2021年4月24日のじっちゃまライブです。
米国では4月27日からTSLA テスラ、GAFAMの決算が続く大事な週を迎えます。改めて前回の決算を振り返り、今後の投資についてのQ&Aに移っていきます。
本記事は情報の整理を目的としており、特定の銘柄や取引を推奨する目的はございません。投資にはリスクを伴いますので、自己責任でお願いします。
かなり言葉を省略しています。細かいニュアンスは動画を確認ください。
- じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
- Q&A
- RPRX ロイヤリティファーマ、MSCI提携について
- PFE ファイザー
- EURN ユーロナブ
- CS クレディスイス
- 天然ガス素材銘柄
- HMY ハーモニー、GOLD バリック 金鉱株
- 宇宙開発は国策?
- CLF クリーブランドクリフス
- ラッセル2000
- TTC トロ
- IDXX アイデックス
- ABNB エアビー&ビー
- ビットコイン暴落、TSLA テスラ、COIN コインベースが下がり、ARK銘柄の巻き込まれるリスクは
- SPACの会計変更ルールについて
- HPE ヒューレットパッカード
- LFUS リトルフューズ
- BYND ビヨンドミート
- AAPS デジタルタービン
- MGMリゾーツ
- SQ スクエア
- LB エルブランズ
- SFTW ブラックスカイ
- TSM 台湾セミコンダクター(NVDA エヌビディア NXPI NXPセミコンダクターについても言及)
- WFC ウエルスファーゴ
- BUD アンハイザー・ブッシュ
- KHC クラフトハインツ
- BTCのETFはVIH バクト、SQ スクエアで決済に使用可能?
- HOL,SFTW,VACO, CCIV,AGC
- ZM ズームビデオ
- 今年は3%上昇の見立て、今は強気ということは有る程度のところで逃げるということ?
- VIH バクト
- アーク 今後の見通し
- GDRX グッドアールエックス
- マイニング需要で半導体上昇、今後バブル崩壊リスクは?
- BTC ビットコイン ショート戦略は
- ゲイリーゲンスラーがSEC就任、株式市場への影響
- DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー
- COIN コインベース
- LVS ラスベガスサンズ
- DAL デルタ航空
- MAR マリオット
- OKTA オクタ
- 四半期決算で確認するガイダンスはファクトベースではないのに重要な点検項目に値するのはなぜ?
- 銀行行のフィデューシアリーデューティについて
- SPLK スプランク
- PINS ピンタレスト
- DMYD
- SHOP ショッピファイ
- RF リージョンズファイナンシャルグループ
- CE セラニーズ,WHR ワールプールなど決算ガイダンス大きく上振れ銘柄が決算後大きく下がる現象について
- AZEK アゼクカンパニー
- EB イベントブライト
- ORCL オラクル
- IBM
- ワクチンMrnaのBNTX バイオンテック買収される可能性は?
- BNTX バイオンテック
- ROOT ルート
- RKT ロケットカンパニーズ
- JYNT ジョイント
- SBLK スターバルク
- HOL,SFTW
- VTIを持っている。ドル安進行。いったんすべて売って円に換えることは?
- SPWR サンパワー
- トーマスシーベルとマークベニオフ
- サテライトの位置づけでVTIに加え、セクターETF入れるにはどのセクターがいい?
- HMHC ホートン・ミフリン・ハーコート
- ブラジルレアルなど新興国通貨
- 70代の両親、現金比率高いが
- トヨタEV本格参入、水素エンジン量産化目指すニュース興味ありませんか?
- TSLA テスラ ベルリン工場立ち上げ遅延
- GAFA 売るときは?
- BTC 目先したと考える理由は?
- グロースに対して強気の姿勢は変わりない?
- ZI ズームインフォ
- NFLX ネットフリックス
- 配当が欲しい場合
- AMCが再び盛り上がっている
- OKTA オクタの領域にMSFT マイクロソフトが参入してくることは
- GS ゴールドマンサックス
- KLIC クーリック&ソファ
- UCTT ウルトラクリーン
- TLS
- RILY Bライリー
- SRET グローバルX スーパーディビィデンド
- SKLZ スキルズ
- DELL デルテクノロジーズ
- 反トラスト法の投資リスク GOOG,巨大テック企業など
- リコンシリエーション1回/年
- SWKS スカイワークスがSLABのインフラ自動車部門買収
- YETI イエティ
- FOXF フォックスファクトリー
- AI シースリーエーアイ
- U
- 投資銀行にも接待はある
じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート
2021年第1四半期決算の一つの山場を迎える。
テスラ、アップル、マイクロソフト、アルファベット、フェイスブックの決算発表。非常に重要な週と思う。
マーケットは最近投機熱が冷めているというか、ロビンフッド現象後、ロビンフッド関連銘柄が上がった後下がり、SPACブームのフィーバーも行ってこい下がった。仮想通貨もブーム一巡の感がある。
トレーディングの対象が全部だめだったじゃないかとみんな盛り下がっている局面かと思う。
盛り下がっている最大の理由は新型コロナのワクチン接種が進捗し、経済再開、皆が街に出て、小売売上高が増えている。今までは行き場を失ったお金が株式市場に流れ込んでいたが、それがなくなってしまったということがある。
しかし、株式市場を巡る環境は全然悪くなっていない。企業業績は良く、金利環境も長期金利上昇が一段落し、今いい感じ。この局面で株式に弱気になる材料はあまりないんじゃないかと僕は思う。
いま1Q決算発表シーズンだが、これまでに約25%の企業が決算発表を終え、84%の企業がEPSでアップサイドサプライズを出している。これは歴史的に平均である77%を上回っている。
EPS成長率はこれまでの平均で33.8%。2010年第3Q以来の高い水準。EPSの上方修正も非常に多い。ガイダンスも引き上げる企業の方が多い。
