半導体製造装置のラムリサーチが2021年3月期の決算を発表しました。
先日発表のオランダの半導体ASMLの決算もよく、ラムリサーチの決算も良かったです。
この記事は情報の整理を目的として書いています。
LRCX ラムリサーチ2021年 3月期決算サクッとまとめ
2020年の半導体製造装置の売り上げではアプライドマテリアルズ、ASMLに次ぐ第3位に位置します。
4位が日本の東京エレクトロンですが2020年に追い越しました。
ラムリサーチ3月期決算 EPS○、売上○、EPSガイダンス&売上○
LRCX ラムリサーチ 半導体製造装置
2021年3月期決算
○EPS予想6.6ドル 結果7.41ドル
○売上予想36.9億ドル 結果38.4億ドル(+11%)
ガイダンス
○EPS予想6.74ドル 新ガイダンス$7.50 +/- 0.50ドル
○売上予想36.8億ドル 新ガイダンス40億ドル +/-2.5億ドル
データ参照1
QDec20 Earnings Slides (lamresearch.com)
データ参照2
e4b0b26a-16b8-4390-a516-168717bcee89 (lamresearch.com)
1-3月の実績は以下で売り上げは前年同期+11%でした。
以下のyahoo finance のアナリストの平均予想と比較しました
セグメント別・国別の売り上げ
NVNの成長率は2018年時点で2024年までのCAGR104%増(約2倍成長の予測)、を以下記事に書かれていました。
MRAMの市場規模、2024年には2018年の40倍へと急伸 ~「MRAM開発者デー2019」レポート – PC Watch (impress.co.jp)
しかし、この決算を眺めていると、既に1Q時点でラムリサーチのNVMセグメントの売り上げが約18億ドル強、決算資料でも年の後半に売上が伸びると書いてあったことから、予想よりはるかに速いペースでNVMは成長していることが分かります。
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