2021年4月7日のじっちゃまライブです。
本記事は情報の整理を目的としており、特定の銘柄や取引を推奨する目的はございません。投資にはリスクを伴いますので、自己責任でお願いします。
かなり言葉を省略しています。細かいニュアンスは動画を確認ください。
- じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
- Q&A
- 日本の理系人材は米国では引く手あまたと言っていたが医者はどう?
- デッドキャットバウンス銘柄は数日中に手じまいしたほうがいい?
- PRLD持っている?
- グロース銘柄全降りというのはアリ?
- ON オンセミコンダクター
- キャシーウッドはインフレ寄りデフレの方がリスクと主張しているがどう思う?
- 子育て卒業してワイフとフロリダで戸建てで余生を送ろうとするなら10億円単位が必要?
- 化石燃料への投資不足でエネルギー株高だが、金属資源、農産物資源の価格はどうなる?
- ANTM アンセム
- アメリカへ移住を考えている。西海岸は不動産価格の上昇で移住しても生活が厳しいと聞いている。今後アメリカでおススメのエリアはある?
- 半導体セクターETFは?
- VTIは2022年±0を予想されていたが、QQQは?
- 足元のEIA統計や原油価格を見るにエネルギー需要好調と思うが、エネルギーセクターの見通しは?
- 初心者です。VTIでつみたてNISA、バリューとエネルギー投資でVTV、VDE買おうと思う。買いタイミングは?一括でなく、2月や6月の下げやすい月がいい?
- ORCL オラクル、Cerner買収報道で下がっているが、売り?
- 機関投資家も空売りを積極的にしている?
- FLNG フレックスLNG 2月もホールドでいい?
- AI シースリーエーアイ デッドキャットバウンス狙える?
- 来年のS&P500の成長率が望めない理由は?
- インド株ADRのTTM タタモーターズを22か月持っている。取得価格の7倍になった。赤字企業。売り時を探している中、12月の新車台数が2位になった。万年5位でした。この先も決算で赤が続く場合どこで売却判断すべき?
- 利上げされた後の金利がそのまま、もしくは高金利が続くならグロース株は厳しいまま?グロースvsバリューが反転するタイミングの見方を教えてください。
- CCL カーニバル 中長期ではかなり確率高そうに思える
- 2022年グロース、ハイパーグロースのIPOは厳しい予想?
- WIT ウィプロ
- タックスロスセリングの売りが12月15日頃に止むのはなぜ?
- エネルギー銘柄への投資は上流・中流・下流、どのあたりに妙味がある?
- PRU プルデンシャル
- 今年はディフェンシブなヘルスケアセクターをポートフォリオに入れようと思う。LLY イーライリリーは?
- ナンシーペロシが購入した、GOOG アルファベット、MU マイクロン 、RBLX ロブロックス、CRM セールスフォース、DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー は話題になっている?
- OKTA オクタ、AFRM アファームは売り?
- BTC ビットコイン
- XLE、XLI購入した。エネルギーセクター、資本財セクターの見通しは?
- TSLA テスラ 短期的に株価上がる可能性あると思うが利確するという考え方は?
- バリアブルエンティティスキームで上場されている中国株が上場廃止になった場合、投資家は全損になる?
- 最新のオミクロンに対する洞察は?
- 2018年のような長短金利差が肉薄する局面が今年起こると思われますか?
- YPF ヤシミエントス・ペトロリフェロス・フィスカレス
- INFY インフォシス
- PBR ペトロブラス なぜ割安?
- QAT カタールETF
- SPLK スプランク
- 金利上昇するとなぜ株式益回りが上昇するか分からない
- KMI キンダーモルガン
- いま、妙味のある銘柄、セクターは
- 米国株四季報買いました。
- 今、マルチプルエクスパンションが起きているセクターはある?
- 広瀬さんの汝の隣人を憎め、という考え方はカップウィズハンドルの考え方と対立すると思うが
- TPX テンピュール
- TU テラス
- OTIS オーチスワールドワイド
- 過去の利上げ局面に比べ、今回は利上げ局面前に株価がずっと上がっている。楽観しすぎ?
- ブラジルは長期金利、インフレ共に10%超えているようだが、デフォルトの心配はまだ先?
- おススメのバリュー株に入るタイミングは?
- 米国株式の歴史をさかのぼって学んでいる。ドットコムバブル時はどんな楽観論、悲観論がはびこっていた?
- スターリンク予約しましたか?
- アフターコロナとして、NKE ナイキ、DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー、V ビザ、ABNB エアビー&ビー
- TSLA テスラ 今から入るのは
- CCL カーニバルに10投資するなら、今5買って、残りの5を2-3月下がったところで買い増しというのは
- AA アルコア
- F フォード 今後EVシフトする中で、既存のOEMの中では勢いを感じる。第2のTSLA テスラになりうる?
- 今年は新高値投資ではなく、株価が下がった銘柄を拾う戦略でしょうか?
- 決算を確認してから売却をするのが基本と思うが、例外はある?
- LH ラボラトリー・コーポレイション・オブ・アメリカ・ホールディングス
- グロースで投資してもいい銘柄はある?
- TRMD トーム、DOW 今年の展望
- TMDX
- QRVO コルボ
- OLPX オラプレックス
- 世界やアメリカの経済見通しを立てるために近年で注視すべき銘柄は?クレーマーの本だと、CAT キャタピラー、AA アルコア、GE、HON ハネウェル、MMM スリーエムなどなど。
- FDIC辞任報道ありました。銀行株の影響
- NVDA エヌビディア、AMD アドバンスド・マイクロ・デバイシズ
- 景気循環ではなく、コロナや脱炭素を起因とする石油高、ボトルネック、賃金高が起因のインフレであれば、利上げ・BS縮小で冷水をかけても、物価が下げ渋るのではないかと懸念してます
- テーパリングや利上げを織り込むのはいつ頃?
- バリュー銘柄を選ぶ自信がないのでBRKB買ってお任せするのはどう?
- ASTR アストラの2025年毎日打ち上げは現実味ある?またショートレポートどう思った?
- TSLA テスラ・NVDA エヌビディア・GOOG アルファベット・AAPL アップル・CRWD クラウドストライク・OKTA オクタ・ISRG インテュイティヴ・サージカル・DDOC データドッグ・ZI ズームインフォ・AFRM アファーム―・RPRX ロイヤリティファーマを持ってる。懸念材料のある銘柄は
- 決算が悪くなって相場が下落をした場合、下落の原因にもよると思うが現在のような状態で航空・観光関連株はS&P500の下落と比べて同程度の下落が生じ易い?CCL カーニバル、UAL ユナイテッド航空などNCLH、ノルウェージャン・クルーズラインなど
- 金利上昇で債券ETFや金融系や配当を検討しています。
- ARKK アークイノベーションETFこの死んだ猫は3年から5年は生き返らない?
- FTNT フォーティネット、ADSK オートデスク
- TSLA テスラ、NVDA エヌビディア、UNH ユナイテッドヘルス、DHR ダナハ―、SPGI S&Pグローバル、 CVX シェブロン、NEE ネクステラエナジーの中で2022年の経済環境や利上げで、注意を払うべき銘柄
- ENPH エンフェースエナジーかなり下がった。ホールドしててOK?
- SUZ スザノ
- 米国の機関投資家のクリスマス休暇は昨日で終わりかと思うが、今日から出来高増えそう?
- 高インフレ利上げ局面では、金価格はどう推移する?
- BA ボーイング
- インドネシアの石炭輸出禁止の件、経済再開への影響を聞きたい。
- 小学生の子供がいます。子供時代に金融リテラシーを教える為になされていた事は?我が家ではブリッジなどのカードをしてる。
- VIR
- 南ア鉱山ADR、SBSWどう?
- JNJ、KO コカ・コーラ、PG プロクター・アンド・ギャンブル
- PFのコアのVTIの比率を落としてVYM、VIG(配当、増配)を買い増しは?