株式市場のバリュエーションだが、向こう12か月の予想EPSに対して、S&P500は約22.3倍で取引されている。過去5年間の平均は17.9倍。やや割高と言える。でも、過去5年の平均の金利水準より今の金利水準は低いし、過去5年の平均のEPS成長率に比べて、今の方がEPSは早く成長しているので、ある程度のプレミアムのバリューエーションは不思議ではない。
今週決算発表する銘柄はこんな感じ。基本今回もすべての銘柄が良い決算を出してくるのではと思う。前回はこの企業の中で決算を取りこぼしたのはテスラだけ。
テスラの4Q決算は予想1.03ドルに対し、0.8ドルだった。下振れした理由は主に生産台数で17.9万台、若干予想を下回った。今回は直近の納車台数は予想を上回っていたのでしくじらないのでは、というのが僕の考え。
アルファベットは前回ぜんぜん危なげない決算。4Qの決算はEPS予想15.98ドルに対し結果22.30ドル。売上予想528.6億ドルに対し569億ドル(前年+23%)。
マイクロソフトも全然問題ない決算。12月期はEPS予想1.41ドル、結果2.03ドル。売上予想402億ドルに対し、430億ドル(前年+17%)
アップルも問題ない。12月期決算EPS予想1.41ドル、結果1.68ドル 売上予想1032.4億ドルに対し、1114億ドル(前年+21%)。Macだけは予想より売上低かったが、Iphone,ウェアラブルズは予想を上回った。
フェイスブックも良かった。4Q決算EPS予想3.24ドル、結果3.88ドル 売上264億ドル、結果281億ドル(+33%)全然問題ない。
アマゾンの決算も良かった。4QEPS7.15ドル、結果14.09ドル 売上予想1197億ドル、結果1255億ドル(+44%)ぶっちぎりにいい決算だった。
この辺の銘柄は全然心配していないというのが僕のメッセージ。
テスラはEPS、売り上げをクリア。「良い決算」でした。
Q&A
一問一答形式です。気になったところを抜粋します。
RPRX ロイヤリティファーマ、MSCI提携について
4月21日にニュース有り、ロイヤリティ・ファーマとMSCIが組んでライフサイエンス、バイオテクノロジーの新しい製薬業界のインデックスをローンチする。どのくらいイノベーティブな治療方法を開発しているかを計測する指数を発表する。
良いことだと思うが、株価への影響はゼロでしょうね。
なぜMSCIがロイヤリティ・ファーマと組むかというと、ロイヤリティ・ファーマは社員数少ないが大手証券のアナリストなどの軍団だから。彼らが散らばって、全世界の新薬の研究を調査している。そういった関係でこういった指数を編み出しやすい立場になる。
だから株価に対するインパクトはないと思う。
PFE ファイザー
今の水準は割安?
割安だと思う。いまPER17倍、カップが形成されかかっている感じ。
買いだと思う。
EURN ユーロナブ
買いで変更ない。
CS クレディスイス
いまものすごく問題続出。
融資のビジネスへの投資が失敗、アルケゴスへのエクスポージャーで大損。ボーナスプールが吹っ飛んで、今社員が続々と他社に引き抜かれている。
たぶん1年後、2年後はクレディスイスという証券会社は存在しないかもしれない。(買収の為)
いまUBSと合併の話が進行中。それに加え、僕の考えではJPモルガンもクレディスイス買収を検討していると思う。そんな感じで安値で他社に持っていかれるリスクある状況。
買収話があれば買い?という質問。
買いとは限らないと思う。多分安値で買われると思う。その材料でクレディスイスを買うことをしたくはないと思う。
天然ガス素材銘柄
高金利、好景気セクターにあたる銘柄だが、今は低金利、不景気では?という問い。
いまはアメリカの景気は良いがピークに近づいている。という話。そうであればセクター的には景気敏感からもうすこしディフェンシブなセクターに投資の中心を移していったほうが良いというのが僕の考え。
天然ガスを今買えと言っているのではなく、天然ガスの中のLNG(液化天然ガス)はスペシャルなにっちで、必要としている国はアメリカや世界の大部分の国ではなく、中国、インド。日本や韓国も必要としているがこれ以上消費増えないと思う。今後成長が見込まれる中国、インドで経済成長が実際に会ったとき必要なエネルギーはLNGと考えている。
天然ガスを紹介した理由は景気に絡めてということは一切ない。
HMY ハーモニー、GOLD バリック 金鉱株
機能Fleetされていたので質問。
仮想通貨が下がっている。今アメリカの景気いいのでみんな「ひょっとしたらインフレ来るか?」と思案している局面と思う
FRBのインフレターゲットは2%、今それよりほんの少し低い水準だが、ひょっとしたらこの夏ターゲットを超えて2%以上にインフレが上昇するリスクがあると思う。その場合もFRBはやせ我慢し、金利を動かさないと思う。でもやせ我慢をするということは居心地が悪いということで、投資家はインフレにヘッジをしたいという気分になりやすい。
仮想通貨がインフレのヘッジになるのでは、という思惑で、機関投資家のマネーが一部BTCなどに流れた。しかし今、仮想通貨は下がっている。ここ数日間の値動きで機関投資家が実感したのはインフレヘッジで仮想通貨に投資するというのは馬鹿げている、ということ。なぜならば、仮想通貨は長期で見ればインフレヘッジに適しているかもしれないが、今はオモチャにされている、ドタバタトレードされているので、インフレの見通しで仮想通貨を買う人はほとんどおらず、「仮想通貨で人生一発逆転」とかいうバカタレが買っている。そういうバカタレが焼け出されてくるのに巻き込まれ、自分たちもインフレヘッジのために買っているのに、インフレが起きかかっているのに、仮想通貨が下がっていたらヘッジにならない、と機関投資家はいまインフレヘッジ先に見直し始めていると思う。
その時にゴールドがもう一回注目されるかもしれない。
5日ほど前、デンバーゴールドフォーラムというカンファレンスがあった。(オンライン)
色んな産金会社、金鉱株がプレゼンテーションをしたが、特に経営内容が改善しているのがHMY ハーモニーと思った。ものすごく負債を返済している、バランスシートの内容が健全になっていると感じた。
同様に、GOLD バリックも大きく中身が改善した。昔は借金まみれでふうふう言っていたが、今キャッシュフローがものすごく潤沢、債務を返している。この辺の銘柄かな、と思う。
宇宙開発は国策?
