企業業績も厳しく、就活生にとっても厳しい環境が続くと思いますが、じっちゃまのライブで動画面接のノウハウが書いてありました。
リアル面接との違い、特に気を付けるべき点をまとめられています。
質疑の中でも言及されていますが、「リモートでの面接」や「やり取り」はこれからさらに増えていくと思いますので、面接に限らずリモート全般のテクニックとして意識的に使っていきたいなと思いました。
書店でもZOOMやTeams、Slackなんかに関する本がズラッと並んでます。
結論・・・
溌剌(はつらつ)さ、スマイル、ポジティブな印象が大事。
リアル面接・ビデオチャット面接の違いについて。
ビデオで大事なのは第一印象。
相手に強い印象を残すかが大事。とのことです。3つのポイントを書いていきます。
ポイント1 溌剌さが大事。
曇った表情はビデオでより印象付けられる。
パソコンやスマホの高さの調節。
眼の位置がまっすぐ画面に向かうように。
間接的に光が自分にあたるように。
録画本番前に体を動かし、リラックス。血色をよく。
ポイント2 スマイル
大半の就活生は陰気な印象に映る。来る学生来る学生陰気。
自分が「陰気なキャラならば仕方ない」というスタンスはビジネスでは通用しない。
就活に失敗したらどうしよう。という学生。
一方、会社側は積極的・豪胆な学生が欲しい。
それに対して良い薬は「スマイル」
ただしニタニタしているとかではなく。ほんのり口元がほほ笑んでいることが理想。
チャット前に楽しいこと(デートとか)を想像して。
ポジティブな印象が残るようにして。
最初と最後の20秒が大事。
あなたの印象は最初の20秒。
次に大事なのは最後の20秒。明るい、建設的、ポジティブな要因を残して。
裏技
紙に「スマイル」と書いてカメラの前に貼っておいて。
緊張で基本的なことを忘れることがあるから。
質問
オンライン面接は難しいですね・・・
面接官もそういう気持ち。受験者だけでない。
ビデオ会議だと、表情がすぐに相手に伝わる。表情次第で疑心暗鬼に陥る。上司や面接官が必要以上に受講者を怖がらせるのは良くない。
リモートだと相手を盛り上げないと動かない。
良い会社はそういったことが出来ている場合が多い。
学生側が「この面接官暗そうだな」と思ったらよくない会社である
ポジティブさ、明るさは仕事に生きる?
あらゆる場面で活きる。
部下とのやり取り、商談。。。
遠くから連絡してくる部下を不安にさせないのも上司の能力。
オンライン面接での時間はどのくらいかけていた?
相手やスケジュール次第。5分や10分では。
短い時間で相手に
第一印象を良くするトレーニングは受けた?
受けていない。ノウハウを先輩・上司から盗んだりはした。
教えたりはした。
アメリカの就活は、日本との違いは?
就活シーズン解禁という横並びのスケジュールがない。
大手のコンサルなどがスケジュールを組んで大学を回るということは有る。
インターンシップというものにものすごく労力をかけるのがアメリカ。
そもそも人物を5分や10分の面接では見抜けない。仕事ぶりを近くで見て、反応を見てわかるもの。
良い学生には企業はオファーを出すが、オファーが出ないと失敗というわけでは無い。
昨年のインターン生の印象(良い点、悪い点)を他社に伝えるのがアメリカのビジネスの常識・マナー。
インターンシップを受けることで自分の評価は後々までついて回るという点を気を付ける必要がある。去年の評判が今年も付いて回る。
リモートでの面接はスタンダードになる?
なると思う。簡単・便利だから。
ビデオでの面接術、ノウハウは大事になってくる。
外資系だと履歴書の書き方は日本と違う?
新卒だと変わらない。
中途だと日本よりはるかに詳しく書く必要がある。どんな担当をしていた。など
どういう心がけで投資銀行での仕事に臨んだ?
数字。結果出すこと。
面接落ちてしまったが
人生長い。これで終わりではない。じっちゃまも建設業~投資銀行と渡り歩いている。日本でじっちゃまの勤めていた会社はすべて潰れている笑
就活は1回きりではない。キャリアをステップアップすればいい。
冬に職人さんの茶わんを洗っていた人間が、10年後はニューヨークのトレーディングルームで株を売っている。
人生は二転三転する。
とんでもない時期での就職活動である。
これからは波乱の時代。挽回も1年2年ではなく10年かけてもいい。じっちゃまも10年かかっている。
5分、10分でもぜひ採用したいと思う人材は?