- 大火傷を回避すべくVTV、バークシャー株、VYMなどチラ見しているが、銘柄を見ると高配当で株価維持に必死になっている成長性の乏しさが不安でVIGを考えてる。初心者向けバリュー投資戦略について教えて
- FANG ダイヤモンドバックエナジー今からでも買い?
- DOCS ドクシミティ、MQ マルケタ
- ONON オン ホールドOK?
- エネルギー、タンカー関連の今後の見解
- 現在のドル高の要因がよくわかりません。世界経済がアメリカ以外低迷ということ?
- ABNB エアビー&ビー今後の見通し
じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今日はマルチプルという概念について話したい。
そもそもマルチプル multiple とは何か。妥当バリュエーションの変化について
今はマルチプルコントラクションという現象が起きています。その前にそもそもマルチプルってなんや、ということから話したい。
マルチプル=倍率という英語。
ここで問題にしているのはPE倍率、つまりPrice Earning倍率。日本語では株価収益率。
株価÷一株利益(EPS)がPER(Price Earning Ratio)になる。
TSLA テスラのP/E(PER)が212倍になっている。
いまTSLA テスラの株価が1056ドルだが、向こう12か月のEPSで割り算すると212倍という倍率になる。
その横にSPの8.8倍と書いてあるが、S&P500市場平均が今だいたい22倍~23倍くらいで取引されていると思うが、それの8.8倍で取引されているという計算になる。
テスラの場合は既に利益が出ているので、EPSを用いてマルチプルを計算しているが、グロース株の中にはまだEPSが無い赤字会社がたくさんある。
そういう若い会社の場合、PERではなくPSR(Price to Sales Ratio)、利益ではなく売上高の何倍で取引されているか、という尺度を用いることが多い。
これは2000年にはじけた「ドットコムバブル」のときや、今のようなテクノロジー株がブームになっているときにPSRを使って投資判断をする、というのが典型的にみられる現象。
PSRはどのくらい変化してきたのかというと、今から5年前くらいはIPOされる出てきたばかりの企業の平均PSRは4.5倍くらいだったと思う。
2021年、つまり去年の末の時点でIPOされる企業の平均PSRは15倍くらいだったと思う。
つまり過去5年間で3倍くらいIPOされる企業のバリュエーションが値上がりした。
しかし、それ以降、もっと言うと去年の後半以降、具体的には9月か10月くらいだったと思うが、最近IPOされたハイパーグロース株が軒並み天井を付け、そこからズルズル株価が下がったということがあった。
ごく最近の下げでかなり株価が下がっている銘柄が続出している。
値下がり幅の一例として、アムウェルー87%、ポシュマーク(日本のメルカリのライバルみたいな会社)ー85%、AI シースリーエーアイー84%、オスカーヘルスー80%、PLUG プラグパワーー76%、FSLY ファストリーー75%、TDOC テラドックー71%、などなど、ものすごく値下がりしている銘柄が多い。
それはもっと言えばバリュエーションが剥落してきているということですよね。
それは投資家がこの銘柄にいくらくらい払ってもいいよ、という妥当株価のバリュエーションが下がってきているという風にも説明できると思う。
それはもっと言えば投資家が払ってもいいと感じている、マルチプル、そのバリュエーション倍率が下がってきている。それがマルチプルコントラクション。
コントラクションというのは緊縮するという意味ですけれども、倍率が下がってきている、あるいは小さくなってきているのがマルチプルコントラクション。
今はアメリカ株はマルチプルコントラクションmultiple contractionの真っただ中。グロース株投資にいい環境ではない。
いまはマルチプルコントラクションの真っただ中にアメリカ株は置かれていると僕は思う。特にグロース株は。
マルチプルコントラクションが出ているときにそこに出ていって投資するということは、とても、とても、とても、難しい局面。
今グロース株への投資は非常に難しい局面。避けたほうがいい、とも言える。
もっと言えばぼくのモットーとしてやっていることは、投資をするときにはマルチプルエクスパンションが起きているところで投資したい、それが僕の主義。
良くラッキになれるところを探して、そこに出て言って投資するということを僕はいうが、ラッキになれるところはどこかというと、マルチプルエクスパンションが起きている所がラッキになれるところ。
今はグロース株はマルチプルコントラクションが起きている。皆お金をひっこめているとき。そういう時にそこに出ていくと非常に良くないと思う。
投資にはいろいろなスタイルがあって、例えばバリュー投資、という概念があると思う。
「バリュー投資は逆張りの発想で、みんなが売っているときに買い向かう」と思っている投資家が非常に多い。それは僕に言わせればちょっと違うんだけれど。
その説明を額面通り受け止めたとして、逆張りという発想があってもいいのでは、という価値観にたてば、なんでマルチプルコントラクションのときに出て行って、逆張りの発想でポジション建ててはいけないんですか、という素朴な疑問を抱くと思う。
それに対する僕の答えは、「そもそもバリューが無ければバリュー投資とは言えない」。
例えばIPOの価格設定。これは僕も仕事をやっていたので凄くわかる。IPOの価格設定が、ここ2年くらいとりわけアグレッシブになっている。まだ利益が出ていない企業でもIPOしている。
売り上げ高すらほとんど出ていない企業ですらIPOしている。
IPO初値でのバリュエーションが今まで、5年前は4倍くらいだったが去年くらいは15倍くらいの初値設定になっている。初値がNASDAQでついた瞬間で5年前の平均より去年は3倍も割高な水準で取引が開始になっている。
そのことは個人投資家さんのほとんどは注意を払っていないと思う。でも我々は注意を払っている。
なぜかと言うと、「売れる値段で売っちまいな」というのがインベストメントバンカーの鉄則だから。
需要があるなら、買いたい人がいるなら、みんなが買っていく値段で売るのがインベストメントバンカー。
だから初値が生まれた時いきなり15倍という倍率。
僕はドットコムバブルの時にサンフランシスコのブティック投資銀行に勤めていて、その時バリュエーションの変遷を実際に体験した。
一つのバリュエーションの変遷はPER、株価収益率という尺度ではなく、PSR、株価/売上比率をもとにIPO売ったらどうか、ということが出始めていて、そこで非常にわだかまるものがあった。
「利益が出ていない会社の株を引き受けるって、いいのかよ?」という自分たちのやっていることに対する嫌悪感があった。
でも売れていくんだからしょうがない、需要があるなら売ろうという形で、PERからPSRへの移行が起こった。その時はPSRはだいたい5倍くらい。ドットコムブームが佳境に入ると、PSR10倍くらいで買われてもいい、となった。
そのあとドットコムバブルがはじけて、PSRという尺度は使い物にならなくなった、そして、5倍、4倍くらいに下がってきた。
今はPSRが15倍くらいでIPOされている。
過去のブームのピークに比べても今の方がべらぼうなバリュエーションで取引されているということ。
TSLA テスラの例に戻るが、PER212倍。これはべらぼうなPERです。
テスラは良い株です。決算もきちんとしている。昨日2021年の納車台数が発表されていて、通年での納車台数は93万6千台、第4四半期の納車台数は30.8万台、コンセンサス予想は27.5万台くらいと思う。明らかにコンセンサスを上回る良い納車台数だった。今日以降もテスラの株は買われると思う。
しかし、なにをいいたいかというと、テスラのPERは212倍で割高ですよ、テスラの場合はまだほとんどマルティプルコントラクションは起きていないと言えると思う。
だけれども、他の銘柄ではバリュエーションが剥げてきている銘柄が続々と登場している。全体として、一般論で言えばグロース株はあまり投資するのにいい環境ではない。ということ。
Q&A
一問一答形式のQ&Aです。
日本の理系人材は米国では引く手あまたと言っていたが医者はどう?
良いと思う。
もちろんアメリカでの資格が必要と思うが。
デッドキャットバウンス銘柄は数日中に手じまいしたほうがいい?