国策ですよね。しかし、国策とは関係なしにビジネスとして宇宙に乗り出したいという流れも最近出ている。それは絵空事ではなくしっかりした算盤に基づいた宇宙ビジネスをする人が出てきている。
ひとつの例がスペースXの子会社スターリンク。彼らはたくさんの小型人工衛星を地表から550㎞くらいの近場の宇宙に打ち上げ、インターネットのサービスをしようと計画している。僕もスターリンクを申し込んでいて、順番が来たらサービスを受けられる。499ドルのパラボラアンテナを消費者が自腹で購入すれば、毎月90ドルくらいで光ファイバーと遜色ない速いインターネットを衛星を通じてウケることが出来る。
市場規模は2000億ドルと言われている。一つの大きな民間の宇宙ビジネス。
もう一つのかなり大きい民間の宇宙ビジネスは人工衛星から地球の様子を観察するビジネス。これは600億ドルくらいあるのではと言われている。
たとえば、GoogleEarthは人工衛星からの写真をうつすが、例えばスエズ運河のコンテナ船立ち往生とかをリアルタイムで確認するサービスが人気を博している。ショッピングモールの駐車台数、石油タンクの満タン状況など。そういうデータはトレーディングにも役に立つのでサービスを受けている金融機関も多い。
宇宙ビジネスがビジネスとして算盤に乗ってきた理由は、ロケットの打ち上げコストが昔のほぼ1/100になったこと。昔はロケット打ち上げはNASA=政府の仕事だったが、民間のロケット打ち上げにより市場原理がもちこまれ、打ち上げコストが下がった。今後もさらに下がるのではと言われている。
宇宙関連記事↓
CLF クリーブランドクリフス
いいと思う。鉄鋼。チャートもいいと思う。今は旬だと思うが、どのくらい好況が長く続くかは分からない。僕なら半身に足を抜きかけながら、それでもロングで行きたいと思う。
ラッセル2000
現在の決算状況を踏まえ、上向きそうかとの問い。
決算の状況は非常に良い。ラッセル2000は小型株になる。
ちょっとこのところ頭が重い。理由は小型株は景気回復の前半でアウトパフォームすると言われている。今は景気回復の折り返しに来つつあるのでラッセル2000に採用されている銘柄の業績は良いと思うが、株価的にラッセル2000がマーケットをけん引するかと言われると、それはどうだろうね、と思う。
TTC トロ
ちょっと手掛かりに欠けるチャート。テーマ的には今の物色のテーマに沿っていると思う
IDXX アイデックス
新型コロナでペットブームあり業績いいと思う。
ABNB エアビー&ビー
経済再開関連で注目されている銘柄。割安とは僕は思わない。TTC トロ、IDXX アイデックス、ABNB エアビー&ビーの3社で悪いという銘柄はない
ビットコイン暴落、TSLA テスラ、COIN コインベースが下がり、ARK銘柄の巻き込まれるリスクは
そのリスクはあると思う
SPACの会計変更ルールについて
一言で言うとワラントをエクイティとして参入するか、Deptとして参入するかの判断。一つの銘柄についての判断が示されただけでSPAC全体としてそうなったということではないと思う。
その判断がSPACのマーケットが下げた理由ですらないと思う。
SPACがボロボロの理由は、SPACは通常ならIPOできないクソな会社がやる裏口上場。クソな手法がクソな結末になっただけ。驚くにあたらないこと。
それを断ったうえでSPACは全部だめ、という風には思わない。特別な事情でSPACでなければいけなかったセクターというか銘柄はある。
たとえば賭博関係。DKNG ドラフトキングス(スポーツベッティング)は職業、生業、ビジネスとして機関投資家からお金を集めづらかった。だからSPACという方法しかなかった。
宇宙。宇宙に関しても海のものとも山のものともつかない、当分利益なんかでないのでSPACに行かざるを得なかった。
ちゃんとした理由があってSPACを選んだなら僕は大目に見る。しかし、普通に過去のIPOの実績があるセクター(金融など)でSPAC上場を選ぶのは横着だと思う。
たとえばSOFI ソーファイという会社。箸にも棒にも掛からないクソな会社。チャマスのバカタレがSPACでIPOしたが、全然だめだと思う。
普通にIPOの実績がいくらでもあるセクターなのにSPACというチャラついた器を使う連中は、やってることは下の下。そういうのには手を出さないでください。
HPE ヒューレットパッカード
いいと思う今ちょうどブレイクアウトしたところ
LFUS リトルフューズ
これもチャート的に面白い感じになりつつある。
BYND ビヨンドミート
これはパス。全然あかん。
全然いい決算出せなくなってきているし、ビジネスもパートナーと組めなくなっている。ビジネスかなりおかしくなっているのでは、あんまりよくないと思う。よくわからないけれども。
AAPS デジタルタービン
ちょっと最近下がっているけれども業績的には非常にしっかりしている。悪くないと思う。僕なら決算を待つ。
MGMリゾーツ
去年シェアが0.7%→16%になったという意見
それは面白いかもしれない。カジノでMGMといえば非常にブランドネームある。いまでもスケールでいえばラスベガスで最大のカジノ(掛け金ベースではなくインフラストラクチャーのスケールにおいて)
彼らがオンラインで成功するというのは考えられないシナリオではない。
SQ スクエア
基本的には好きだが、直近はスクエアキャッシュへの依存度が高い。
今ロビンフッド現象とか終わりつつあり、仮想通貨ブームは下火になりつつある、ということでチャラチャラしたトレーディング系は下火になると思う。そういった局面ではいったんスクエアは利食いかも。まだ考え中。
LB エルブランズ
面白いアイデアと思う。下着が売れなくなって大きく躓いたが、その後どうなのか、消費者はビクトリアシークレットに戻ってきているのかね?多分そうじゃないと思う。やや人気先行なんじゃないかと思う。
ビクトリアシークレットPEファンドに売却
-それは良い戦略かも。もう一つのビジネスバス&ボディワークスの方が内容としてははるかにいいから。ただ、バス&ボディワークスの商品をディスプレイしていてシナジーがあったが、別会社に切り離すことでシナジーがなくなる心配はある。でもビクトリアシークレットはアンダーパフォームしているので切り離すというアイディアは僕は嫌いではない。
SFTW ブラックスカイ
たぶんきっちりとした数字を出してこれる会社のうちの一つ。
好きです。
軍需株で高い成長率は期待できない?という質問
そんなことないと思う。軍関係のビッグデータ。表計算で整理できないようなデータ。例えばアフガニスタンのテロリストのアジトの観察など。それはExcelのスプレッドシートに落とし込めないユニークなデータ。そういうものをビッグデータと呼び、すごく成長分野と呼ばれている。
たとえばPLTR パランティア(防衛関連コンサル)もブラックスカイと全く同じ分野。SNOW スノーフレーク。パランティアのデータのある部分はスノーフレークに保存されている。この辺の銘柄は全部芋づる式に連想ゲームでぞろぞろ出てくるセクター。ブラックスカイだけが低成長とは言えないと思う。
TSM 台湾セミコンダクター(NVDA エヌビディア NXPI NXPセミコンダクターについても言及)
いまはちょっと一休みしているが心配する必要ないんじゃないですか?
