買いのたびに税はかかる?
キャピタルゲインがでれば課税がある。
現金にして引き出したときだけ税がかかる?
そんなことはない。反対売買したら証券会社から引き出さなくても税金はかかる。
妙味のある銘柄、セクターは
いまは特にこのタイミングで買いたいセクター、銘柄はない。調整、下げが来るので。
9月、10月にざっくり相場下げたら多分アメリカのハイパーグロース株、最近IPOされたものの中から良い銘柄買っていきたいと思う。
それは2つ理由があって、1つは景気がスローダウンしているので成長に対して投資家がプレミアムを支払うだろうと考えていることが一つ。もう一つはいま中国がスローダウンしそう。そうするとお金は世界に拡散していくのではなく、むしろアメリカの機関投資家はアメリカに資金を戻すと思う。
アメリカ国内の投資対象の方が、世界の投資対象よりも魅力も増すと考えている。企業のレベルでも国際展開をしている企業より、まだ小さくて若い会社でアメリカ国内だけを相手に商売をしている企業の方が安全だと思う。そのような理由から小型のハイパーグロースが来るんじゃないかなと思う。
それは今じゃない。まだこれから相場下げると思うので、下げた後で買うなら、という話。
S&P500が50日移動平均線を切ってきた。
まだ切ったと僕は判断していない。
50日移動平均線上にある。と。
過去に50日移動平均線をほんの少し切りかかったところで反発している例はいくつだってあるでしょ。
こういうテクニカル分析でトレードするときにみんなにやってほしいことはコンファメーション。つまり、再確認ということ。
先週金曜日に50日移動平均線を割り込むかのような形でズルっと来ているけれども、それではまだコンファメーションが出たということにはならない。そこから明らかにハッキリ下に切れれば、その時点で売りになると僕は理解している。
僕はアメリカに来た時、1988年、ウォーバーグという会社に勤めていたが、ゲール・デューダックという方。彼女は当時のテレビの人気番組、ウォールストリートウィーク、という株式番組のレギュラーの一人だった。全米テクニカルアナリスト協会の会長でもあった。
そのゲールと僕は仲良かったが、ゲールがしつこく僕に言っていたのは、ほんの瞬間トレンドラインを割り込んだ、移動平均線を割り込んだ、というだけで「もう売りだ」という風にあたふたしないでください。必ずダメ押し、その翌日、その翌週とかにダメ押しの売りシグナルが出て、確認が出来たらそこから売った方がいいよ。そういう風に石橋をたたいて渡るようなテクニカルチャートの使い方をきちんと習得しなさい、ということをかなり口うるさく言われた。
彼女はジョンマーフィーのことも良く知っている。ジョンマーフィーは先物市場のテクニカル分析という教科書的な本を書いた人だが、そのジョンマーフィーとも仲良かったので、彼の考え方もよくわかっている。
あと、ラルフアカンポーラ、アランショーとか、有名なテクニカルアナリストとも交友があった阿賀、みんなやっぱりコンファメーション、の重要さを言っている。
だからそわそわ、気が急いて、一瞬でも髭のようなシグナルでドタバタ動く、そういうのはあまりテクニカル分析による投資がうまくない人がやるんじゃないのかな、という風に僕は思う。
9月、10月のその後の見通しを知りたい。
9月は経験則的には前半より後半の方が下げ足が早いと言われている。これから9月の後半は楽観視していない。
10月は過去までさかのぼれば反発が入ることも多いが、近年は10月にボコボコにやられるケースも多かった。さらに言えば大暴落が来るのはだいたい10月。
10月も枕を高くして寝れないと考える。
広瀬さんは毎月S&P500のターゲットを設定しているが、今月-6~7%としている理由
深い理由はない。
AMAT アプライド・マテリアルズ、ZS ゼットスケーラー、DAC ダナオス
このなかで僕の嫌いな銘柄はDAC ダナオス。これが一番リスクが大きいんじゃないかな。
レイバーデー明けヒートマップで株価を見ていたが、金融、GAFAM、観光が上だったがあとは軒並み下だった。
今年は余り特徴が出ていなかった。
今年のレイバーデー明けの相場の特徴は何だと言われれば、ヘビの生殺しみたいな、ジワジワ下げる相場、という印象が今のところ残っている。