まだ1月効果らしい1月効果はあまり来ていない。少なくとも1月10日頃まで待って、バウンスがあるかを観察したい。
もしバウンスが来なければ1月半ばくらいまでに処分したいと思う。多分買われると思うが。
PRLD持っている?
持っている。
相場になっても3日天下と思う。3日くらい株価が跳ねたら売る。
グロース銘柄全降りというのはアリ?
そういう立場もあってもいいと思う。でも基本的には僕がずっとやってきた戦略は「良い決算を出し続けている限り、その銘柄は抱き続ける」というスタイルが僕は好き。
その関係でいえば、今日は決算ではなくバリュエーションの話をしてきたが、決算の話をするとやや様子が変わってきていると感じる。
具体的にはZM ズームビデオ、DOCU ドキュサイン、ADBE アドビのように毛並みのいい銘柄が取りこぼしており、悪い兆候かと思っている。
そのほかのSaaSで土のついていない銘柄、例えばCRWD クラウドストライクなども大注目だなと思っている。
なぜかと言うと決算発表はそういった形で最初はごく一部の銘柄が取りこぼして、後になればなるほど全銘柄に及んでくるというパターンが多い。
僕が思い始めているのが、そろそろSaaS銘柄も決算苦しくなっているかな、と思い始めている。とりわけアドビの決算発表後のカンファレンスコールを見ていて、だいぶ苦しくなってきているな、と感じた。
ON オンセミコンダクター
あまり好きではない。半導体は賞味期間終わりつつあるのではと思う。
キャシーウッドはインフレ寄りデフレの方がリスクと主張しているがどう思う?
その可能性も少なからずあると思う。
例えば、モノが去年は凄く売れた。新型コロナが吹き荒れてたので消費者が外出できない、ネット通販で物を買う、ネット通販がブームになったので中国からの商品の発送が遅れて、アメリカの港湾施設が混乱して、たとえばロングビーチ港などが混乱。品薄状況が生じ、小売店が慌ててたくさんの商品を仕入れた。そしてオミクロン株が登場し、クリスマス商戦が思ったより振るわなかった。
いまはアメリカの小売業は通常より多い在庫を抱えている。1月以降投げ売りの特売セールが始まる可能性もある。そういうことを考えると、今後の物品の販売の値段は弱含むリスクもあると思う。
キャシーが言っていることは分からないが、たぶんそういうことを根拠にデフレリスクがあると言っているのではと僕は思う。
その一方でデフレか、インフレか、でいうとインフレのリスクもものすごくあると思う。
Employment Cost Indexがものすごく上昇している。サラリー、お給料だけでなく、福利厚生などのもろもろの間接的コストを含めた人を雇うことのコストだが、今すごく騰がっている。
要は条件をよくしないと社員は来ません、という状況。
中央銀行家の立場からすれば、中央銀行家はガソリン代とか、小売業でのモノの値段の変動にはあまり注意を払わない。
でも賃金に関してはものすごく注意を払う。
なぜ賃金の動きにとりわけFRBが敏感かというと、賃金インフレは癖になるから。
一度新しいトレンドがセットされたら、人々のベースアップあるかな、という期待はなかなか軌道修正しにくい性質があり、しつこいインフレになるリスクがある。
賃金に関しては既にそういう状況に入ってきていると思う。だからFRBがこのところ大きく方向転換して、2022年の利上げ回数、今FEDファンズレートの先物の実勢取引価格から逆算される利上げ回数は4回ということが織り込まれている。去年の9月、レイバーデーのころの利上げ回数の予想は0回だった。
わずか4-5か月の間に市場参加者が考える利上げ回数はものすごくドラマチックに変わった。だからマルチプルコントラクション、グロース株の評価の剥落が起きている。
だから金利任官する投資家の感じ方、考え方、それがとりわけグロース株のバリュエーションにものすごく大きな甚大な、インパクトを与えている。
キャシーが「デフレリスクを心配しなくちゃ」というのは彼女の勝手だと思う。僕は否定はしない。
だけれども現実問題として過去4-5ヶ月間に起きたことはそういうガラガラとしたグロース株の崩壊が起きた。
実際ARKK アークイノベーションETFも凄い値下がりをした。僕はどうでもいいので何%の矢られか知らないが、多分20%か30%くらいは高値から下がっているはず。
でもそれはETFだから彼女は逃げられないので仕方ないが、僕だったらそういう相場の貼り方はしない。
なぜキャシーの言っていることを額面通り皆受け止めるか、僕には意味不だと思う。
子育て卒業してワイフとフロリダで戸建てで余生を送ろうとするなら10億円単位が必要?
そんなことないと思う。とくにこのへん、僕の住んでいるあたりは地価安いよ。全然金持ちである必要はないと思う。
化石燃料への投資不足でエネルギー株高だが、金属資源、農産物資源の価格はどうなる?
エネルギー価格と金属、農産物は切り離して考えている。
それぞれに違うダイナミズムと思っている。
エネルギーはアメリカ・欧州など先進国でのモノ、人、車の動き、もっと言えばガソリン消費に左右されると思う。供給面ではシェールの開発、櫓がどのくらい経つか、それにより価格が決定されると思う。
足元はシェールの供給が少ないので主にアメリカでのガソリン消費がエネルギーの価格の最大の決定要因じゃないかと思う。基本的には強気で考えている。ちょっと今年の冬は暖冬だが。
金属は一番重要なファクターは中国と思う。とりわけ銅、鉄鉱石、アルミニウムとかそういったものは中国での消費が世界に占める比率が非常に高いので中国経済がもたもたしているとそこら辺のマイニング株も上がらないと思っている。
農産物は天候の要因が非常に大きいと思う。春の作付けシーズンの天候などに影響されるので、出たとこ勝負でその時になってみないとよくわからないと思う。
ANTM アンセム
随分上がった。去年いいんじゃないのと言った銘柄だが、もう妙味はないのではと思う。
今のところ新値を追っかけているので売る必要はないと思う。値が伸びるにつれずっとついていくのが良いと思うが、割安かというとあまり割安ではないと思う。
アメリカへ移住を考えている。西海岸は不動産価格の上昇で移住しても生活が厳しいと聞いている。今後アメリカでおススメのエリアはある?
ざっくりした言い方になるが、テキサスとかは当然考慮すべき行先かと思う。
①経済が非常にいい、まだ土地の値段・不動産物件が比較的安いが今新しいビジネスがどんどんテキサスに進出している。
②人種的偏見、差別というか、多民族性の観点からすれば他の南部の州と違ってテキサスは比較的オープンじゃないかと僕は思う。
その一つの理由はベトナム人のコミュニティが昔からテキサスにはあった。それと、リチャードソンとか、ダラス周辺の一部地域には中国人のコミュニティとかもある。
彼らはテキサスインスツルメンツという半導体企業があるが、テキサスインスツルメンツの技術者たちが最初に造ったコミュニティがある。
何が言いたいかというと、アジア人に対して、南部の諸州の中で比較的オープンなのがテキサスでは、と思う。
そういう理由で僕ならテキサスを考える。
半導体セクターETFは?
あまり良くないと思う。
VTIは2022年±0を予想されていたが、QQQは?
±ゼロくらいでしょうね。
足元のEIA統計や原油価格を見るにエネルギー需要好調と思うが、エネルギーセクターの見通しは?
基本的には楽観的に見ている。
初心者です。VTIでつみたてNISA、バリューとエネルギー投資でVTV、VDE買おうと思う。買いタイミングは?一括でなく、2月や6月の下げやすい月がいい?
2月くらいまで待ってから買うのがいいんじゃないかと思う。
ORCL オラクル、Cerner買収報道で下がっているが、売り?
あまり関係ないと思う。もどってくると思う。
機関投資家も空売りを積極的にしている?
タイプによる。投資信託、年金の場合基本的には空売りはないと思う。空売りをするのはヘッジファンド。
FLNG フレックスLNG 2月もホールドでいい?