半導体不足と言っているが、TSMの半導体は不足していない。不足しているのは車載半導体とか、家電向け半導体とか、カッティングエッジではないラギングエッジの半導体が払底している。
TSM 台湾セミコンダクターはNVDA エヌビディアとか最先端の顧客に納品できるかが業績のほとんどを決定する。彼らにとって半導体不足になっている自動車向けとかはクソどうでもいいと思う。
不足を買いたいなら、たとえばNXPI NXPセミコンダクターなんかは売り上げに占める自動車比率が高い。こういう銘柄の方が向いていると思う。
WFC ウエルスファーゴ
決算発表のカンファレンスコールで増配について経営が語っていた。
いまはFRBから課せられている総量規制の為増配が出来ないが、いずれ総量規制が解除され、商売を増やすことが出来、儲かって、配当を出せるようになったら、今の配当利回り(0.9%)は他社に比べてショボい(シティグループは2.9%)ので、まずっそれを改善したいというメッセージがあった。
メッセージ。
BUD アンハイザー・ブッシュ
チャート的にはカップが出来ていて、目先は上っぽいチャート。
KHC クラフトハインツ
これもボトミングしているチャート。過去の高値まで戻るとは思わないが、目先上か下かと言われれば、目先は上だと思う。
BTCのETFはVIH バクト、SQ スクエアで決済に使用可能?
VIH バクトは無関係。
SQ スクエアのスクエアキャッシュは株トレもできるので、トレードできると思う。だけれどもビットコインETF承認はスクエアキャッシュにとってはネガティブな材料。
HOL,SFTW,VACO, CCIV,AGC
CCIV ルーシッドは心配している。ストーリーが先走っている。2年半か3年くらいはそもそも製品が出てこないと思う。そういつうストーリーは辛いと思う。
ZM ズームビデオ
1億ドルのアプリへの投資ファンドを作る発表について
ニュース確認できない、よくわかりません。
今年は3%上昇の見立て、今は強気ということは有る程度のところで逃げるということ?
秋のある時点(8,9,10,11月あたり)が非常に厳しい相場になると思っている。
VIH バクト
目先は材料ない局面。凌がないと仕方ない局面。この銘柄だけでなくSPAC全般に言える。
希望は持てないという話をしている。
アーク 今後の見通し
それほど心配していない。かなり下がったので。
ただ、ARKのファンドコンプレックスとは典型的にエキサイティングなテーマやストーリーを買うというもの。宇宙、ゲノム、フィンテック、そういうものばっかり。
最近投資をはじめた人は投資ってそういうものと勘違いしている。テーマを買うべきだ、と。でもそうじゃない。ほとんどの歴史の期間でテーマ、ストーリーがまんまとワークして儲かったときというのはほんのちょびっ、ちょびっ、ちょびっとした期間しかない。
それ以外の期間はどういう投資が成功したかというと、がっつり決算・がっつりファンダメンタルズ・がっつり金利・というものを手掛かりにして地味に投資したものが成果を生んでいる。テーマは結果を生み出していない。ストーリーは結果を生み出していない。
僕はそういったものに対して深い反省があります。そういったテーマ・ストーリーをでっちあげるのが僕の仕事だったから。テーマとかストーリーというのは豚に無理やり赤い口紅を塗って売り飛ばすとか、そういう事に他ならない。
テーマ株エキサイティングだから買いたいというのも投資の入り口としては良いと思うが、それは幼稚、初心者。僕はスゴく複雑な気持ちで、半分悲しい気持ちでロビンフッド現象とかSPACブームとかをずっと見てきた。なぜかというと「この映画の結末は悲劇なんだよねー」というのが自分には見えているから。
たとえばSPCE ヴァージン・ギャラクティックとか、宇宙旅行にこう!とかいう銘柄はどうだろうねー、という風に俺なんかは思っちゃうよね。そういう会社なんですよ、ARKという会社は。それはキャシーウッドのことをディスっているわけでもなく尊敬している。でも投資というものの本質はそういうもの。技術革新、イノベーションを推し進めようとしたら損したってかまわない、チャンスに賭けるんだ、というアグレッシブなマネーを必要とする。投資の世界ではアニマルスピリットという。アニマルスピリットが無いと技術革新は起こらない、イノベーションは起こらない、経済は前進しない。
日本みてください。なんで僕が日本経済をディスるかというと、アニマルスピリットを持った獰猛なマネーが少ないし、そういったものを活用する金融サービス面でのインフラストラクチャーが欠如している。たとえばVCとか。だから日本からは何も出てこない。金がないのだから。それは日本人が悪いと言っているのではない。日本人は優秀で、勉強もできるし資質としては恵まれている。だけれども道具立てとして日本経済の仕組みが冒険、失敗、チャレンジにフレンドリーに出来ているかというと全然フレンドリーに出来ていない。だから日本はダメだと言っている。
アメリカにはARKみたいなアグレッシブなファンド、キャシーのようなアグレッシブなマネージャーがいる。だから彼女は尊敬されている。だけどそこでふっと気づかなければならないのは、キャシー偉い、アグレッシブ、カッコいいからといってあなたが一生懸命稼いだ金を託すなら、それは博打なんだよ、博打。一般論としてARKを語るなら素晴らしいが、あなたのお金をリスクにさらして大丈夫ですか?という話をしている。
今なんでARKが儲からない、ロビンフッダーが、SPACが儲からなくなっているかというと、投資には人気、不人気のサイクルがある。アグレッシブなグロースストーリーが人気になる局面もある。アグレッシブなストーリーが人気になるのは大体世の中暗いときが多い。これ今すごく大事な話をしている。
去年新型コロナが蔓延してみんな家にこもりどこへも行けない、お金も使えない、自分の職があるかもわからない、お先真っ暗という状況があった。そのとき、僕は株を買いだと思った。なぜか。そこへしか余ったマネーが行くところがないから。世の中が不況で悲観が蔓延していて、成長が全然ない局面ではグロースストーリーは差し込んでくる一条の光。その光を求めてみんな光の方へ光の方へとなびいていく。だからARKがパフォーマンス良かった、TSLA テスラがパフォーマンス良かった。