こういうパターンはぐっ ぐっ ぐっ ぐっ と下がってきて、どこかでズルズル―ッと急落するパターン。ここまでの展開は非常にまずいのでは、と僕は思っている。
その一方でファンダメンタルズに絡んだニュースは日一日ごとにどんどん悪くなっている。米企業の業績予想も暗転している、金利の予想もウォール街のエコノミストは長期金利上昇を読み込み始めている。中国のスローダウンも起こり始めている。ファンダメンタルズはかなり後退したと思う。買い材料は見当たらないと思うが、何で皆フレッシュな目で相場を見ようとしないのか、僕には理解できない。
僕が心がけていることは、朝起きたらオギャーっと生まれた子供みたいに、今日は全く新しい日だ、昨日と同じ考えではいけない。フレッシュな目で相場を見直してみよう。一回頭を全部クリアして、データをもう一回見直してみるということを心掛けています。
必ずしも、昨日決めたシナリオ、1週間前に決めたシナリオ、1か月前に決めたシナリオの継続という風には全然考えていない。むしろ自分が到達した昨日までの結論が間違えていないか、つついて検証する。そういうことを投資家は必ずやらないといけないと僕は思う。
最大の敵はあなた自身。自分の思い込み、慢心。そういったものを戒めてください。
毎日、新しい目で、フレッシュな目で相場を見れるか。それがいい投資家になれるかどうかの分かれ目だと思う。
INMD インモード
決算クリアし続けている、という意見。
そうですね。良い決算出し続けていますね。非常に勢いのある銘柄と思う。良いと思う。
LEN 決算良ければホームビルディング株買おうと思っている。高級志向のTOLが金利上昇でも客が逃げないかと思うが
いろんな考え方ある。そういう考え方もあると思う。
決して嫌いではない。
まあ、金利次第。金利の動向については楽観視していない。これからテーパーが言われているから。
なぜこれからテーパーをしようという局面なのに住宅株を買わなければいけないのか、というところから問い直す必要があるんじゃないの。
MAR マリオット
まあ、今一つ煮え切らないチャートだけれども。
もうそろそろ新型コロナデルタ株のピークは過ぎたと思うのでそれが明らかになってき次第、旅行県警は復活してくると考えている。
9月下げ相場でも空売りしない理由は?
空売りしても1回転取れるだけ下げるかの自信が無いから。
それ以上の理由はない。
中国株に関してはずっと悪いだろうと言っていたし実際も悪かったが、空売りするほどの強い意見は持っていなかった。
もっというと売りから入るというのはものすごく難易度高い。なぜかというと①空売りには借株が必要で、借株のコストがパフォーマンスを悪くする。②空売りで勝ったポジション、つまりまんまと株価が下がったポジションは勝てば勝つほど売りポジションは小さくなる。そうするとポートフォリオに対する勝ちのポジションは小さくなる。そのような理由から空売りを仕掛けてまんまと的中した場合、ヘッジファンドのマネージャーは追い打ちでその銘柄をさらにショートしたりする。
そういう風にするうちにドンドン株価が下がっている銘柄にたくさんの株数をショートする現象が起きる。それは担がれた時に危ない。
何が言いたいかというと空売りに必要な技術と、ロングで必要な技術でいうと、空売りの技術の方が2倍くらいソフィスティケートされていないとうまく取れない。僕はそんなにトレードうまくないので、そういう空売りばかりを考えるのは、「下手な考え休むに似たり」で自分の時間の使い方としてはクソな使い方なのでそういうことはしない。
投資はじめたばかりの人の特徴として、自分の力をものすごく過信している。
広瀬さん相場ヘタ、とか言ってもらうのは構わないが、みんなと僕の違いは僕は自分の限界もよくわかっている。だから無理しない。でもみんなはあれも試し、これも試し、いろいろ試してみるのが面白くてしょうがない、そういう人たち。
例えばテクニカルを手掛かりにトレードしている、という人がいるが、そういう人がどういう風に支持線、レジスタンス線をひいているか、あるいはどんなオシレーターを使っているか、そういうのを次から次からドンドン出してくる人がいるんだけれども、そういう様子を見れば、その人がどのくらいソフィスティケートされたトレーダーかは一目でわかる。