良いと思う。
また過去最高値にチャレンジするような雲行き、良いと思う。
AI シースリーエーアイ デッドキャットバウンス狙える?
狙えると思う。僕だったらごくごく短期で乗ってみてもいいと思う。
来年のS&P500の成長率が望めない理由は?
最大の理由は大統領選挙の2年目で新しい大統領になった、つまりバイデンが共和党から民主党に大統領の所属政党が変わった、という風に、新しい政党の大統領になったときの2年目は経験則的に株式市場は凄く足踏みする、ということが知られている。
1年の大半をマイナスで過ごして、大みそかの近くにやっとこさ±ゼロに戻ってくる、過去の経験則でいえばそういうイメージ。
じゃあ、なぜ今年も過去の経験則が当てはまるか、というとそれは分かりません。
でも今年は4回利上げがある。それはかなりアグレッシブな利上げが始まる、ということ。中央銀行は引き締めに忙しいということ。
その時に兜の緒を締めて相場に取り組まなければ、去年おととし同様楽勝だ、と投資に臨むとパシーンとほっぺたをひっぱたかれるリスクがある。そういうことに警鐘を鳴らしたいので±ゼロという表現を使っている。
要は環境が悪い。
漁師が浜辺に出て見たら、海の向こうの空が真っ黒に曇っている。ほっぺたにあたる風が非常に強い。しかも雨がポトポト顔にあたっているような状況。
その時に「船出していいよ」と言います?
良心的な人だったら「今日は船出さない方がいいんじゃない」とアドバイスすべきだと思わない?
去年、おととしという年はアマゾン、マイクロソフト、アップルとかにとって「クソ楽勝な年」だった。
皆外出できないので、家でネトゲとかやる以外なかった。Xboxも良く売れる、アマゾンのネット通販も良く売れ、appleのMacブックエアーとかも売れて当然な環境だった。
だけれども、今年はどうなるか分からないが、新型コロナが一巡し、皆が街に出るならネット通販とかどうでもいいわけでしょ。
ピークデジタルが来ちゃってる。
今金利も上がるは、業績も厳しくなるわ、実際前回のAmazonの決算はぐちゃぐちゃだった。アップルも決算ミスっている。「悪い決算」を出している。現実問題として、主力銘柄が。
今アメリカのS&P500指数などを見ると、上位7社がかなりの割合を占める。
アップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグル(アルファベット)、フェイスブック(メタ)、テスラ、エヌビディア。
エヌビディアも在宅で恩恵を被った。
本当に在宅で恩恵を被っていない銘柄はテスラくらいしかない。あとは全部何らかの理由で在宅の恩恵を被っている。そうするとなぜ今年、来年も去年までと同じような成長率が維持できると決めてかかるのかが僕にはわからない。
インド株ADRのTTM タタモーターズを22か月持っている。取得価格の7倍になった。赤字企業。売り時を探している中、12月の新車台数が2位になった。万年5位でした。この先も決算で赤が続く場合どこで売却判断すべき?
うろ覚えなので間違えていたらごめんなさい。だけれども、こと利益に関する限りほとんどはジャガー、ランドローバーじゃないかな?
そして、株価の人気は少なからぬ部分がジャガー、ランドローバーの新製品サイクルに影響するのでは、とふと思う。
最近見ていない銘柄なのでいい加減なことを言えないが、良く走っているよ、この辺も新しいランドローバーとか。そっちの方がむしろ重要なんじゃない。
インドでの自動車販売は数量ベースでは多いが、金額、利益ベースでは実は薄利多売。
利上げされた後の金利がそのまま、もしくは高金利が続くならグロース株は厳しいまま?グロースvsバリューが反転するタイミングの見方を教えてください。
グロースがアウトパフォームする局面では1年だけ、ということは稀で、1回アウトパフォームすると、3年、4年、5年と一つのスタイルが勝ち続けるケースの方が多かったと思う。
今はバリューが勝ち始めている1年目、去年がそうだった。数年にわたってバリューが勝ち続けると思う。
金利の水準については僕は今年の利上げ回数は3回と思う。4回という声があるが、それはだましだと思う。
3回利上げしたところで1回ガクンと景気が減速するかもしれないと思い始めている。
今年のストラテジーとして、基本的には今はエネルギー株とかをこんもり僕は今投資している。
しかし、それ一本槍で向こう2年、3年、4年行けるという風には考えていない。
そうではなくてどこかでつんのめるリスクがあると考えている。
その場合は例えばバイオテクノロジーとか薬品株に逃げることも考えないといけないかなと思っている。
CCL カーニバル 中長期ではかなり確率高そうに思える
その通りと思う。CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズライン、RCL ロイヤルカリビアンとかは1月のウェイブと呼ばれる期間がこれから始まると思う。
クルーズの予約は少なくとも8か月くらい先の遠い将来の予約をするのが普通。だから実際に売り上げが立つ、販売されるのはネットのポチ(予約)から遠い将来。
だから、今の売上高はクソどうでもいいという話をしている。あくまで、2022年末、2023年の売上高を問題にしなければいけない。それが第1点。
第2点。予約の1年間の1/3が1月に行われる。年が変わったら皆「新年の抱負」をやると思うが、「今年はクルーズ行くぞ」とみな心に決めて予約するタイプのもの。
だから1月の今年いっぱいの予約状況がものすごく重要ということ。そのシーズンにこれからクルーズ船は入っていく。
そして年末年始にかけ各社コメント出しているが、オミクロン株に関わらず、アウトルックは非常にいい、と口をそろえて言っている。
僕もその通りだと予想している。
2022年グロース、ハイパーグロースのIPOは厳しい予想?
IPOという質問だが、今後出てくるIPOということなのかな?
それでいうとまずハイパーグロース株のマーケットに起きなければいけない大事なことはIPOのウインドウが1回閉じるということがとても重要と思う。
今はIPOが全然儲かっていないにもかかわらず、どんどんどんどんどんどん、劣悪な、Aクラスではない、B・CクラスのIPOがたくさん、たくさん、たくさん供給されている。
それは需給関係を悪くする。
IPOは特殊なマーケットでIPO株だけをプレーするファンの投資家は資金が限られている。彼らは同じ金を何回もリサイクルして新しいIPOに応募する。1回ある銘柄がIPOされ、アフターマーケットで株価が上がらない。普通だったら株価が上がってくるまで待って、それから利食いして、もう1回キャッシュを次のIPOに投入するということが行われるが、いまは新しいIPOがどんどんどんどんどんどん出てくるので、IPOされた後で全然株価上がっていないも関わらず売却して、次のIPO行って、また応募している。
新規のサプライがどんどん出ているわけだから、IPOされた銘柄が完成する前に売り物を浴びてズブズブ下がる悪循環が起きている。
通常IPOが儲からなくなると、ウインドウが閉じる。証券会社はIPOを販売しなくなる。そういった形で一回供給を断ってマーケットが持ち直して来たら有利な値段でIPOを再開する。
しかし、今何が起こっているかというとそもそもIPOの値付けがものすごくエスカレートして、PSRで15倍とかべらぼうな値段で株が出せるようになった。
だから少々IPO後全然儲からなくても「次も出しちゃえよ」とどんどん供給が起こっている。
そういうことが起こった一つの理由はダイレクトリスティングとか、新しい引受手法の流行があると思う。
これまでのIPOはわざと幹事証券が控えめな値決め価格にしておいて、取引開始でオープンしたときは株価がポーンと跳ねてそこから取引が始まる、というような2段構えの価格構造だったわけですけれども、ダイレクトリスティングではそういうことをやらず、いきなり「ホイ来た、ドン」で高い値段で取引を始めてしまう。
その方が投資家もいきなりその銘柄を買えるのでそちらの方がいい、という新しい習慣が生まれた。それが何をもたらしたかというとIPO全体の値決めのバリュエーションの底上げみたいなものが起きた。
今はとんでもない高値でIPOが値決めされることが横行している。
そういうこともあって、今のIPOは本当に全然儲からないマーケットになっている。
クレンジング、禊ではないが、身から出た錆、贅肉といったものが全部キレイに拭い去られないとグロース株のマーケットは戻ってこないかもしれないと思っている。
※昨年IPO銘柄を上記に一部紹介しています。
WIT ウィプロ
良いチャートしている。良いと思う。
タックスロスセリングの売りが12月15日頃に止むのはなぜ?