だけど今、どうかというと、みんなワクチン注射を打って、免疫できた、遊びに行こう、と阿波踊りで、リア充しようとしているのに何が悲しくて株なんか買っているわけ?成長一つ見たって、石投げればEPS成長20%、25%成長している企業にあたる。成長は今レアではない。当たり前。その時に入バーグロースと言われる銘柄が50%成長と言う決算を出したとすると、投資家はどういったリアクションするかというと、「なんだ、お前の成長率たった50%なの?成長株っていうからにはもっと100%くらい成長しろよ」というように投資家が成長株を見る目が厳しくなっている。
経済の流れ、物色の流れ、株式市場での人気を味わえるように早くなってください。
GDRX グッドアールエックス
いまだんだん人々が街に出始め、新型コロナ以外の病気でもお医者さんにかかれるようになっている。GDRX グッドアールエックスにとってもプラスだが次の決算見てみないと本当にそうかはわからない。
マイニング需要で半導体上昇、今後バブル崩壊リスクは?
NVDA エヌビディアは心配するリスクあると思うがそれ以外は関係ないのでは?
BTC ビットコイン ショート戦略は
ショートしてもいいけど僕なら別にどうでもいい。もっと他にやりたいことがある。
ゲイリーゲンスラーがSEC就任、株式市場への影響
別にない。一番重要なのは金利。良い湯加減の金利水準。次に重要なのは企業業績。今ギャンギャンに良い。そういったものが我々が投資する環境の枠組み、フレームワークであって、枠組みが80~90%くらいの重要性を持つ。
ゲンスラーが就任とか、仮想通貨暴落とかそういうのはかすり傷程度というかクソどうでもいい材料じゃないでしょうか
DIS ウォルト・ディズニー・カンパニー
経済再開の恩恵を被る。
(ビヨンドミートとの比較での質問だったので)どちらを選ぶかと言われたら僕ならディズニーを選ぶ。
COIN コインベース
かなりきついと思う。業績的にもピークをつけたのでは。
今後の売り上げ高、利益ダウンになるのでは(ブームが一山超えると)
コインベース持っていると危ないかも。
別の質問 じっちゃまはCOINもってる?➡もってません
別の質問 損切りしたほうが良い?➡損切りだと思う。
LVS ラスベガスサンズ
経済再開で持ち直してくると思う。
DAL デルタ航空
いいと思うが海外旅行再開は当分先。いまは期待が先行していると思う。
MAR マリオット
DAL デルタ航空に比べるとリスクは低いと思うが、それでも100%本調子にはなれないと思う。
(コインベース、ラスベガスサンズ、デルタ航空、マリオットホテル)の銘柄は今一番買いたい銘柄では全然ない。
OKTA オクタ
PSRが40を越えてきたという指摘。
別にいいんじゃない。今チャートはカップを形成。294ドルまで行けばカップの右半分が完成。そこからちょっと揉んで上っぱなれしたらそこが起点になって新波動入り。お楽しみはこれからというチャート。ここで不安になるのは意味不。
四半期決算で確認するガイダンスはファクトベースではないのに重要な点検項目に値するのはなぜ?
ガイダンスとはその会社の財務部長が考える来期、そして、この先1年の見通し。それは財務部長1人の考えなのでご指摘の通り完ぺきではない。しかし問題なのはなぜ株価は動くのかということ。
株価はみんなの期待値が上がったり下がったりするから動く。つまり、期待値の上方/下方への訂正、考え方の修正が起こるきっかけを我々は一生懸命探している。財務部長がガイダンスを提示することを通じて「来期は上」と言ったらアナリストはどうすると思う?アナリストは自分の意見を修正することを迫られる。もちろん意見を変えないアナリストも多いと思うが、数字を直すアナリストの方がより多い。決算発表のときに必ずやってほしいことは決算発表でガイダンスが提示された後でヤフーファイナンスのアナリスト予想のページを見に行って、5日後、10日後、2週間後にコンセンサス予想が上がっているか、上がってないかを見比べてごらん。そしたらコンセンサス予想が下がっているときは株価も下がっている。コンセンサス予想がじりじりっと上がっているときは株価も上がっている。なぜガイダンスを見るか。コンセンサス予想が今後どうなるということを占うとき、ガイダンスがひとつの手がかりを提供するから。
銀行行のフィデューシアリーデューティについて
銀行の運用では?銀行にフィデューシアリーデューティはない。
たとえば企業の経営者は株主に義務を負う。ファンドマネージャーはお金を託されたら受益者に善管義務を負う。銀行業が金貸しをした場合それはフィデューシアリーデューティ―とは言わない。貸し倒れに対する自分のリスクの管理をしている。銀行は自分の会所で融資をしている。
同じ流れでいえば投資銀行のトレーディングルームでのトレーディングは他の人に対する責任ではなく、ポジショントレーダーは自分の会所でリスクを取っている。
フィデューシアリーデューティという言葉が当てはまる範囲内は狭く考えたほうが良い。大部分の銀行業は関係がない。
SPLK スプランク
ソフトウェアの会社いろいろある中ではやや劣後、時代遅れ、ビジネスモデルが古い、オワコンというか新鮮味に欠ける企業になりつつある。普通の会社になり下がっている。だから僕なら食指は動かない。
PINS ピンタレスト
一部のアナリストが警戒のコメントしている。実際そうかもしれないが決算確認したい。
DMYD
SPACのタイミングとしてディールが発表された直後は買われる。その後株主に合併承認を得る株主投票にかけるが、投票直前に株価が下がる。合併が成立した後はファンダメンタルズで出直ってくる。
DKNG ドラフトキングスが既にそういうサイクルを経験した。
SHOP ショッピファイ