なぜかというと、ダメな奴は頭の中が整理されていないから。年季の入ったトレーダーは頭の中が整理されているから、結論は1つか2つなんですよ。
the progress in thinking is the progress toward simplicity
つまり、てめーの考えが、進化した、あるいは進歩したというのは何で分かるかというと、その考えが洗練されればされるほど、シンプルな結論になっていくから。
シンプルな結論が出せない奴は修業が足らないし、頭も悪いし相場もうまくない。そういうやつがゴチャゴチャゴチャゴチャああですかね、こうですかね、と質問しまくりになる。
そういうことを心掛けながらどうやって自分のいろんな考えをディスティルド、蒸留して熟成したウイスキーみたいにピュアなものだけを抽出する、エッセンスだけを抽出する、そういうことを相場を考えるうえでみんなも励行してほしいという風に思う。
配当目的でPRU プルデンシャル、TFSF TFSファイナンシャル
何とも言えない。あまり好きではない。この辺の銘柄は。特に意見ない。
SNOW スノーフレーク
AWSとはかち合わない。
ライバル企業は特にないと思う。
じっちゃまのメンタルが強いのは後天的に身に着けた?
はい。後天的に身に着けました。
社会人2年目、社内に厳しい部長がいる、部長の前でオドオドしたり声が小さくなったりする。萎縮せずに正々堂々と振る舞えるアドバイスあれば
難しい質問だねー。ちょっと今考えているんだけれども。
別にいいんじゃないの。ちょっと声が小さくなったりとか、ちょっとオドオドしたりとか、それでいいと思うよ。
なぜなら、だからと言って、お前はクビだ、とか使えないとか部長は言えない立場なんだから。
あなたがどう振る舞ってもあなたの会社での成績には関係ないんじゃないの?そう思えば少しは気が楽になるんじゃない?そうとしか言いようがないですね。
OLO オーロ― 9月13日ロックアップ解除後に経営陣が持ち株をすべて売却した
全てだっけ?それがよくわからないんだけど。決算自体は良かった。
もし株をすべて売却したというのは確かめてみる必要があるね、僕は違うように思うけれども。
NVDA エヌビディア ARM買収について
まだグジュグジュ言っている。最終的にOKになったのではないと思う。
ASAN アサナ 決算後買って+50%クリア利益がでた。
ぜんぜんシグナルとかは出ていないが、いくらなんでも上げピッチが速すぎるので少しポジション落としたほうが良いかも。僕だったら少し軽くする。
移動平均線は何を意味する?
株価の動きをなだらかに均して、長期での趨勢、トレンドを捉えようとしたもの。
通常アメリカでは50日移動平均線、200日移動平均線の2つを見る。
50日移動平均線の方が比較的短期でのトレンド、200日移動平均線が比較的長期でのトレンド、そういう違いになる。
この状況でもZI ズームインフォなどのグロースが上がっている理由と、10月指数が下げても上がり続ける見込み?
個別株は色々なので3,000銘柄もあれば指数が下がっていても上がる銘柄はいくつかある。その全部に対してきっちりした説明なんかつくはずがない。
それを断ったうえでズームインフォは業績がいいので上がっているのでは。それだけのこと。
DKNG ドラフトキングス、GENI ジーニアススポーツ、SRAD スポートレーダー どれがおススメ
いまだったらSRADの上場後初の決算に注目したいと思う。良い会社です。
取得した資格は?
特にない
英語力向上のためにしたことは
英会話の学校に通った
CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズライン いつ出動すべき?
今持っていてもいいのでは。予約状況は非常にいい。
最近投資について勉強し始めた。30万円元手にインデックス中心に始めようと思う。個別株にも興味あり。
最初はVTI買ってください。
それで1年くらいVTIをずーっと眺めて、株式市場に対するフィーリングがきちんとできてから個別株を投資されると良いと思います。
インフレが高止まりする場合、銀行株や金などに投資するのが良い?