みながタックスロスセリングという現象に詳しくなっているので知恵がついて「早めに仕込んでおこう」という投資家が増えているからでは?
僕がアメリカに来た1988年は1月効果は必ず1月以降にプレーするのが鉄則だった。だけれどもそれが少し早まって、1月1日まで待たなくても12月の大晦日近くでいいのでは?と言われたのが1990年代。
そして、ドットコムバブルのころ、クリスマスの後でいいんじゃない?と言われ始め、2000年代になって、クリスマスの前でいいのでは、と少しずつずれてきている。なぜそうなっているのかは僕もわからないが、投資家の習性として人よりも先、先に行きたいということでそうなっていると思う。
エネルギー銘柄への投資は上流・中流・下流、どのあたりに妙味がある?
大きくビジネスモデルが異なる。
まず原油価格の動きを素直に撮りに行きたいなら上流の銘柄をプレーすべき。なぜかと言うと、中流、つまりパイプライン会社はボリュームを右から左にどのくらい運ぶかにより、対価、支払いが決まっている場合がほとんどだから。
つまり原油価格の変動にあまり業績が参加できない、という話をしている。
同様に下流の場合も精製マージンというものが問題になるので、原油価格のインプットコストに対して、ガソリンを精製して販売した販売価格とのスプレッド、リファイニングマージンと呼ばれることがあるが、それを問題にしないといけない。
だから分析という意味では銘柄分析を、業績の分析をするのがはるかに難しい。川下は。
そして中流も難しい。
なので僕は上流の銘柄だけしか買わない。原油価格の上昇に乗りたいのであれば主に上流の銘柄をプレーします。
PRU プルデンシャル
あまり好きな銘柄ではない。特に意見ない。ほとんど買ったことが無い。あまり好きな会社ではないので。
今年はディフェンシブなヘルスケアセクターをポートフォリオに入れようと思う。LLY イーライリリーは?
LLY イーライリリーは凄く人気になっている銘柄なんで良いと思いますけれども、ディフェンシブ色を解体というのであれば、やや不適切な銘柄ではと思っている。
チャラチャラした人気になっているので。不景気になったときにしっかりダウンサイドを守りたいという目の付け所なら、LLY イーライリリーより例えばBMY ブリストルマイヤーズの方が安全ではと思っています。
LLYのPERは33倍、BMYは9倍。守りだけを考えるなら僕だったらBMYを買う。
ナンシーペロシが購入した、GOOG アルファベット、MU マイクロン 、RBLX ロブロックス、CRM セールスフォース、DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー は話題になっている?
なっていない。ペロシが買ったから買いたい、とかそういう人はあまり居ないんじゃないかな。
OKTA オクタ、AFRM アファームは売り?
決算を待ちたいと思う。
BTC ビットコイン
ちょっと最近売られている。もう少し安くなったら買いたいと思う。今じゃないけれども。
XLE、XLI購入した。エネルギーセクター、資本財セクターの見通しは?
エネルギーは建設的に考えている。
資本財はやや気を付けたほうがいいなと感じている。特に中国との絡みで。いま大きなダウンサイドがあるかもしれないということであれば中国経済が一番大きなリスクファクターと思う。
なぜなら中国のシノバックのワクチンはあまり効かないと言われているし、今オミクロン株がでてきているし、ロック暖を一層厳しくしているにもかかわらず、集団発生が起きている。
経済のダウンサイドが一番ある国が中国じゃないかと思っている。資本財は中国経済に対する依存度が高いのであまりいいセクターじゃないように思える。
TSLA テスラ 短期的に株価上がる可能性あると思うが利確するという考え方は?
持っていていいんじゃない?
とりわけ1月からベルリンギガファクトリー、オースティンギガファクトリーが生産に入る。
テスラのストーリーはエクセキューション=実行のストーリー。つまりきちんと生産するということ。
テスラは予約注文がたくさんあるので需要が問題ではない。生産できるか、できないか、納車できるかできないか、「だけ」が問題。
去年テスラが大化けした、納車台数をメチャクチャ増やした理由は上海ギガファクトリーが予定、予想以上にうまくいったということが勝因だった。
経済関係ない、需要関係ない。工場が上手くいっているか良いかだけがテスラ株で重要。
そしていま、ベルリン、オースチンのバカでかい工場がスタートしようとしている。
そこからきちんと生産、納車が出来ているかどうかの数字を毎回確認しながらトレードするべきだと思う。
バリアブルエンティティスキームで上場されている中国株が上場廃止になった場合、投資家は全損になる?
中国株ADRは2種類あって、デュアルリスティング、つまり2つ以上のマーケットで同時上場されているか、あるいはリスティング先がアメリカしかないシングルリスティングか、の2種類。
多くの中国株ADRはアメリカが唯一の上場市場。その場合非常に問題になる。
後2年かけて香港とかどこかに上場がえする必要がある。
中国政府は当面VIEでもOKですよ、という声明も先日出しているが、それは中国側の事情なんですよ。
アメリカ側の事情を言えば「それは、もうダメです」と言っている。
だから中国政府とアメリカのSECの両方の言っていることを聞いて、両方の条件にマッチしている投資対象でなければ中国株ADRは買えないと思う。
これ、重要なことなのできちんと理解してね。
中国がああいっている、アメリカがこう言っている、それぞれの言い分を聞いて意見がころころ変わっている人が多いが、僕が言いたいのは両方の条件を満たさないと安全な投資ではありません、ということが言いたい。
そして究極的には皆さんが投資しているものはアメリカ株ではなく、香港株に化ける、香港に口座を持つということを覚悟したうえで投資してください。
それがめんどくさいということであれば、中国株ADRは投資しない方がいい。
大部分のアメリカの投資家は香港に口座を開ける気はない。
この部分、よく理解してね。
アメリカの投資家はいなかっぺ。アメリカ人はヨーロッパ人と違って複数の言語とかしゃべれない。英語しかしゃべれない。そして、アメリカ人はアメリカが最高だと思っている。だから香港に口座を開設しなければいけないとか、クソめんどくせーな、という気持ちしか起こらないと思う。
それと、税制面でも海外に証券口座を持つと、確定申告とかがクソめんどくさくなる。だからそれは嫌だと考えるアメリカ人は非常に多いと思う。
ああ、香港に口座を開けるだけでいいんじゃないの、という風な安易な考えを持っていたらそれは甘いと思う。
アメリカ人はそんなことするくらいなら安値でも中国株ADRは売っ払ってしまいなさい、とファイナンシャルアドバイザーは個人投資家にそういうアドバイスをすると思う。
最新のオミクロンに対する洞察は?
肺には入っていかない。あくまでも首から上、もっと言えばひどいことにはならない。
味覚、嗅覚、においもあまり影響を受けないという声が圧倒的。
インフルエンザよりは少しひどいが、呼吸装置を付けなければいけないとかそういうことに発展するケースはほとんど稀だと思う。
2018年のような長短金利差が肉薄する局面が今年起こると思われますか?
それは可能性としてあると思います。
もしそれが起きたら、非常に複雑なことになると思う。もっと言えば景気後退リスクを心配しなければいけなくなるかもしれない。
アグレッシブな利上げ一本槍というシナリオではなくなるかもしれないと思っています。
YPF ヤシミエントス・ペトロリフェロス・フィスカレス
良いと思います。
INFY インフォシス
良いと思います
PBR ペトロブラス なぜ割安?