基本的には長期ストーリーになれない理由は僕には思いつかない。しかし、ごく目先でいうとすごくすごくすごくつらい局面があると思う。なぜかというと前年比較の観点では去年は新型コロナで特需があった。SHOP ショッピファイもAMZN アマゾンも。去年の数字は素晴らしいがそれをされに超えて数字を出さなければならない、その部分が辛い。それを除けば長期でのストーリーは変わらないと思うが、足元では相当苦労すると思う。
RF リージョンズファイナンシャルグループ
いいと思う
CE セラニーズ,WHR ワールプールなど決算ガイダンス大きく上振れ銘柄が決算後大きく下がる現象について
シクリカルなビジネスだからでは?例えばCE セラニーズは化学。非常にシクリカルです。
WHR ワールプールは洗濯機とかの銘柄だけどこれも非常にシクリカル。
シクリカル株はそういう意味ではたち悪い。
AZEK アゼクカンパニー
長期保有できるかという質問。
わかりません、決算次第。でも足元の業績のアウトルックは良い。
ちなみに僕は長期保有できるかという質問が多いが、僕はその質問、嫌い。皆様にお願いしているのはある銘柄が長期保有すに足るかどうかは開くまでも決算による。ということ。悪い決算の会社は長期保有する意味ないと言っている。決算が良ければ売る理由ないのだから保有しておけばいい。それを何回も何回も繰り返していたら結果として長期保有になる。長期保有するかどうかはテメーが勝手に自分で硬く信じ込むタイプのものではない。それを誤解している人が多い。初心者ほどそういう間違いをする。ホドル、ガチホというのかな。長期投資にするんだーという固い決心が何かの鎧、何かの防具、何かのプロテクションのようにあなたを損から守ると勘違いしている人が後を絶たないが、それはあまりいい投資戦略じゃないと僕は思う。
EB イベントブライト
いい感じで戻ってきているが、この会社は自分の存在価値を証明していない。
経済が戻ってきて、ピシっ、ピシっといい決算が出せるか。注意して監視、監督したほうが良いと思う。過去においては決算取りこぼしばっかりだった。僕はストーリーとして経済再開でこの辺が買われるのはわかる。だけれどもイベントブライトが約束通りきちんとした決算を出せるかというとあまり信用していない。
ORCL オラクル
僕だったら買わない
IBM
僕だったら買わない
(オラクルと併せて)ダメな理由は数字が取っ散らかっている。シャキッとした決算ほとんど出せていない。嫌いな理由はそういう事。
ワクチンMrnaのBNTX バイオンテック買収される可能性は?
無いと思う。
BNTX バイオンテック
大幅上昇しているがいつまで持っていていいかという質問。
今は面白いように値が伸びているのでまだ持っていていいかもしれないがそろそろかもしれない。
なんだかんだ昔話していたときは40ドルくらいで、今170ドルを超えた、サプライズ要素は全然ないと思う。
ROOT ルート
この前の決算良くなかった。僕はパスする。
RKT ロケットカンパニーズ
次の決算苦しいかも。金利がものすごく動いて、住宅ローン借り換えのボリュームが干上がっているはず。決算発表にはくれぐれも気を付けたい。
JYNT ジョイント
面白いかも。小型株。
SBLK スターバルク
これから上望める?という質問
あるかもしれないが一番買いたい銘柄ではない。
チャート悪くないが。バラ積み船銘柄はたちが悪い。ハイテク株のようにずっと未来永劫に上がり続けるというものではない。強欲もほどほどに。
HOL,SFTW
今後は決算で判断?
合併が成立後はだんだん徐々にそうなる。
VTIを持っている。ドル安進行。いったんすべて売って円に換えることは?
馬鹿げている。いまVTIもって利が乗っているならそのままにしておけば。見ていて危なっかしいことは何もなく、ひたひた上がっている。しかも新高値を更新しようとしている。
為替(ドル円)は長期でいえばレンジ。僕は今年のある時点でドル円は100円を試す局面があるかもしれないが、これからドル安になるとは一言も言っていない。レンジの中の推移と言っている。
あまりにも先回りしてテメーのシナリオで絵をかいてあくせくトレードする投資態度を戒めるべき。今いい形で利が乗っているなら利が増えるがままに任せるのが一番いい投資ストラテジーだと思う。
慢心してない?自分の相場観を過信してない?あまり良くないと思う。
SPWR サンパワー
ある時点でソーラー株も買わなければいけないと思っているが、今のタイミングかどうか自信がない。
バイデン裕福層への増税を43%にするとか、仮想通貨に対する税率を80%にするとか抱負を語っているが、心配しなければいけないのは株式市場の暴落、仮想通貨の暴落ではない。
あの発言で心配しなくちゃならないのはひょっとするとインフラストラクチャー法案が通りづらくなるのじゃないかということ。どうしてか。アメリカの政治の話をすると、法案は小さくやるかメチャクチャ大きくやるか2つに1つしかない。インフラストラクチャー法案はデカくならざるを得ない。なぜかというと巻き込む金額が大きいから。デカい法案は議員の反対も多い。反対を抑えるには「すいません、うちの田舎ではこういう事が問題になっていて、大きな法案にこの一文をちょっと挿入していただければ法案の賛成に回ります」という具合に議員は動く。インフラストラクチャー法案は闇鍋のように大きな鍋がぐつぐつ煮えている中に、いろんな議員が個人的なアジェンダ、利害を放り込む。そうすると結果として出来合った法案(鍋)はBig and ugly。醜悪でどろどろごちゃごちゃして誰も読めないような何百ページもの法案になる。法案はそういうやり方で可決する。トランプ減税もそういった形の醜悪な法案だった。バイデンはインフラストラクチャー法案の一環として裕福勢への増税強化を言っている。それに対して反対を唱える議員がいる。下院は民主党が支配している。上院も民主党が支配しているが1票の差で過半数になっているに過ぎない。しかも通常の場合、国家予算に関係するようなインパクトある法案は上院で60票の賛成を必要とする。過半数の51票ではない。しかし予算に関しては1年に1回だけリコンシリエーションという形で特例を用いて、51%の賛成で法案を通すということが出来る。