インフレが高止まりした場合、株式全体にとってマイナス。
だからあまり歓迎すべき状況ではないと思う。だから常にフルインベストメントで何かに投資していなければいけないと考え過ぎない方がいいんじゃない。
高インフレの時って結構きつい。投資する環境として。銀行株でもキツイ。ゴールドは良いかもしれないけれども。
でも高インフレになると決めつけることも出来ないと思う。
むしろ世界の景気は加速しているか減速しているかでいうと、今は音を立てて減速中。だからインフレでなくなるシナリオの方がインフレが一層強まるシナリオよりもむしろ勝ってるんじゃない?
決めつけることはできないと思いますよ。
証券マンの彼氏にGAFA中心に長期目線で保有し続ける方針、テーパーの話題があり、すべて売り、買いなおすべきと言われた
全売りの方が正解かもしれない。僕が間違っているかもしれない。僕は全売りすべきじゃないと思うけれども。
でも、そもそも神様じゃないんだからなんでみんな自分の相場観に絶対の自信を持っているか不思議だよね。
経験ある人ほど失敗も多いので謙虚というか、「こういう風になるかもしれないし、ああいう風になるかもしれない、高いかもしれないし、安いかもしれない」という言い回しに経験者ほどなるのでは。
分からないけれども。証券マンの人が来て全売りのアドバイスをしていてその人は正しいのかもしれない。その証券マンの人に「なぜ全売りなのか」聞けばいいんじゃない。
そしたらその証券マンの人がどのくらいソフィスティケートされた人かわかるよね。
議論をしようとするのではなく、質問すればいいのでは。
ホテル・クルーズより航空株の戻りが弱い
そうなんだっけ?もしそうだとしたらその理由は航空会社は大赤字だからですよね。自分で旅客機とか機材を持っている、あるいはリースしているので契約上お金を払い続けなければいけないとかそういう感じで運転資金の負担が大きい殻じゃないですかね。
でもまあそれもそのうち一巡すると思うけれども。エアラインも株価高くなると思いますよ。だからもう少し長期で見ればいいんじゃないですか。
AAPL アップル
いいと思う。買いだと思う。特に売る必要ないんじゃない。
ちょっと最近相場に合わせて株価軟調だけれども、でもファンダメンタルズが変わったという風には僕は把握していません。僕だったらホールドします。
中国社債リスク度の指標を見て判断する?
それは1つには中国恒大集団がデフォルト思想になっているが、あれがデフォルトしたら連鎖的に不安が広がるリスクもある。
目先はそういったことに投資家はピリピリしているんじゃないですか。
中国恒大集団に限らず、中国の社債市場はごく短期間にものすごく急成長した。
今5.8兆ドルくらい市場規模、残高があるんじゃないかな。これ10年くらい前はほぼゼロだったからね。だから急速に発展した市場なんですよ。
だいたいそういう風に急速にある市場が発展すると、それは禍の元。気を付ける必要がある。
ワクチン銘柄の旬は終った?
終わったと思う。例えばPFE ファイザー、下がっている。終わったんじゃないの?チャートは終ったという風に僕に語り掛けてきているけど。
BNTX バイオンテックも少し持ち直しているけれどもあまりいいチャートじゃない。
MRNA モデルナ、これが一番マシかな。許せるチャートをしているけれども。
REGN リジェネロンはワクチンではないので売上の立ち方、販売のされ方、全然違うのでワクチンと一緒ではないのでは。でも新型コロナが一巡するという意味においては一緒かもしれないけれども。
損切の判断は?
僕は主に決算が悪いときに損切りしている。でもチャートを見ながら、チャートを手掛かりにトレードしている人なら、チャートを手掛かりに損切りすべきと思う。
僕は決算を手掛かりに株を買っているので決算を手掛かりに損切りしているだけの話。
言行一致というか自分の着目点に合わせて損切のアプローチもそれと一致させる必要があるよね。
買いは決算で買って、売りはチャートで売る、とかそういうのは首尾一貫していないように思うんだけれどもどうだろう。
アメリカ在住。ロビンフッドのおかげでフィデリティ、その他大手も株取引無料になり、IRAや401Kの取引も無料でラッキーと思っていたが、SECのおかげで手数料もどる可能性は
それはあなたがラッキーしていると錯覚しているだけで隠れたコストがある。
その隠れたコストは何かというと、出来値が悪いということ。わざと悪い値段であなたは買わされている。
SECのゲンスラー長官がアコギだ、商売が汚いと言っているのは、明朗会計でないから言っているのであって、決してあなたは得をしていないですよ。ゼロコミッションで。そういう風に見せかけているだけですよ。
SECが手数料取りなさいと指導したらそれは究極的には消費者のためになるんじゃないの、と僕は思っています。
リヴィアンのEV 注目されている?