ひとつには、2008年か2009年くらいにトゥピという海底油田がリオデジャネイロ沖で発見され、ペトロブラスがブームになったが、ルラ政権との癒着とかスキャンダルの問題が発覚し、当時海底油田開発のために多額の外貨建ての借金をペトロブラスがしたが、その借金の返済に困るのでは、という話がいろいろ出て、しかも政権が変わりスキャンダルが発覚し、人気の圏外に落ちたということ。
それ以降10年くらいが経っているが、今どうなっているかというと、その時に調達した資金でFPSO、つまり深海油田で生産した原油を一回ためておくタンカーみたいな船も完成し、輸出が今ドンドン行われるようになっている。
ほとんどの輸出は中国向け、長期契約、ドル建て。
ペトロブラスという銘柄を考える場合、ブラジル株なので、ブラジルの通貨、レアル安のときは投資が上手くいかないのではということを心配する投資家が多いと思うが、ペトロブラスに関しては売上高のほとんどがドルで立つし、借金戻る中心、コストもドルで発注する。
全部ドルの世界なのでそれはあまり心配する必要はないと思う。
QAT カタールETF
多分安定しているはず。その理由はカタールは天然ガスの輸出が盛んな国だが、そのほとんどは長期契約で条件を最初にロックインしているはずで日本が最大顧客だと思うが、今後もそれは変わらないと思うから。
それと観光運輸の世界ではカタール航空の運営に力を入れているが、今回の新型コロナで多分エミレーツ、これはドバイ、アラブ首長国連邦の航空会社だが、そのライバルであるカタール航空との差は縮まったと思う。
相対的な地位でいえば多分カタール航空の方が有利につけているのではと思う。
その理由はルートストラクチャー、つまりそれぞれの航空会社が就航している路線の構造が違うから。
エミレーツはでっかい旅客機を交通量の多いハイボリュームなマーケットに投入して、そこで儲けるビジネスモデル。だから新型コロナで旅客数が激減したときにもろに直撃を受けた、ダメージの大きさはエミレーツの方が大きかったのではと僕は思う。
それに対して、カタール航空はいろんな行先、大都市だけでなくニッチの行き先、例えば旧東ヨーロッパとかそういうものに対してもいろいろ路線を拡大している。
だから保有している機材、旅客機のサイズはカタール航空の方がはるかに小さい。その関係でダウンサイドは小さかったのではと思っている。
でも最近カタールの統計資料とか見ていないのでそれ以上のことはよくわかりません。でも印象としてはQAT ETF良いと思います。
SPLK スプランク
あまり良くないと思う。決算も結構取りこぼしているし、ちょっと最近見ていないので何とも言えないが、僕だったら真っ先に投資する銘柄でない。
金利上昇するとなぜ株式益回りが上昇するか分からない
無関係じゃない?この2つは。質問の意味がよく分かりません。
KMI キンダーモルガン
さっき説明したが、パイプラインの株は上流の株ではない。
どうだろうね、ちょっと答えようがないが特に出遅れとは思わない。
いま、妙味のある銘柄、セクターは
今が買い時かどうかはさておき、バイオテクノロジー株に関してはちょっと研究してようかと思っている。そう考える理由は毎年1月にJPモルガンのヘルスケアカンファレンスがサンフランシスコで開催される。
今年も1/10開催予定だったが、リアルからバーチャルに変更になった。それが持つ意味はJPモルガンのヘルスケアカンファレンスはバイオテクノロジーセクター、ヘルスケアセクターが待ち望む1年に1回のお祭りというか、一大イベント。
その時にM&A、IPOとかありとあらゆる資金調達とかビジネスプランがサンフランシスコのセントフランシスホテルで業界の人たちがつるんで画策される場。それがバーチャルに映ったということは、そういうビジネスオポチュニティが全部蒸発した、ということ。それはネガティブ。それはひょっとしたら買い場を提供するかもしれない。
だから目先のバイオテクノロジー株の方向性は下を見ている。そして2022年のどこかでそれらの銘柄が買っていける局面が来るのではと考えている。
米国株四季報買いました。
あれ、いい本ですよね。ぜひ活用してください。
全部くまなく読むべきだと思います。
今、マルチプルエクスパンションが起きているセクターはある?
さっき言った事の延長になるが、マルチプルエクスパンション候補としてはバイオテクノロジーセクターかなと思っている。
広瀬さんの汝の隣人を憎め、という考え方はカップウィズハンドルの考え方と対立すると思うが
対立しないですよ。
まずカップウィズハンドルのチャート出ていないと思う。例えば銘柄でいえば、カップウィズハンドルが出ているのは、WIT ウィプロ、これはインドのADRでIT企業。カップが完成してピボット、買いポイントまで来ている。これがカップウィズハンドルのチャート。インド株にはカップウィズハンドルが出ている。
しかし、例えば、AI シースリーエーアイにはカップウィズハンドルは出ていない。POSH,ZM,WISH,PLUGは出ていない。汝の隣人を憎め、というのはこういう銘柄を憎め、と言っている。
だから全然対立、相反していないと思うよ。
そうじゃなくて、こういうどうしようもない銘柄をいつまでも人気銘柄と錯覚している皆さんの認識を改めなさい、と言っている。そこのところよろしくお願いします。
TPX テンピュール
可もなく不可もなく。
TU テラス
これはカップウィズハンドルだね。カップが出た後揉んでいるが、ギリギリカップウィズハンドル合格という感じ。
OTIS オーチスワールドワイド
つかみどころのないチャート。レンジの真ん中あたり。
過去の利上げ局面に比べ、今回は利上げ局面前に株価がずっと上がっている。楽観しすぎ?
利上げが始まる前は必ず株価は高い。今回も前回と一緒では。質問の内容がよくわからないね。
FRBは株価がズルズル下がっているときに利上げなんかしない。だから、利上げが始まるときは必ず株価高い。
ブラジルは長期金利、インフレ共に10%超えているようだが、デフォルトの心配はまだ先?
ブラジルのインフレ体質は今日に始まったことではない。別にデフォルトとか心配しなくていいんじゃない。
おススメのバリュー株に入るタイミングは?
今でいいのでは。
米国株式の歴史をさかのぼって学んでいる。ドットコムバブル時はどんな楽観論、悲観論がはびこっていた?