今年分は1.9兆ドルの景気刺激策でリコンシリエーションを使ってしまった。それに対し、上院はリコンシリエーションは2回、3回、4回使えるという意見を表明している人は居る。しかし普通に考えて法律というのはなぜ60%というスーパーマジョリティーを必要とすることが規定されているかというと、リコンシリエーションの連発は財政規律もなくなり、立法の規律もなくなる、だからリコンシリエーションは年1回だけと規定されている。今バイデンがやろうとしているのは何重の意味でもイレギュラーで、何重の意味においても無責任なことを言っている。第1に1年で2回目のリコンシリエーション。憲法上の観点から見て健全でないと心ある議員は思っている。何が起こるかというと、バイデンが最高税率43%、仮想通貨税率80%という風に打ち出し、実際に法案が動き出したら、民主党の中から、「わたし、反対に回ってもいいですか」という人が一人でも出たら廃案になる。増税のニュースはダウンディールでも何でもない。法案成立の可能性がバイデンの発言ですごく低くなったということ。インフラ株、グリーン株、ソーラーパネルに投資していた機関投資家はバイデンのニュースが流れた瞬間に「やってくれたな、とんでもねーな、これでインフラストラクチャーのストーリーは終わりだ」というあきらめが昨日一昨日株式市場に走った。
政治というのはそういうもの。今の段階でばたばた右往左往しないで。
トーマスシーベルとマークベニオフ
両方とも知っている。
トーマスシーベルは非常に尊敬されているというか名物というか、オラクルの初代営業部長。非常に数字に厳しい人。彼がいたのでオラクルという会社は伝統的に営業に強い会社になった。
ベニオフはオラクルの営業部から生まれてきたスター。シーベルの子分みたいなもの。
その後トーマスシーベルは独立してシーベルシステムズ問会社を立ち上げ、ベニオフは独立してセールスフォースという会社を立ち上げた。
シーベルが、シーベルシステムズを立ち上げたときはピッカピカ、最先端のCRMのソフトウェアの会社だった。
ベニオフがセールスフォースを立ち上げた時は、クラウドを通じてCRMのソフトウェアを提供するという形で、シーベルシステムズのライバルとして登場してきた。
昔のボスと子分がガツンとぶつかってバトルを繰り広げた。もちろん、セールスフォースが勝ったわけだけれども。
今はトーマスシーベルはAI シースリーエーアイという新しい会社でAIに取り組んでいる。AIというのは大企業を巻き込んで助走期間が長い投資にならざるを得ない。シースリーエーアイの大株主でクライアントはベイカーヒューズ(もともとGE ゼネラル・エレクトリックの一部門からスピンオフした)。
なんでベイカーヒューズのように有名じゃない会社がシースリーエーアイの株主かというと、GEがシーベルのパートナーだったから。シーベルは実業界のいろんなところに人脈を持っている。AIは既存のビジネスとの人脈が非常に重要になってくるタイプのビジネスだと思う。
どうしてかというとAIを動かすためにはセンサーとか、データ取得ポイントとかをたくさん取らないといけないから。例えば石油の探索で地中を掘るドリル。ロボットドリルについたセンサーが石油にぶち当たったとか、空を飛ぶジェットエンジンの羽が金属疲労で吹っ飛ぶのでは?とか、すべてセンサーがもたらす情報。s9どうしてかというとAIを動かすためにはセンサーとか、データ取得ポイントとかをたくさん取らないといけないから。例えば石油の探索で地中を掘るドリル。ロボットドリルについたセンサーが石油にぶち当たったとか、空を飛ぶジェットエンジンの羽が金属疲労で吹っ飛ぶのでは?とか、すべてセンサーがもたらす情報。
シースリーエーアイはそういう事をやっている会社。大上段に構えた大きな商談。普通のSaaSの会社の規模の10~50倍大きな商談をまとめている。普通のセールスマンには出来ない。だからトーマスシーベルがやっている。
サテライトの位置づけでVTIに加え、セクターETF入れるにはどのセクターがいい?
コア・サテライト戦略に基づいた質問だと思います。
あなたの考えは、フィナンシャルアドバイザー(FA)のアプローチに近い。こういうアプローチもあるし、否定はしない。僕は好きなやり方ではない。こういうアプローチがあることは知っているし、それなりにリスペクトしています。
実際にフィナンシャルアドバイザーはどう考えるかを説明します。(僕の考えじゃない)
セクターETFを入れることでVTIをアウトパフォームしたいとFAが考えるなら、一番アンダーパフォームしているセクターを2つ組み入れると思う。それはリバランスという概念がそういう概念だから。
リバランスというのは一番パフォーマンスが良かった銘柄やセクターを売って標準比率に戻し、売ったお金でアンダーパフォームしているセクターにこんもり盛る。これがアメリカのFAがやっている基本。そうすることによりポートフォリオのパフォーマンスの凸凹をなるべくスムースにする。
それをやると瞬発力のあるアウトパフォーマンスのアップサイドは取り逃す。しかし、アウトパフォーマンスしているセクターがズドーンと落ちることからは身を守ることはできる。最近でいうとロビンフッド、SPAC、仮想通貨など。急騰したセクターがストーンと下がるのから身を守る使い方。
そういう事を言っているのかとこの質問を見て思った。
HMHC ホートン・ミフリン・ハーコート
上値あるかもしれないが今までの上げピッチがきつかったので僕だったらそろそろ利食いするかも。利食い圏と思う。
ブラジルレアルなど新興国通貨
新興国通貨の投資で気を付けなければならないのは、アメリカの金利上昇やドルが強くなりかかっているとき売られやすい。
いま$は安定しているのでリスクは大きくないと思う。過去の新興国へのマネーの流入、流出というフローで見てもオーバーヒートしているようには感じない。ブラジルレアルなんかも可もなく不可もなくかと感じている。
70代の両親、現金比率高いが
VTI,債券でいいかという質問
いいと思う。その2つを50%ずつくらいでいいのでは
トヨタEV本格参入、水素エンジン量産化目指すニュース興味ありませんか?