ちょっとだけ話題になっている。それほど大きくは話題になっていません。
DOLE ドール
バナナのビジネスはものすごく、ものすごく、ものすごく難しいビジネス。
僕はドールのライバル、チキータバナナという会社があるが、そのチキータのIPOをやりました。
最初は儲かったけれども究極的にはあまりいいIPOではなかった。
それはどうしてかというと、バナナは凄くコモディティ色の強い農産物で、価格が乱高下するし、冷凍船を使って消費地まで運ばなければならない。だから非常にキャピタルインテンシブ、資本コストのかかるあまりおいしくないビジネス。
僕だったらドールに投資しない。スルーする。
バフェットが購入した商社株について
意見ない。おしゃれな手口では無いと思う。
EWJ
アメリカ在住の方なのかな。なぜ日本のETFをわざわざドル建てで買うのかわからない。
僕なら投資しない。
Wバガー達成時に元値を利食いするのは妥当?
僕ならしないが、そういうことをしたい人がいることは驚くに値しない。
EURN ユーロナブ
特にまだ相場にすらなっていない。始まってすらいない。
どの段階で相場になるかは分からない。でも相場が始まるまで長く待たされるかも。
VIH バクト
米国柄のサービス普及している?➡あまり聞かない
BLDE ブレード
米国柄のサービス普及している?➡あまり聞かない
ちょっとブレードに関しては心配している。なぜかと言うともっと聞いてもいいはずのサービスと思うから。
いい決算を出した銘柄を買いたい場合、どうせならチャートに勢いがある銘柄を買うべき?
そうお考えなら、それでもいいと思う。
共和党と民主党が連邦債務上限引き上げについてせめぎあいをしているが、引き上げないと共和党にもマイナスかと思う。政治的な駆け引きで上限引き上げが可決されないということはある?
2011年だっけ、にそういうことがあった。その時に結構相場荒れました。そのシナリオが再現されない保証はないと思う。
アメリカを狙ったテロが再び発生した場合、アメリカは巨額の軍事費を投入することになる?
例えばPLTR パランティア未知な企業が恩恵を被ると思う。つまり、今の軍事費、今の戦争はアシンメトリック、非対称的ないびつな構造。
テロリストは少しの活動費で大きなダメージを与えることができる。たとえば9.11みたいな。そしてアメリカ側はそれに他愛して莫大な費用を投入してテロリストを抑えに行かないといけない。そういう風な構図のことをアシンメトリックというが、そういう状況。
DE ディアアンドカンパニー など農業関係は
ちょっと(チャート)元気ないね。
特に悪い材料聞いていないけれども。
アジア系が来たと噂が流れる土地柄とのことですが、護身で銃武装は?田舎すぎて退屈では?
していません。
老人なんで刺激はどうでもいいです。
9-10月アノマリー的にも弱い相場の中、何をきっかけに買いだせばいい?
ひとつには、株価が十分下がったら、値ごろ感というか。今はそもそも株価が下がっていないので調整不十分。買いに出るほどお買い得感は出ていないと思う。
マーケットスミスの線について
僕が引いたのではない。マーケットスミスのAIが引いている線。
上場後株価イマイチだった FROG ジェイフロッグ SEER シアー BLI バークレイライツはそろそろ買い?
ジェイフロッグはきちっとした決算が出せていないので売りですね。
SEER シアー、BLI バークレイライツは両方ともバイオ創薬のツールの会社ですけれどもまだまだ事業規模がものすごく小さくて決算が問題になるほどの売上高もないですよね。ファンダメンタルズを手掛かりに買いに行きにくい局面だと思います。
レイバーデー明け以降、ジョンソン&ジョンソンなどのヘルスケア株弱いがなぜ?