今との違いを言うと、まず、インターネットが出てきたとき、もっと言うとネットスケープという会社がIPOされた時、1995年だが、それが大部分の人が考えるドットコムブームの起点だった。
その時僕もあわてて「これはもう、一家をあげてサンフランシスコに移ったほうがいいな」と転職したが、その時と今の違いを言えば、その時は何もなかった。
アメリカオンラインという会社があった。Steve Caseという人がCEOだった。僕が転職したH&Qという投資銀行のCEO、Dan Caseの弟がアメリカオンラインのCEOだった。
アメリカオンラインはディスケット、つまりCDみたいなディスクにAOLのソフトウェアを焼き付けて、それを無料でアメリカ中に配った。
みんなが無料の円盤ディスクをパソコンに入れ、ソフトウェアをダウンロードして、AOLのサイトに行けるようになった。
それをクリックすると、「ピー、ヒョロヒョロヒョロヒョロ」という感じで、モデムでもって、電話線でインターネットに接続する、電話接続だった。昔は。
つまり、インターネットのインフラストラクチャーはほとんどなかった。
だからネット企業が創業した場合、自社にサーバーを買わなければいけない、あるいはルーターを買わなければいけないとか、そういう設備投資を一切合切自分でやらなければいけなかった。
あるいはデータセンター、エクソダスとかそういうデータセンターがあったが、そこはケージ、檻のようなものがあって、このスペースはA社、このスペースはB社という風に、データセンターはスペースを売っていた。
顧客はスペースを確保したら、自分の機材を持ち込んでインフラストラクチャーを構築していた、そういう段階。今でいうAWSみたいなものは無かった。
それが持つ意味は何だったか。スタートアップ、会社をはじめたいときの難しさの話だが、全部自前の機材をアップフロントで取りそろえないとビジネスを開始できなかった。
起業の敷居が今よりもはるかに高かった。その関係でほとんどのインターネット企業は最初は赤字でした。
まず赤字でスタートしなければいけない。しかもユーザーが今よりははるかにはるかに少なかった。
そもそもインターネットの普及率が15%や20%の家庭しか接続しておらず、ユーザーを獲得することがものすごく難しかった。ましてや黒字転換は無理ゲーだった。
そのような環境の中、資金調達が行われ、企業が創業していたということ。
当時の人気企業、どういう企業がちやほやされ、いの一番に利益を出していたかというと、ハードウェアの会社。シスコシステムズのような、機器、機材を売るビジネスが一番ピカピカの優等生のビジネスで、ソフトウェアは順位からするともっとずっと後の方だった。
アマゾンドットコムのIPOも僕、副幹事でかかわった。主幹事はドイチェバンク、H&Qは副主幹事で、ジェフベゾスのカバン持ちもしたよ、俺。
だけれどもアマゾンは凄い嫌われていた会社だった。インターネットでモノを売る、というのはあまりにも時代を先取りしすぎていた、先行し過ぎていた、アイディアばかり頭でっかちでまだ定着しないだろうと考えられていた。
実際最初のころのアマゾンはギトギトの赤字で資金調達ばっかりして、ダメなネット企業の代表格がアマゾンと言われていた時代があった。
じゃあその頃に良いインターネット企業はなんだ、というと、例えばジオスペースとか、ヤフー。ヤフーなんてピカピカの優良企業と思われていた。なぜかと言うと、コンテンツ自体が非常に不足していたので自分でインターネットのディレクトリ、ここへ行けばこういうものが閲覧できますよ、とか、あるいは自分のコンテンツを自前で作ったほうが早かった。
ヤフーはまずあそこに行けばインターネットで情報が取れる、というのを確立した会社だった。業績的にもカッコつくのが早かった。
翻って、今日のネット企業の在り方を見ると、一番ちやほやされている企業はSaaSみたいな形でサービスとしてソフトウェアを提供している会社が一番はぶりを聞かせている。
具体的にはDOCU ドキュサイン、CRWD クラウドストライク、ZS ジースケイラー、MDB モンゴDB、ZM ズームビデオとかそういう銘柄になると思うが、なぜそういう企業が人気を博しているかというと、数字が読みやすいから。将来の売り上げ高とかが読みやすいから。
ハードウェアの企業はどうかというと、全然人気の圏外。例えばシスコシステムズとか今でもルーターとか売っていると思うが、全然人気じゃないよね。
人気の中心が移ってしまったということ。そして、そのSaaSというニッチ自体ももうほぼ完成したと思う。今回の新型コロナで一気に需要が増えたので。
だからこれから、今年来年のSaaS企業の前年比較の業績はものすごく厳し唸ると思う。もうすでにZM ズームビデオとかはそういう壁にぶち当たっているが。
何が言いたいかというと、成功した企業ほど気を付けないといけない。そういう意味ではCRWD クラウドストライクとかも要注意だなと思っている。去年物凄く成長したから。
あの時はドットコムブームがどういう風に崩壊したかを一言で言えば、あれ、なんか設備投資がおかしいんでね?ということが、突如2000年に言われ始めた。
それが起こる直前は2000年問題というのがあって、年号に000が並ぶので、メインフレームコンピューターとかそういう古いコンピューターのインフラストラクチャーは000とかを認識できなくなるのでは、それによって飛行機が空から落ちる、コンピューターが止まって銀行からお金が下せなくなるとかいろいろな不都合が生じるのではということを防ぐために、今設備投資を思い切り前倒してやる必要がある、とハードウェアの需要がものすごく増えたことがある。1999年に。
その振り子の揺れ戻しとして、2000年に需要がストップした。ドットコムブームの崩壊はそういうパターンで起きた。
翻って今の状況を見た場合、去年新型コロナで「会社行けない、自宅待機、リモートワーク?」となった。その時に急いでリモートワークできるようなインフラストラクチャーを整えなきゃいけない。オクタだな、ズームビデオを導入しよう、クラウドストライク導入しよう、ジースケーラー導入しよう、ということがバタバタバタ、と起きた。いまそういうことが間に合っていますという局面に転換しかかっている。
ズームなんかは、もう間に合ってます、という形で需要のピークアウトが確認された。ドキュサインなんかも去年はものすごく人気だったがこの前の決算でもう間に合ってます、という形で悪い決算を発表している。だから今年は結構きつい年になるのではと思う。
スターリンク予約しましたか?
予約したがサービス開始になっていない。
アフターコロナとして、NKE ナイキ、DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー、V ビザ、ABNB エアビー&ビー
ナイキは特にアフターコロナ銘柄でもないと思う。この前決算悪かった。
ディズニーはダウ採用銘柄で一番パフォーマンス悪かった。これはアフターコロナ関連かも。でもその反面ディズニーチャンネルはアフターコロナでネガティブになるので差し引きチャラでは。
ビザはずいぶんバリュエーションが剥落したが、これなんかは普通に良いかも。
エアビー&ビーは良いと思う。
これらの銘柄の中では最後の二つが良いと思います。
TSLA テスラ 今から入るのは
そういうアプローチもあるかもしれない。安くはないが。
CCL カーニバルに10投資するなら、今5買って、残りの5を2-3月下がったところで買い増しというのは
そういうやり方でもいいかもしれない。
AA アルコア
良いかもしれない。ネット株などよりはこちらの方がはるかに良いと思う。
F フォード 今後EVシフトする中で、既存のOEMの中では勢いを感じる。第2のTSLA テスラになりうる?
まだ始まっていないのできちんとF-150のEVを出せるかは大いに疑問。だけれどもEV云々を横にどけておいて、単にトラックメーカーとしてのフォードは魅力あると思う。
今年は新高値投資ではなく、株価が下がった銘柄を拾う戦略でしょうか?
質問が良くわからないが、株価が下がった銘柄というなら、グロース株はどれもメチャクチャ株価下がってますよね、そういう銘柄買いたいということなのかな。
どうだろうねー。新値を追っている銘柄は今バリュー株が多い。僕だったら新値を追っている銘柄を買ったほうがはるかにいいんじゃないかと思いますね。
決算を確認してから売却をするのが基本と思うが、例外はある?
基本的にはグロース株はそういう相場の貼り方がいいと思う。
LH ラボラトリー・コーポレイション・オブ・アメリカ・ホールディングス
良いと思う。今ブレイクアウト中。きれいなカップウィズハンドルでている。
グロースで投資してもいい銘柄はある?
あまり思いつかない。あまりないんじゃない。
TRMD トーム、DOW 今年の展望
両方ともいいと思う。
TMDX
よくわかりません。
QRVO コルボ
随分下がった。これは良いと思う。
OLPX オラプレックス
これは今ブレイクアウトしかかっている。今の引け値ではダメだが、30ドル以上の引け値をキープできるようならブレイクアウトしそう。
世界やアメリカの経済見通しを立てるために近年で注視すべき銘柄は?クレーマーの本だと、CAT キャタピラー、AA アルコア、GE、HON ハネウェル、MMM スリーエムなどなど。
マクロ経済の動きが分かる個別株?という質問?
