米国株や米国経済について関心を払う場合、経済ニュースの確認、振り返りを行う必要があると思います。重要な経済指標を把握しておくことで世の中の大きな流れがつかめたり、投資のヒントになることもあります。
サクッと動画でも見れます。
【米国株】経済カレンダー investing.com を使用した調べ方 PC/スマホともOKです。
investing.comの経済指標カレンダーは発表からすぐの反映で、日本語で記載してあるために非常に使いやすくわかりやすいです。
経済指標はいつ発表される?どんな指標がある?調べ方る方法を解説します
「investing.com」と検索。日本語で記載のある日本版をクリック。
※日本版でなくても見られますが、日本時間に変換されているのでこちらの方が便利かと思います。
ツール>カレンダー>経済指標カレンダーをクリック
見たい期間のタブをクリック。
該当期間の時間ごとの発表内容が出てくる。
時間:発表の時間が日本時間になって出ている
通貨:どこの国の出来事か。
重要性:★が多いほど重要度が高い
経済指標:発表される経済指標の名称
結果:発表された結果(発表前は記載なし)
予想:現在予想されている数値(予想なしの指標も多数)
前回:前回の数値
特定の国だけを見たいときは「フィルター」もかけられます。
アメリカの雇用者数や原油在庫など重要な推移を過去にさかのぼって一覧で見られる
investing.comでは過去のデータを一覧性をもってすぐに調べられることが特に良いです。
対象の経済指標の文字のリンクをクリック
グラフや、過去データが一覧表示される。
調べ方については以上ですが、一般的に重要な経済指標、特に話題性が高いものをいくつか記載します。
毎週発表される経済指標
毎週発表される重要なものでは以下のようなものがあります
原油在庫量: 水曜日
米国の企業が在庫として保有する商業用原油量を週間で測定。
在庫の増加=需要の低迷=原油価格の売り材料
在庫の減少=需要の増加=価格の買い材料
と解釈される
失業保険申請数: 木曜日
失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数
毎月発表される経済指標
毎月発表されるものでは以下のようなものがあります。重要なものに絞っています
ISM製造業購買担当者景気指数 第1営業日
発表タイミング:毎月第1営業日
発表対象:前月
製造業における景況感を示す指標。400以上の企業の購買担当者へのアンケート結果。50を下回ると景気後退、50を上回ると景気拡大を示す。
ISM非製造業購買担当者景気指数 第3営業日
発表タイミング:毎月第3営業日
発表対象:前月
非製造業における景況感を示す指標。370以上の企業の購買担当者にアンケート調査結果。
50を上回ると、景気拡大を表わすが、50を下回ると景気後退を示す。
非農業部門雇用者数 第1金曜日
発表タイミング:毎月第1金曜日
発表対象:前月
農業を除く分野で前月の間に雇用された人数の増減を測定する指標。
失業率 第1金曜日
発表タイミング:毎月第1金曜日
発表対象:前月
労働力人口に占める失業者の割合。
小売売上高: 月中ごろ(15日頃)
発表タイミング:毎月15日前後
発表対象:前月
米国の様々な規模の小売店の売上を月毎に測定する指標。個人消費がGDPの約2/3を占める米国において重要な指標。
中古住宅販売戸数: 20日頃
発表タイミング:毎月20日前後
発表対象:前月
前月に販売された中古住宅戸数。
米国の中古住宅市場は新築市場より規模が大きく、住宅市場の景気を測る上で重要視されている。
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