よくわかりません。でも弱いですね。
JEF ジェフェリーズ
確かにそれなりに成長していると思う。ひょっとしたら少しマーケットシェアアップしているかも。中堅投資銀行。まあ良いかもしれない。
でも今のIPOのブームが去ったらジェフェリーズの株価も下がると思います。
BLI バークレイライツ
彼らは本当に価値のない商品を売っていた?という質問。
そういう風には考えません。ディスられているけれども。僕は技術はしっかりした会社だと思う。
FUTU フツ
近寄らない方がいいと思う。もっともっと下がると思う。買いじゃないと思う。
ショートの利確はしたほうがいい?
まだショートのままでいいのでは。
今一番長期で抱き続けている銘柄は?
IPOのときから持っている銘柄ならオクタかな。オクタでしょうね多分。
SHOP ショッピファイ
いいと思う。
EA エレクトリックアーツ
これはあんまし感心しないね。
うまく説明できないんだけど、でもゲームの買われ方、消費のされ方が変わっていて、EAはそれについていけていないように思います。
別の言い方をすれば市場平均程EAは成長していないのでは。なんかやっていることが間違えていると思う。この会社は。
スペースエックスの今後の民間人飛行によりRKLB ロケットラボなど宇宙銘柄の展望は
基本的には明るいと思っている。
RKLB ロケットラボもいいと思うし、最近SPACとの合併が承認されたBKSY ブラックスカイもいいかもしれない。
現在インフレ率が4~5%を維持。そこで小売売上高が上がっているが、スタグフレーションになる可能性はある?そこで重要となる労働生産性はどのような指標を見ればいい?
あると思う。
労働生産性自体を表している定期的に発表されている指標はない。計算しなければいけないということ。
グーグルの自宅用監視カメラは米国では皆つけている?
つけている人多いですよね。僕はつけていないけれども。
金鉱株の展望は
しばらくは良くない展開が続くでしょうね。
NFTについてどう思う
バブルだと思う。
CFDでS&P500の売りの短期トレードをヘッジのために検討している
そういうトレードがしたいならすれば。
ABBV アッヴィ
パッとしない。というかセクター全体に製薬とか、今来ていない。
暴落相場を予想する上で参考にする指標は?
いろいろなものを見て総合的に判断しているのでこれ一つだけ、というものは無い。
コロナウイルス治療薬に関する話題はボチボチ出てきている?
ボチボチ出てきているが、そもそも治療薬があまり使われていない。
だからいい薬あるんだけれども。例えばリジェネロンの抗体カクテルとか良く効くお薬あるんですけれども利用されていない。そうこうしているうちにコロナが下火になれば治療薬も必要なくなるんじゃない?
アメリカでは現在、医療関係者への負担に対しどういう意見が一般的?
感謝しているんじゃない?
RPRX ロイヤリティファーマ
直近出来高が跳ね上がっているがニュース有った?という質問。
特になかった。
9月FOMCでテーパリング発表されなかった場合、10月にFOMCが緊急開催される可能性は?
それはないと思います。
ただ、イントラミーティング、つまりFOMCと関係ないときにパッとニュースを出す、ということは過去にはあった。利上げとか、利下げとかは有りました。
だけれどもそれはものすごく異例。普通はやらないと思う。
LMT ロッキードマーティン
この前の決算ちょっと良くなかったけれどもだいぶ安くなってきていると思う。
銀行オワコンとしたらNCNO エヌシーノの将来性にも不安がある?
それは無関係と思う。エヌシーノは良いと思う。今すごく勢いあると思う。
AFRM アファーム 次の買い増しタイミングは
結構買いにくいというか、一つのパターンとしては直近の高値を抜いた時点で飛び乗るとか、した言った場合は窓を埋めた時点で買って見るとか、その辺がチャートポイントになると思う。
じっちゃまが学生で英語を勉強するならどこの国に行く?
安く英語を勉強したいならフィリピン留学とかそういうチョイスもあるのでは。
BLK ブラックロック
下げてるね。珍しいね。別に中国とは無関係だと思うけれども。
ニュースないね。なぜ下げているか分かりません。
GDRX グッドアールエックス
決算はかろうじてクリアしたが、その中で特に僕が良いなと思ったのはアプリが使われ始めてきた。
それでちょっと出直ってきたと感じたが、その辺が上昇の理由じゃないですか?