全然ない
TSLA テスラ ベルリン工場立ち上げ遅延
月曜日決算発表なので決算を見て。良ければ買い。悪ければ売り。
株価はもう伸びない?という質問
ーそうとも限らない。この前発表の納車台数は予想をかなり上回った。今週決算発表で今回の決算発表はものすごく注目されていると思う。中身が良ければ買う。
GAFA 売るときは?
決算しくじったとき。
BTC 目先したと考える理由は?
COIN コインベース上場という大きなイベントが終わった。Buy on dream Sell on reality(理想買い、現実売り)ということ。コインベースのIPOは起こったことなので材料出尽くし。
期待としてはコインベースのIPOで仮想通貨への庶民の関心が一層喚起され、新しい需要が爆発するのではというものがあった。だけれども実際アメリカのメディアでコインベースのIPOは全然話題になっていない。更なりもう一段高というのはない。今後の流れはバイデンの仮想通貨税金強化とかそんな材料しかない。そうであればなぜ仮想通貨に強気になるわけ?
テメーの都合でテメーの予定とか立てないでください。予定は未定なんだよ。予定は常に変更すべきなんだよ。現実のリアリティとしてコインベースは上場した後で株価が下がっている。ブーム終わったと判断するのが自然。君子豹変するで考えを切り替えないと投資なんか成功しないと思う。
グロースに対して強気の姿勢は変わりない?
変わりないです。
ZI ズームインフォ
いいと思う。この前の決算も良かった。次の決算がどうなるかは分からない。
でも、好きです、いいと思います。
NFLX ネットフリックス
決算悪かった。箸にも棒にも掛からない悪い決算。新規加入者数全然増えていなかった。
下半期になるとエキサイティングな新番組が出てくるので半年後という話をしていたと思う。
配当が欲しい場合
個別よりETFの方がいいのかという質問。
高配当ETFでもいいと思うし、T AT&TやXOM エクソンモービルとかでもいいと思う。
安定して配当を出せている個別株か、個別株リスクが嫌なら高配当ETFにしてください。
AMCが再び盛り上がっている
クソどうでもいい。銭失いの情弱個人投資家が乗っているだけでしょ(ロビンフッド関連銘柄です)
OKTA オクタの領域にMSFT マイクロソフトが参入してくることは
既にMSFT マイクロソフトは居る。
そもそもセキュリティはプラットフォームニュートラルである必要がある。マイクロソフト派かアップル派かに関係なくすべてに統一されたセキュリティを提供しなければならない。
マイクロソフトのセキュリティソリューションは意味をなさないと僕は思う。OKTA オクタが重宝するのはプラットフォームニュートラルだから。
GS ゴールドマンサックス
PER8倍だから買い?という質問
金融株はPER安いのでPER自体は関係ない。見てもいない。僕は。
KLIC クーリック&ソファ
いい会社だと思う。
UCTT ウルトラクリーン
ニッチ。良いんじゃない。この辺は
TLS
知りません。
RILY Bライリー
嫌い。僕だったら投資しない。
SRET グローバルX スーパーディビィデンド
チャート的には手掛かりがない。右肩上がりなので持っていればいいのでは。
SKLZ スキルズ
この前の決算良くなかった。僕だったらパス
DELL デルテクノロジーズ
VMWスピンオフされるということについて。
特に意見ない。背後にシルバーレイクパートナーズがかかわっていて、シルバーレイクはVMウェアをひっつけたり、はなしたり、そういうファイナンシャルエンジニアリングをごちゃごちゃやるのが大好き。僕としてはあまり感心しないけれど、シルバーレイクは老獪な連中だから彼らなりに考えがあってそういう事やっているんだろうね。
反トラスト法の投資リスク GOOG,巨大テック企業など
無視していいと思う。
リコンシリエーション1回/年
1会計年度ごとかという質問
知りません。でも1年に1回だと思う。今バイデン政権がインフラ法案を通そうとしていることは馬鹿げていると思う、滑稽だと思う、あれはアメリカの憲法に対する冒涜だと思う。
そういう風に世間から思われていてもバイデンを信じるという情弱の人はバイデンを信じればいい。でも僕はインフラストラクチャー法案が今年成立する可能性はゼロだと思う。笑いがこぼれるよね。はっきり言って。
SWKS スカイワークスがSLABのインフラ自動車部門買収
それは買収したのかもしれない。それ自体は驚くに値しない。
なぜかというと半導体は統合すればするほど価値を生みやすいから。
システムオンザチップという発想がそう。それに限らず隣接する特技、機能があるなら引っ付けた方が新しい価値を生みやすい。
例えばAVGO ブロードコムという銘柄があるが、そういう価値観に基づく企業戦略をずーっと展開してきた企業。
あれはシルバーレイクパートナーズの連中がそういう事を画策してやっているんだけどね。そういうのと同じ発想だと思う。
YETI イエティ
好きです。
FOXF フォックスファクトリー
マウンテンバイクの部品のメーカーか。良いかもしんない。良い。面白い。目の付け所いい。
AI シースリーエーアイ
決算後の仕込みでも遅くない
今回の決算かなりいいかも。ベイカーヒューズの決算でデジタルソリューションの売り上げがかなり戻っているというコメントがあった。前回思い切りブレーキを踏むよう注意喚起したのはベイカーヒューズの決算発表でデジタルソリューションの売り上げがボロボロだった。ベイカーヒューズのデジタルソリューションの中身は何なのかというと、AI。だからシースリーエーアイも気を付けてと言っている。
今回は前回とまるっきり逆でベイカーヒューズのデジタルソリューションの売上高は好調だった。シースリーエーアイも思わぬアップサイドサプライズが出るかも。
U
決算後の仕込みでも遅くない
投資銀行にも接待はある
あります。
気を付けてきたことは?
接待した分は取り返すということ。ただで飲み食いさせない。
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