ということであれば、GEとかあまり良くないと思う。
キャタピラーも世界経済と言えばそうかもしれないが中国の影響が大きく、中国経済に対するインディケーターとしては適切と思う。最近でいうとエレベーターのオーティスとか。
FDX フェデックス、UPS ユナイテッドパーセルサービスはある程度経済活動の指標になるが、ネット通販の先行指数になりつつあるので注意をする必要があると思う。
ユニオンパシフィックとかCSXとかの鉄道株は確かに経済の動きを反映すると思う。これなんかは一番素直に米国経済の先行指標と言えると思う。
後はディズニー、ボーイング、ホームデポは良くないと思う。ホームデポで分かるのは住宅だけ。JPモルガンでもわからないと思う。
FDIC辞任報道ありました。銀行株の影響
ないと思う。
NVDA エヌビディア、AMD アドバンスド・マイクロ・デバイシズ
両方凄く良い会社で株価も随分騰がった。だけれどもサイクル的にはピークに近いのでは。これから買って行けるかという質問だとしたらかなりきついと思う。
景気循環ではなく、コロナや脱炭素を起因とする石油高、ボトルネック、賃金高が起因のインフレであれば、利上げ・BS縮小で冷水をかけても、物価が下げ渋るのではないかと懸念してます
そういうリスクもあると思う。今の時点では何とも言えないと思う。
テーパリングや利上げを織り込むのはいつ頃?
もう織り込んでいると思う。というか織り込みつつあると思う。だからグロース株が大きく下げたわけで、後の祭りだと思う。今頃からグロース株どうしようかと言っているのは遅すぎると思う。
バリュー銘柄を選ぶ自信がないのでBRKB買ってお任せするのはどう?
それもいいと思う。
ASTR アストラの2025年毎日打ち上げは現実味ある?またショートレポートどう思った?
現実味あると思う。でもショートレポートはその通り。
TSLA テスラ・NVDA エヌビディア・GOOG アルファベット・AAPL アップル・CRWD クラウドストライク・OKTA オクタ・ISRG インテュイティヴ・サージカル・DDOC データドッグ・ZI ズームインフォ・AFRM アファーム―・RPRX ロイヤリティファーマを持ってる。懸念材料のある銘柄は
決算良い限りはホールドするが、ハイリスクと思うのはCRWD クラウドストライク、OKTA オクタ。
決算が悪くなって相場が下落をした場合、下落の原因にもよると思うが現在のような状態で航空・観光関連株はS&P500の下落と比べて同程度の下落が生じ易い?CCL カーニバル、UAL ユナイテッド航空などNCLH、ノルウェージャン・クルーズラインなど
CCL カーニバル、NCLH ノルウェージャン・クルーズラインは比較的値動きの荒っぽい銘柄。だから相場が下がるときはこれらの銘柄も下がると思う。
業績のサイクルでいえばものすごく出遅れている。その理由はコロナで旅行が出来なかったから。その意味でいうとサイクルの位相でいうと、他が良かった時にこれらは悪かった。位相が他の大部分の銘柄と異なっている。
僕がこのグループに興味を持っている唯一の理由はまだ好業績になっていないから。業績はおっつけ戻ってくると思う。
金利上昇で債券ETFや金融系や配当を検討しています。
債券ETFは去年1年でマイナスだったものが多い。気を付けなければいけないのは債券全般に言えることだがものすごく割高。超長期にわたって低インフレ、低金利の期間が長かった。債券はメチャクチャ買われている。ダウンサイドが一番大きいのはグロース株も大きいが債券価格も大きいのでは。
利回りに逃げるということがしたいならむしろ高配当株の方が安全な気がする。
ARKK アークイノベーションETFこの死んだ猫は3年から5年は生き返らない?
キャシーウッドは年率40%くらいで今後数年間上昇するとコメントしていて顰蹙を買っていたが、あのコメントを書くこと自体、株主の声が彼女に届いていないというのを感じる。無神経さをやや感じた。
キャシーもちやほやされたが、過去にちやほやされて消えていったファンドマネージャーと全然変わらないよね、と僕なんかは思う。例えばギャレット・ヴァン・ワゴナ、と聞いて、知っている人いる?あるいはラージ・ラジャナトナ。メチャクチャパワフルだったが、今思い出せる人いないんじゃないかな。
キャシーもそうなる確率が90%くらいあるのでは。わからないけれども。
FTNT フォーティネット、ADSK オートデスク
フォーティネット これなんかは株価崩れていない。
オートデスク ひょっとしたらリスクかも。アドビが決算のガイダンス悪かった。アドビはもともと高い値段のシュリンクラップされたソフトウェアを売りきりで販売していた銘柄だが、それが苦労してSaaSという形でネットに移行して成功した会社。
なぜオートデスクを見てアドビを連想するかというと、オートデスクも非常に値段の張る高いソフトウェアを売りきりで売っていた会社だが、それがSaaSというかたちでネットに移行したことで成功できた。その意味で業界は違うがオートデスクもアドビと同じ立場に置かれているということ。
ある時点で、アドビが今経験しているのと同じようなユーザーからのプッシュバック、フィーが高いじゃないか、というような顧客の反応が出てくるリスクはあると思う。
TSLA テスラ、NVDA エヌビディア、UNH ユナイテッドヘルス、DHR ダナハ―、SPGI S&Pグローバル、 CVX シェブロン、NEE ネクステラエナジーの中で2022年の経済環境や利上げで、注意を払うべき銘柄
ひょっとしたら、NEEかもしれない。これかな、ハイリスクは。
ENPH エンフェースエナジーかなり下がった。ホールドしててOK?
大きなネガティブとしては大型の予算法案が通過しなかったという点。あの中にソーラーパネルに対する補助金の項目が入っていた。それが宙ぶらりんになっているのが問題。
SUZ スザノ
面白いかも。ブラジル株。パルプの会社と思う。
米国の機関投資家のクリスマス休暇は昨日で終わりかと思うが、今日から出来高増えそう?
はい。その通りだと思う。
高インフレ利上げ局面では、金価格はどう推移する?
ゴールドには利子が無いので普通利上げはネガティブに捉えるべきだという意見がある。何とも言えない。あまり楽観視できない。
BA ボーイング
まだ業績回復には時間がかかるが、ゆくゆく回復してくるのでは。好きな銘柄か、嫌いかと言えば好き。でもすごく時間かかると思う。
インドネシアの石炭輸出禁止の件、経済再開への影響を聞きたい。
そのニュースよく知らないが、今は石炭自体の需要は少し陰りが見えている。インドネシアが輸出禁止する云々にかかわらず、需給関係は悪いのでは。
小学生の子供がいます。子供時代に金融リテラシーを教える為になされていた事は?我が家ではブリッジなどのカードをしてる。
特に特別これをやったということはない。
VIR
ここの出している新型コロナの抗体良いと思う。
だけれどもそもそも新型コロナ自体が後2週間くらいでひょっとしたら、材料として終わってしまうかもしれないので、また別のことをこの会社は考えないといけないのでは。振出しに戻る感じ。
南ア鉱山ADR、SBSWどう?
良いかもしれない。
JNJ、KO コカ・コーラ、PG プロクター・アンド・ギャンブル
JNJ 長期ホールドでいい。
KO コカ・コーラ 僕はあまり好きな銘柄でないが、持っていて大きなけがはないと思う。PG プロクター・アンド・ギャンブルも同様。可もなく不可もなく。
PFのコアのVTIの比率を落としてVYM、VIG(配当、増配)を買い増しは?
それがしたいならそうしてもいいと思う。
大火傷を回避すべくVTV、バークシャー株、VYMなどチラ見しているが、銘柄を見ると高配当で株価維持に必死になっている成長性の乏しさが不安でVIGを考えてる。初心者向けバリュー投資戦略について教えて
その辺でいいんじゃない。別に。
FANG ダイヤモンドバックエナジー今からでも買い?
良いと思う。
DOCS ドクシミティ、MQ マルケタ
決算を待ちたいと思う。
ONON オン ホールドOK?
次の決算を待ちたいと思う。
エネルギー、タンカー関連の今後の見解
意見変わっていない。良いと思う。
現在のドル高の要因がよくわかりません。世界経済がアメリカ以外低迷ということ?
単純に景気の強さの差では。アメリカがいま世界で一番景気が強い。
ABNB エアビー&ビー今後の見通し
次の決算を待ちたいと思う。前回決算は良かった。
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