仮に今後米国インデックス投資おススメできなくなるとしたら、どんなケース?
それは色々あり得ると思う。(飛んでいましたが多分、金利orインフレが)上昇するような場面。企業業績がドンドン悪化するような場面にはVTIすら持てなくなることは想定しておく必要はあると思う。
今は少なくともそういう感じではないということ。
BAC バンクオブアメリカ
まあ、可もなく不可もなくって感じ。特に今トレードしたい銘柄ではありません。
債務上限引き上げ問題は市場に影響ある?
影響が出てくるかもしれない。比較的皆からは注目されていないけれども。でもリスクとしてはあります。
MQ マルケタ、アマゾンに採用されなかったがホールド、買いで良い?
それに関して一言説明すると、アマゾンはダイレクトインプリメンテーションという方法でアファームを使います。ダイレクトインプリメンテーションというのはアマゾンのサーバーにアファームを直接ドッキングする、つまりマルケタを噛ませないということ。なぜアマゾンがそういう風にしているかというと、彼らにはそれが出来るから。技術力的に。だから独自にやるという判断に至ったのだと思います。
それはそれでいいんだけれども僕はあのアマゾンの判断は大間違いだったと思ってます。大間違い。それはどうしてかというと、BNPLはいずれズッコケると思うんですよ、そして、いずれ社会問題になると思うのね。そして社会問題になったときに、アマゾンは何でBNPLをやったんだ、お前がやっていることは銀行業務じゃないか、と糾弾されるリスクがある。
そうなったときにダイレクトインプリメンテーションしていれば、つまり自社でアマゾンのサーバーにアファームをドッキングしていれば、逃げることできないと思うんですよ、答弁として。そこでマルケタをひとつ噛ませていれば、「ちゃんと別会社を噛ましています。うちは銀行業務をやっていません」という屁理屈というか逃げ口上は使うことができると思う。
でもアマゾンがダイレクトでやっていたらそういう逃げ口上は使えないと思うんですよ。だからそこが間違っていると思うね僕は。
マルケタ自体はアマゾンに一枚噛ませてもらえなかったということは残念なこと。商売のチャンスを逃したので。だけれども、全体的に見ればそれほどマイナスではないと僕は思いますよ。
なぜかと言うと別にBNPLはアファームだけが専売特許じゃないからです。アフターペイも、ものすごく、腐るほどアメリカにばらまかれているし、クラーナも腐るほどいろんなサイトで使われています。
だから、アファームが独壇場なんじゃなくて、アフターペイもクラーナも色んなサービスが入り乱れて、乱戦模様、激戦地なんですよ。
それで、アマゾンのアファームのボタンだけがマルケタが入り込めなかっただけで、他はぜーんぶマルケタ入っているんですよ。
だから競争が激化して、みんながドンパチやればやるほどマルケタはどうせ儲かるんですよ。そういう構造になっているんですよ。だから心配する必要はない。
で、日本人はまだBNPLのボタンがそれほど大ブームを巻き起こしていることに気が付いていないから。で、アマゾンはむしろ遅れているんですよ。出遅れているんですよ。いまBNPLのボタンなんてどこにでも掃いて捨てるほどありますよ。
なので、もっと言えばアマゾンは防戦のために自分のフランチャイズを守るためにディフェンシブな動きとしてBNPLボタンを実装したという見方すらできると思う。
この分野は、まだまだ成長すると思う。爆発的に成長すると思う。
だから来期、その次の決算とかはアファームも期待していいし、マルケタも期待していいし、アフターペイを買収したスクエアも期待していいし、とにかくカテゴリー全体が爆発的に成長すると思います。
それが行き過ぎると、大脱線すると思う。だけれどもそれは今ではない。
今は強気のスタンスを崩さないでください。でも将来は大きな禍根を残すと思います。
宇宙関連で打ち上げ以外の銘柄。
一番面白いのはBKSY ブラックスカイじゃないかなと思います。ブラックスカイはついこの前パランティアから出資してもらったんだっけ?業務提携していますよね。あれ非常に重要な提携だと思います。
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