サマーインターンのとき、緊張する学生の中一人だけサマーインターンに参加している喜びを全身で発している学生がいる。
「あいつ、いいね」となる。
就活性だけが試されているというビクビクしたマインドは良くないと思う。
もっと就活を楽しむ、どんな会社なのか見てやろうという態度でいいのでは。
リラックスした人ほど目に留まりやすい。
ぼくだったらそういう人を採る。
過去に問題を起こした企業のシャインはレッテルを貼られる?
問題ない。
倒産したジャンク債の企業から大量に採用したことがある。
会社がブラックでも個人がブラックとは限らない。アメリカの場合は捨てる神あれば拾う神あり。セカンドチャンスはある。日本でもそうじゃない?
入社した後でできると思う人の特徴は?
人間は1種類ではない。
営業一つでも若い人のやり方、ベテランのやり方があり正解は1つではない。
色んなキャラクターを企業が欲する理由は正解へのアプローチがいくつもあるから。
あまり早くジャッジ(決めつけ)をしないようじっちゃまは戒め、心掛けている。
じっくり3年くらいかけて判断している。
冒頭の第一印象と異なる話のように感じるかもしれないが、内気な人でも外交的な人でも、死生の問題はある。
前進しようという意欲が無ければ会社も前進しない。前進したい意欲があっても伝えるのが苦手な性質の人であっても、第一印象は気を配ってほしい。
なんでこのテーマで話したの?
就活生のTweetを見てそういう気になった。
ゆくゆくは海外に住みたい。IT専攻。内定もらっているが大学院に興味あり。GPA高めにしておいた方がいい?
ITの世界は学歴が大事ではない。
自分でコーディングの勉強したほうが良いかも。
プルーラルサイト(通信教育のような形でコードを書くことができる)を活用して独学を勧める。
プルーラルサイトIQという評価システムで評価される。ソフトウェアエンジニアのTOEIC。
Web面接について 実施した(そして落ちた)管理人の経験
実は私も最近Web面接を受け、落ちています。
落ちた経験、失敗したなと思う部分からもじっちゃまの教えは正しいと思います。
面接で起こった想定外のことと、対処法をいくつか書いておきます。受かった人は理由を分析していないと思いますが、自分の場合は落ちているので説得力あると思います(謎の自信)
発信した(つもり)のことと、面接官の受けとったこと(フィードバック内容)が違う 話す長さに注意
まず自分の緊張や説明力不足もあるかもしれませんが、面接官の緊張や音声の不具合などもあり得ると思っています。
相手にどのくらいの大きさで声が伝わっているのかが全くわからないのがWeb面接です。
で、何が起こったか、極端にいうと、
「僕はリンゴを育てるのが上手です。今年は気候が悪かったのでうまくリンゴが育たなかったものの、毎年のほかの農家さんと比べてたくさんの美味しいリンゴを作ることができます」
というようなアピールをしたはずなのになぜか
「君はリンゴづくりが苦手なようだが・・・」
という質問をされ、「いや、ちがいますよ」的なことを伝えるものの、フィードバックにおいても「リンゴづくりが苦手」
と書かれていました。(リンゴづくり、というのはあくまで「たとえ」ですがこんな文脈です)
リンゴ作りを自慢したはずなのになぜか苦手の烙印を押され、結構ショックだったのですが、
相手も不慣れなWeb面接では、話した通りに情報が伝わり切らないことは有り得ると思いました。
例えば、「今年はうまくリンゴが育たなかった」というところだけ拾われた可能性があります。
Web面接では、いつも以上にシンプル過ぎるくらいシンプルに伝えないといけないのではないかと思っています。
さっきの例だと
自分 「ぼくはリンゴ作りが得意です!」
面接官「なんで?」
自分 「たくさん美味しいものを作れるから!」
みたいなやり取りでいいのではと思っています。
こちらの話す時間が長いほど誤解が生まれるリスクが高まると思いました。
面接専用のツールを使ったものの音があまりよく聞こえなかった
事前の音声確認などでは問題なかったのですが、当日面接官の声が聞き取りづらかったです。
これは2重の意味で良くないことで、
①単純にやり取りがきちんとできない
②そもそもこういったツールを使えない人間だと思われる
ということです。
デジタルツールについては使える側の人間であると思っておりましたが、結果的に本番でコミュニケーションが取れていないようでは話にならないです。
今回は初めてのサービスでしたが、事前のチェックも行っていたため、ほかにやりようがなかったのですが、例えば「Zoom」とかそういう事前にいくらでも動作を試せるツールであれば、一通りのスムーズな操作を練習することも必須だと思います。
逆にスムーズに使うことで印象も上がるかもしれません。
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